2007年06月11日

カナダGPファイナル

北米2連戦で波乱が起こって欲しい、しかも、風雨や気温。
他チームの脱落などでの波乱ではなく正々堂々の波乱が、起こって欲しい。

私は公式予選の締め括りでこう書きました。
そして、それは現実のものとしてスーパーアグリF1チームに起こったのです!
スーパーアグリはカナダGP決勝で佐藤琢磨が6位入賞を果たしました。
アンソニー・デビッドソンも完走台数12台という大混戦の中で、11位完走を果たしました。

なかでも佐藤琢磨は32周目あのフェラーリのキミをコース上で、オーバーテイクするという素晴らしい走りを見せた上、68周目昨年のチャンピオンであるアロンソ(マクラーレン)を、スリップに入ってコーナーのブレーキングでオーバーテイクするという、教科書のような走りを日本の、否、世界のF1ファンに見せてくれたのです。

いきなり、6位の話なのではありません。
近年にない気分の良いコース上でのオーバーテイクというものを見せてくれた感激に酔いしれる事ができた。
と、言う話がしたかったのであります。

佐藤琢磨の記事は別途特集して書きたいと思いますので、
今日は淡々とヨーロッパ人の目線でファイナルをいつもどおりレポートしていきたいと思います。

カナダGPファイナルは公園を70周の周回するバトルです。
スタートから、今回のレースは波乱含みでした。

予選からピットスタートが決まっていたスパイカーのアルバース。
これ自身今季初となるピットスタートでした。
その上、ブラックアウト直前に黄旗が振られました。
ホンダのバトンでした。スタートができなかった人を残したままレースが続行されたのも、今季初の事です。

そして2位からスタートした、チャンピオンのアロンソ(マクラーレン)は1コーナーを飛び出し、ハイドフェルドに抜かれてしまい、マクラーレン1−2体制が早くも崩れてしまいます。

ハミルトンはオープニングラップから一人で異次元の速さを、見せつけ、ファステストラップを次々と更新して行きます。

ハミルトンが最初のピットインをした、22周目に、スパイカーのスーティルが、壁にクラッシュ、今季初めてのセーフティーカーが、出る事になります。

そして、このあと都合4回もセーフティーカーが出動すると誰が予測できたでしょうか?これが、今回のレースの明暗を分けるのです。

25周目、ティフォジにとって、悪夢が訪れます。
マッサとフィジケラ(ルノー)に黒旗が振られます!
何だ?と、思いましたら、ピットレーン出口の赤信号無視ということで、当然ながら今季初の”失格”処分になります。

そんな事とは露知らず、混乱する画面に釘づけになっていた、27周目。クビカ(BMW)がトゥルーリ(トヨタ)と接触し4回転ぐらいしたでしょうか、近年稀に見る大事故を起こしました。
正直、最悪の事まで考えさせるような、大事故でした。

しかし、本人は骨折はあったものの、命には別状がないという事で、F1関係者すべてがホッと肩をなで下ろしました。(第一報の骨折も実際はひねったぐらいだったようです。)

50周目にはアルバース(スパイカー)が、57周目にはリウッツィ(トロロッソ)が壁にヒットしてセーフティーカーがついに4回出ました。

そして68周目に佐藤琢磨がチャンピオンを抜くという偉業を成し遂げてレースは終りました。

この文章にいかに”今季初”が多いことか、そしていかにハミルトンという名前が出て来ないことか・・・。

そしてルーキーにしてチャンピオンになった人はいないということです。
今年のルーキーは今回の優勝で、チャンピオンシップポイントのリーダーとなりました。48ポイントです。
2位が昨年のチャンピオンで同じチームの同僚で、40ポイント。
3位が離されていますが、ティフォジの期待を担う33ポイント。
4位はチャンピオンシップ争いが、厳しくなって来た27ポイント。

canada.jpg
f1-Live.com

このレースは完走12台という大混戦となりました。
そもそもこのレポートの長さが今季の大混戦を表現していると言えるのではないでしょうか?

次は北米2連戦、高速サーキット2ラウンド目です。
インディのバンクコーナー〜ストレート最高速度356.6km/hフェラーリは過去5年間勝ち続けています。

お互いのスリップに入って、最高速を出した事もありました。

出走チームがたったの4チームで大ブーイングの中レースをした事もありました。

73周目の最終コーナーを過ぎて1位と2位が入れ替わり、”チームオーダー”という流行語大賞をもらった事もありました。

フェラーリにとってはとてもいわく付きのコースです。
フェラーリファンが多い、アメリカ人の心を引き止める事が、今年はできるのでしょうか?

アメリカ人は良くも悪しくも自分の贔屓チームが脱落するとさっさとサーキットを後にしてしまう傾向があります。

チャンピオンシップ争いで脱落寸前なフィンランド人と、ここ一番だったのに最悪のブラックフラッグを頂戴したティフォジ期待のブラジル人は復活を遂げてくれるのか、大変、期待するところです。

イタリアのタブロイド誌のような論調になって来たので、お後がよろしいようで・・・。
チャカ♪、チャンリン♪、チャンリン♪デンデン・・・♪(落語調に…)
posted by ティフォジ at 00:00| F1第6戦 カナダ グランプリ 6/10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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