2007年09月30日

日本GPファイナルT

第15戦日本GPは、決勝をむかえました。
セッション開始直前のコンディションは、気温17℃、路面温度22℃、天候は雨です。

雨量は多く、コースを水が流れているような状況でした。レースはセーフティーカースタートとなりました。

SaftyCar0930GP.jpg
GPupdate"Safty Car"

SC先導はしばらく続きます。そんな中フェラーリ陣が動きます。4周目、マッサとライコネンが続けてピットイン。エクストリームウェットタイヤを装着して隊列の最後尾につく事になってしまいました。

のちにライコネンは”FIAからフルウェットと言われタイヤ交換を余儀なくされた”と、言っていました。

ドライバーたちは無線で、アクアプレーニング現象が所々で起こっているようで、もしこの天気が続くようなら1976年の富士の再現になりかねないと言って来ました。

各車前がまったく見えない状況のようで、琢磨が前を走るトヨタに接触しそうになっています。前車の後ろを走るとウォータースクリーンで前が見えないため、ラインを外して走るクルマも多いです。

15周目、ライコネンがピットイン。この後もこの状況が続けばのこり40周ほどでレースが終わるため、ここで燃料を積んで最後まで走り切る(ワンストップ)作戦をとるチームが出てきています。

この後路面が乾いてくるようなことがもしあれば、タイヤ交換のためのピットストップが必要となってくるため、天気をうまく読んだチームが勝つことになります。

各チーム、お天気レーダーにしがみついて雲の動きを必死で読んでいます。

Rain930GP.jpg
GPupdate"Rain Race"

16周目、マッサもピットに入り給油。フェラーリは失うものが何もないので、どんどん動きます。マクラーレンはまだ動きません。

マッサに審議の情報が入りました。スピンをした際に、他のクルマを抜いて元の位置に戻ったことが原因です。18周目に結局、マッサにドライブスルーペナルティが課せられました。

19周目、バリチェロ、佐藤、トゥルーリがピットイン。リウッツィが1分33秒台のタイムで全車を追い抜き隊列の最後に戻りました。

20周目、セーフティーカーのランプが消え、レースリスタート!

後方のチーム、1コーナーでブルツとマッサが接触しました。ブルツはフロントウィングを落としてクルマを降りました。スピンしたブルツがマッサに突っ込んだようです。

21周目、リスタートの混乱が開けた時点での順位は、1位ハミルトン、2位アロンソ、3位ベッテル、4位ウェバー、5位バトン、6位フィジケラ、7位コバライネン、8位クビサ、9位クルサード、10位ハイドフェルド、11位スーティル、12位シューマッハ、13位デビッドソン、14位ライコネン、15位山本左近、16位リウッツィ、17位ロズベルグ、18位佐藤琢磨、19位バリチェロ、20位トゥルーリ、21位マッサ。ブルツはリタイヤ。

21周目、マッサがドライブスルーペナルティを消化。

25周目、ライコネンがシューマッハをオーバーテイクしました。これでライコネンは11番手。

マクラーレンは依然、安定しています。アロンソが1分28秒512のファステストラップを出しました。まだスタンダードウェットタイヤを使うのは難しいでしょうか?

アロンソがピットイン。この間にハミルトンが1分28秒193のファステストラップ。

29周目、ハミルトンがピットイン。アロンソはミスで8位まで後退しました。そして、なんとベッテルがトップ!雨が起こした奇跡と言えるでしょう!

ハイドフェルドがアロンソをオーバーテイクしました!アロンソのペースは伸びません、ハイドフェルドにどんどん離されて行きます。

アロンソがスピン。ハミルトンもフィジケラとクルサードにかわされ、7位に後退しました。前周にクビサと接触したことが原因でしょうか?

バトンがトゥルーリをオーバーテイクし、19位に。

アロンソのマシンはかなりのダメージを受けている様子がスクリーンに映し出されました。先ほどからペースが上がらないのはこれが原因だと思われます。

クビサにドライブスルーペナルティの表示。先ほど、ハミルトンと接触したことが原因。

41周目、ライコネンがまたピットイン。これでポイント獲得が難しくなり、チャンピオンシップ争いからの脱落が厳しくなりました。クビサはドライブスルーペナルティ。

アロンソがストップ!ヘアピンでクラッシュした模様。パーツが飛び散り、マシンからは煙が出ている。一方、ハミルトンはトップを走行中。

ここでセーフティーカーが再び導入されました。次々と各チームがピットインします。

ウェバーとベッテルが接触リタイヤ。ライコネンはポイント圏内に繰り上がりました。

46周目現在、1位ハミルトン、2位コバライネン、3位マッサ、4位クルサード、5位フィジケラ、6位ハイドフェルド、7位ライコネン、8位バリチェロ、9位クビサ、10位シューマッハ、11位山本左近、12位ロズベルグ、13位バトン、14位トゥルーリ、15位リウッツィ、16位スーティル、17位デビッドソン、18位佐藤琢磨

McLaren930GP.jpg
GPupdate"McLaren"

ベッテルが、ガレージの壁に腕と顔を押し付けて泣いている様子が映し出されました。悔しかったんでしょう。

48周目、レースリスタート。

シューマッハが3回目のピットイン。そのままリタイヤ。

デビッドソンがホームストレート上でリタイヤ。

57周目、ライコネンがクルサードをオーバーテイク!これで4位に上がりました。

今日はここまでのレポートにします。
まだまだ波乱の最後は明日レポートします。
posted by ティフォジ at 21:14| F1第15戦 日本 グランプリ 9/30 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

日本GP公式予選

午前中のフリー走行は、雨と霧のため開始が30分遅延されました。その後、わずか4分半の走行をしたのみで赤旗中断、そしてそのまま中止となってしまいました。

fuji0929gp.jpg
GPupdate"FuijiSpeedWay"

公式予選Q1です。セッション開始直前のコンディションは、気温14℃、路面温度21℃でした。

雨が上がりました。14時にセッションが開始されました。

スーパーアグリの佐藤琢磨がインターミディエットタイヤで飛び出して行きました。僚友のデビッドソンはエクストリームタイヤです。

次々とタイムが更新されていきます。そんな中、マクラーレンのハミルトンが18位と雨に弱いのか?と思わせるところでしたが、さすがにポイントリーダーは強い、最後にはキチンとトップ4に入って来ました。

セッションの最後、ラルフが山本左近と接触してクラッシュ!山本をラルフがパスしようとした際に接触したものと思われます。ラルフはこの時点で14番手でしたのでQ2に残りましたが、Q2はもうダメでしょう。

上位陣の結果は1位マッサ、2位アロンソ、3位ライコネン、4位ハミルトン、5位ウェバー、6位ハイドフェルド、7位ビッテル、8位クビサでした。

Q1ノックアウト者
17位バリチェロ(ホンダ)
18位ブルツ(ウィリアムズ)
19位デビッドソン(スーパーアグリ)
20位スーティル(スパイカー)
21位佐藤琢磨(スーパーアグリ)
22位山本左近(スパイカー)

yamamoto29gp.jpg
GPupdate"Sakon Yamamoto"

Q2は本当の1発を見るセッションですが、ここのコースはフューエルエフェクトの小さいコースなのであまり関係ないかもしれません。

Q2、1番に飛び出して行ったのは、トヨタのヤルノでした。タイヤはエクストリームに戻していました。

セッションが進んでも、やはり、フェラーリはマクラーレンをノックアウトできません。

Q2上位陣の結果は、1位ハミルトン、2位アロンソ、3位ライコネン、4位マッサ、5位ハイドフェルド、6位バトン、7位クビサ、8位ウェバーでした。

バトンが6位(Q3)に残りました!大殊勲です。
ベッテルが10位という結果もよくやったところでしょう。

Q2ノックアウト者
11位フィジケラ(ルノー)
12位コバライネン(ルノー)
13位クルサード(レッドブル)
14位トゥルーリ(トヨタ)
15位リウッツィ(トロロッソ)
16位シューマッハ(トヨタ)

いよいよ決戦。Q3セッション開始直前のコンディションは、気温14℃、路面温度20℃でした。

各チームが燃料をどのくらい積むのか?(=明日の天気をどう読むのか?)が見えて来るでしょう。

一番に飛び出したのはアロンソ。続々とほぼ全員がコース上へ。ライコネンがなかなかタイムが出せないのでイラつきましたが、そんなところで2位に飛び込んできました。

バトンは7位。2回アタックするも、それ以上は出せず。ホンダの実力はここまででしょうか?それでもこの結果はご立派です。

最後ロスタイムにライコネンがアタックするも2位のまま。次に飛び込んできたのが、ハミルトン!さすがです。パルクフェルメに止めて下車したとたんにアンソニー・ハミルトンさん(お父さん)と抱き合って喜びました。

トップ10
1位ハミルトン(マクラーレン)1'25"368
2位アロンソ(マクラーレン)1'25"438
3位ライコネン(フェラーリ)1'25"516
4位マッサ(フェラーリ)1'25"765
5位ハイドフェルド(BMW)1'26"505
6位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'26"728
7位バトン(ホンダ)1'26"913
8位ウェバー(レッドブル)1'26"914
9位ベッテル(トロロッソ)1'26"973
10位クビサ(BMW)1'27"225

予選直後のトップ3インタビュー
ハミルトン
「初めてのウェットでチームはよくやってくれた。最後のラップはいいラップだった。最後のコーナーで少しミスしたけど、ピットウォールを見て”やった!”と思ったよ。明日はドライになっても気にしない。とてもリラックスしている。タイム的には接近戦だが、ファーストコーナーを制すればOKでしょう。」

アロンソ
「すべて順調に行って、満足している。スパで”フジはマクラーレンが強い”と言われていたが、関係ない。ドライ、ウェットも関係ない。」

ライコネン
「悪くなかった。午前中のギアトラブルの調整も明日までにできると思う。路面が最後、金曜日に近くなっていたので良かった。」

toyota0929gp.jpg
GPupdate"TOYOTA F1 TEAM"



マクラーレンの二人はドライ、ウェット関係ないと言っていますが、ライコネンは特別言いませんでした。これはマクラーレンが安定していることを象徴しています。

フューエルエフェクトが以外に出ていそうな事がわかりました。
ロズベルグはエンジン交換をしたので10グリッド降格です。
日本勢ではホンダのバトンが頑張りました!明日の走りに期待です。
琢磨、左近は昨日の出だしで走れなかったのをそのまま引きずってしまったと思われます。
フリー走行のわりにトヨタが苦戦しました。頑張ってほしいです。

明日のホンダ、バトンに期待ですね。
それでは恒例の「フォルツァ!フェラーリ!」
posted by ティフォジ at 18:32| F1第15戦 日本 グランプリ 9/30 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月28日

日本GPフリー走行

いよいよフリー走行1回目が10時から始まりました。お天気は晴れ。セッション開始時の気温は24℃、路面温度40℃でした。

トップに立ったのは1分19秒119をマークしたフェラーリのキミ・ライコネンでした。これにフェリペ・マッサが19秒498で2位でした。

ferrari0928gp.jpg
GPupdate"Ferrari"

注目のマクラーレン勢はフェルナンド・アロンソが3番手で、タイムは19秒667。ルイス・ハミルトンは19秒807で4番手でした。

やはりトップ4は変わらずで、ともあれ初開催の富士スピードウェイはフェラーリの1−2でした。

日本勢はホンダのジェンソン・バトンが19位、ルーベンス・バリチェロは11位でした。
トヨタはヤルノ・トゥルーリが8位、ラルフ・シューマッハは15位でした。
またスーパーアグリは、佐藤琢磨が17位、アンソニー・デビッドソンは10位でした。琢磨には何らかのトラブルが発生した模様で、セッション開始から1時間ほどはタイムアタックを行っていませんでした。

スパイカーの山本左近は22位。左近はセッション中盤にギアボックスのトラブルが発生し、コース脇にマシンを止め、マシンを降りました。たった、17周しかできませんでした。一方で、チームメートのエイドリアン・スーティルは9位につけました。

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GPupdate"FujiSpeedWay"

フリー走行2回目は14時から始まりました。

現地の天候は晴れ。気温25℃、路面温度39℃のドライで始まりました。
2回目のセッションは、マクラーレンのハミルトンが1分18秒734でトップタイムを出しました。チームメイトのアロンソが2番手に続き、マクラーレンが逆襲の1−2態勢を敷きました。アロンソのタイムは18秒948でした。

3位はフェラーリのマッサで19秒483。4位にはなんと日本勢母国グランプリのトヨタ!トゥルーリが19秒711を出しました。フリー走行1回目でトップだったフェラーリのライコネンは、5位に沈みました。

トヨタのチームメイト、シューマッハは、9位でした。
ホンダはバトンが14位、バリチェロは17位でした。
スーパーアグリはデビッドソンが20位、佐藤琢磨は22位でした。
スパイカーの山本左近は21位でした。

2回目にあわやというシーンがありました。山本左近がスピンしてコースオフし、コースに戻ろうとした瞬間ホンダ、バリチェロがアタック中で接触!左近のフロントウイングをかすめて行きました。後で二人は話し合い、お互いに見えずらい位置だったと和解したそうです。

もし、大事故になっていたら、日本勢の2人が早くも抜けるということになっていたかもしれません。

セッション終了後のブリーフィングで、ドライバー達から”第17コーナーがタイトだ”という意見が多く出たそうです。17コーナーというものは存在せず、ピット入り口の事をもじって言ったようです。

ここは最終コーナーから時速280kmぐらいまで出た所にピット入り口があり、フルブレーキングし、タイトなコースをピットまで行かなければいけません。FIAが決勝までには何らかの対応を迫られるかもしれません。

初走行の全体的な感想としては(ドライバーではありませんが)タイヤに優しいコースで、むしろ優しすぎてタイヤに熱が入りずらいということも見えて来ました。

free0928f1.jpg
F1-Live.com"Mclaren"

それよりも明日の予選は晴れますが、日曜の決勝は雨の予報も出ており、レイン仕様のダウンフォースにするのか、勝負の分かれ目になって来るかもしれません。

今日も夕方、パラパラと雨が来ました。明日の予選で各チームの雨対策作戦も多少見えて来るでしょうが、それも楽しみです。

最後にいつもの”フォルツァ!フェラーリ!”
でもマクラーレン強そうだなぁ〜・・・。
posted by ティフォジ at 22:19| F1第15戦 日本 グランプリ 9/30 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

富士スピードウェイにやってきた!

コース全長:4.563km
周回数:67周
所在地:静岡県の富士山麓に広がる1.5kmのストレート
を有する高速コース

31年前、1976年にF1−RACE in Japan
という名称で開催されました。これは日本グランプリが当時、既にあったからだそうです。

今日はその富士SWにやって来た、日本勢ドライバーの直前インタビューをお送りします。

まずはホンダを代表してバリチェロからです。
ルーベンス・バリチェロ
「ホンダ移籍後2年目の日本でのレースが今から本当に楽しみだ。日本GPは大好きなイベントで、特に2003年の鈴鹿は、ポールポジションから勝利を飾ることができ、忘れられないグランプリだ。去年、初めてホンダドライバーとして鈴鹿を走って、多くの応援と歓声をもらい、素晴らしい経験を味わうことができた。

今年から舞台は富士スピードウェイに移るが、実は僕は1991年のF3レースで、ここを走ったことがあるんだ。でもそれ以来、サーキットはすっかり変わってしまったからね。新しいコースを走るのはすごく楽しみだし、レース運営も素晴らしいはずだ。

今季のマシンは、僕らが当初期待したような性能を発揮していないが、最終戦まで、ファクトリーでは少しでも戦闘力を上げようと、今も懸命な作業が続く。今シーズンそして来シーズンにつながる改良スペックにも期待したい。」

次はトヨタを代表してトゥルーリです。
ヤルノ・トゥルーリ
「本当に日本GPを楽しみにしている。30年前に日本で初めてのF1GPが開催された富士スピードウェイは、勿論、我々のホームサーキットであり、今週末は力強いレースを戦い、ポイントを獲得したい。富士スピードウェイは、長いストレートと、富士山をバックにした非常に美しい景観という2つの大きな特徴を持っている。私は2005年に、改修直後の富士スピードウェイを走行したことがあるが、それは僅か数周、デモンストレーションのための走行であり、路面は埃が取れていない状態であった。とはいえサーキットは運転するのが面白いレイアウトであり、付帯施設は完全に作り直されて大変素晴らしい施設になっている。全てのチームにとって全く初めてのサーキットであり、コースについて多くを語るのは難しいが、長いストレートの終わりにある第1コーナーは非常に広く、追い越しのチャンスがあると思われる。我々のホームGPということで本当に特別な雰囲気の中でのレースとなるであろうし、良い結果で応えられることを望んでいる。」

最後は期待のスーパーアグリ、佐藤琢磨の本当に直前インタビューです。

sato0927gp.jpg
GPupdate"Takuma Sato"

佐藤琢磨27日コメント

琢磨はホームグラウンドに戻れたことを喜んでいます。日曜日のレースは雨の確率が高くなっています。琢磨はウェットレースを期待しているそうです。
”雨でのレースを期待しているか?”と聞かれた琢磨は、
「そうだね。テストを見る限り僕たちのパフォーマンスは望んだほど力強くないからね。それに日本に戻ってきたから競争力を高めたいけれど、僕たちみたいな小さなチームだと非常に難しいんだ。開発速度は他のチームほど速くないから、できることは何でもやらなければならないんだ。例えばカナダGPのようにね。」

「モントリオールに行く前は誰もが、僕たちでさえもこんなエキサイティングなレースになるなんて予想してなかったんだ。だから、ここでも予想できないわけがないだろう?全てがオープンだと思うけれど、現実的には僕たちにとってものすごく厳しいレースになるだろうね。」
posted by ティフォジ at 22:31| F1第15戦 日本 グランプリ 9/30 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

マクラーレンのふたり、 スパのスタートで再燃!?

ベルギーGPスタートでのことです。ルイス・ハミルトンの方がチームメイトのフェルナンド・アロンソよりもわずかにいいスタートを切ったかもしれません。

このスタートについて両者は次のように語っていました。

mc0916GP.jpg
GPupdate"Mclaren"

フェルナンド・アロンソ
「スタートではできるだけ内側のラインを走っていたんだ。残念ながらルイスはワイドに走ってしまったね。左側にはスペースがなかったけれど、ランオフエリアがたくさんあったことはわかっていたよ。最初のスティントではルイスよりも1周早くピットに入ったから僕のクルマは少し速いことはわかっていたよ。チャンピオンシップの終わりまで接戦となるだろうから、ファンのみんなも楽しめると思うよ」

ルイス・ハミルトン
「いいスタートを切って最初のコーナーで抜くチャンスがあると思ったけれど、フェルナンドがインサイドのラインをキープしたために僕は膨らんで走らなければならなかったんだ。最初は「ああ、ありがとう」って思ったけれど、あれはフェアだったとは言えない。厳しい動きだったね。僕たち2人があのコーナーを正々堂々と走れるだけの十分な余地があったはずだ。いつもみんながアンフェアなことをすると文句を言っている人が僕を外へ押し出したんだと感じている。ランオフエリアがあったからレースを続けることができてラッキーだったよ。チャンピオンシップを争っているとこういうことも起こるんだ
と思ったよ。ポイントを得られたけれど、それが一番なんだ。フェルナンドと僕の差は2ポイントに縮まってしまったけれど、残りの3レースではドライバーズチャンピオンシップをとるために全力を尽くすだけさ」

ハミルトンはアロンソの動きが気に入らなかったようです。しかし、マクラーレン代表であるロン・デニスによれば、これはレースの一環でしかないと言っています。

ベルギーGPのオープニングラップで起こったこの小さな事件についてロン・デニスは次のように語りました。

「フェルナンドとルイスのような素晴らしいドライバー2人がチャンピオンシップを争っていると、スタートで今日のような行動が見られることも考える必要がある。これは2人が非常に激しく競争していることから起こったことなんだ」

「偉大なチャンピオンシップで我々のドライバー2人がトップで争っているのだから、私は残る3レースをとても楽しみにしているよ。チームは彼らに最後の1周まで戦う機会を与えた。我々は懸命に働き、今シーズンここまでのレースで、クルマについては100パーセントの信頼性を示してきた。だからチームのみんながシーズンの残りのレースを楽しみにしているんだよ」

1ポイントも落とせない両者の戦いですが、フェラーリファンとしては、このようにふたりがポイントを食い合ってくれるととても面白くなります。

ferrari2007f1.jpg
F1-Live.com"Scuderia Ferrari"

コンストラクターズチャンピオンシップは決めたフェラーリですから、ドライバーズチャンピオンシップも決めたいものです。”棚ぼたポイント”では、フェアじゃないじゃないかと言われましても、もうあと3つしかないポイント争いですからどんな形にしたってポイントが欲しいところです。
「勝ちたいんや!」なのです。

「フォルツァ!フォルツァ!フォルツァ!フェラーリ!」
posted by ティフォジ at 10:25| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

モンテゼモーロやトッドが称えたい人は?

フェラーリ社長のルカ・モンテゼモーロは、ベルギーGPでのフェラーリ1ー2フィニッシュをチームのファンとフェラーリの機密文書をコピーしようとした人物がいたことを教えてくれたイギリス人男性に捧げると語りました。

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F1-Live.com"Motezemolo"

フェラーリはこの1ー2フィニッシュでマクラーレンが追放されたコンストラクターズチャンピオンシップでのタイトル獲得を決定させました。スパ・フランコルシャンでの勝利について、モンテゼモーロ社長はロイターに次のようにコメントしました。

「完璧な勝利であり、ライコネンとマッサ、トッドや全ての人々にお礼を言いたいよ」

「この勝利をF1の公平性を信じてくれた私たちのファンに捧げたい。また、別のチームとの関わりを持つ何者かが店に現れて私たちのチームの技術情報を含んだ書類のコピーを頼んできたことを教えてくれたイギリス人紳士にも捧げたいよ。彼がいなければ、モータースポーツの歴史における最も醜いページの一部が明るみにでることはなかっただろう」
とも、言いました。

ビジネスや裁判に首は突っ込みたくないものです。そちらの仕事はトッドやモンテゼモーロのものですから、そちらの方は彼らに頑張ってもらう範疇です。

実際、チーム代表のジャン・トッドはスパで、この状況(処罰)は、とても甘いものだと語りました。
「不満だね。我々のメインのライバルが有罪になって、甘いペナルティを受けている。この悲しい出来事を深く理解していれば、この処罰が甘いということがわかるはずだよ」

ライコネンやマッサは一連のスパイ疑惑にはコメントせず、「レースに集中する」と言っていました。
確かに、ドライバーは最高のドライビングをする事が仕事であって、裁判をする事が仕事ではありません。

富士SWと上海はフェラーリ苦戦と言われている中、いまさらスパイ疑惑の話なんかしてないで、前向きに行きましょう!

マッサもライコネンも千分の1秒でも気を抜かずにこれからは行かないと、簡単に逆転1−2を食らう事だってありえます。

とにかく、私の目の前(日本)で、再び1−2を決めて下さい!
段々チカラの入った、「フォルツァ!フェラーリ!」を送ります。

「フォルツァ!フォルツァ!フェラーリ!」
posted by ティフォジ at 18:50| フェラーリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

ベルギーGPファイナル

2007年F1第14戦ベルギーGPは、2年ぶりに帰って来ました。16日(日曜)の決勝レースは、コースコンディションが、気温21℃、路面温度33℃、湿度54%、スパにしては珍しく快晴のドライとなっています。
天気はこのまま持つのでしょうか?

スタート直前にフィジケラはピットスタートを選びました。デビッドソンもピットスタートを選びました。

タイヤ選択は、ほとんどのクルマがハードタイヤを選んでいる中、スパイカーだけがソフトタイヤを選びました。

パレードラップ後、20台のマシンがグリッドにつくと、マッサのマシンから白煙があがっていますが、そのままシグナルスタート!

ブラックアウト!
ライコネンが順調にスタートをきり、トップで1コーナーを制しました。マッサも無事にスタートを切り、2番手。ハミルトンがアロンソに押し出されるように1コーナーでコースアウトしますがすぐにコースに戻りました。この後のアロンソとのバトルが見ものです。

1周目のトップ10の順位は、1位ライコネン、2位マッサ、3位アロンソ、4位ハミルトン、5位ロズベルグ、6位コバライネン、7位ウェバー、8位ハイドフェルド、9位シューマッハ、10位クルサードです。

spa0916GP.jpg
GPupdate"Spa-Francorchamps"

やはり、フィジケラはピットに戻りリタイアとなってしまいます。

8周目、ビッテルはピットに戻り、ガレージに突っ込み、リタイア。

15周目、1回目の上位陣のタイヤ交換が始まります。ライコネンが9秒3。アロンソが9秒5のピット。2人ともハードタイヤに交換しました。

16周目、マッサが8秒5。ハミルトンが9秒6のピット。みんな、9秒台前半は、約12〜3周程度の給油です。

コース管理者から「レース中に雨が降ることはない」という、スパとしては珍しい情報が流されます。

残り13周、上位陣が2回目のタイヤ交換が始まります。ライコネンが6秒8。ソフトタイヤに交換しました。

残り12周、マッサがピットイン。ハミルトンの後ろでコースに戻りました。

残り11周、アロンソが5秒8。ソフトタイヤに交換しました。

残り7周、ハミルトンが6秒3。アロンソの後ろでコースに戻りました。
バトンがガレージにクルマを突っ込みリタイアします。リアから白煙があがっています。

残り5周、クビサとコバライネンの8位ポイント争いです。その差はコンマ2秒。

ここでチェッカー!
ライコネンが2004年、2005年に続いて3連覇しました。2位にはマッサが入り、フェラーリが1ー2フィニッシュ。3位アロンソ、4位ハミルトンとなり、2人のチャンピオンシップでのポイント差は2に縮まりました。

最後までコバライネンを追いかけていたクビサは結局抜くことができませんでした。コバライネン8位で、クビサ9位でチェッカーを受けました。

リザルト
1位ライコネン、2位マッサ、3位アロンソ、4位ハミルトン、5位ハイドフェルド、6位ロズベルグ、7位ウェバー、8位コバライネン、9位クビサ、10位シューマッハ、11位トゥルーリ、12位リウッツィ、13位バリチェロ、14位スーティル、15位佐藤琢磨、16位デビッドソン、17位山本左近

レース直後のトップ3インタビュー

キミ・ライコネン(フェラーリ)
「何度か追い越す時にダウンフォースが悪かった。首は完璧とは言えないけど大丈夫。1−2フィニッシュで良かった。モンツァと違って、ベルギーは強いとわかっていた。コースによって強い弱いがあるのは来年への課題だ。日本GPではフェラーリは厳しいと聞いている。ドライバーズポイントはまだギブアップしていない。何があるかわからないし、うまく行ったり、うまく行かないこともあるから」

フェリペ・マッサ(フェラーリ)
「スタートは良かった。いいラインに入れた。2ndスティントは良かった。3rdスティントはソフトタイヤにして完璧だった。クルマは安定していた。マクラーレンへの防御は特に考えていなかった」

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「1stコーナー、タイヤがロックしたので、ルイスがワイドになってしまった。あきらめないで最後まで走った。(クルマが)1stスティントでは速いと思っていたが、フェラーリはもっと速かった。1stストップの後は全然ダメだった。トルコよりは良かったけどね。以外に最後のスティントが良かった。あと3戦マクラーレンに合ったコースもあるはずだからあきらめていないヨ」

podium0916GP.jpg
GPupdate"Podium Of BelgianGP"

とにかくライコネンが異常に速いレースでした。

マッサやハミルトンが言っているように以外にソフトタイヤが良かったようです。二人以外にももっと早くソフトに変えていれば、もっと速いラップが刻めたかもしれませんね。「でもしか」はありませんから仕方ありませんね。

フェラーリは今シーズン信頼性でマクラーレンに負けて来ました。マクラーレンは逆に信頼性で勝って来ました。これは今までのパターンとまったく逆になっています。あと3戦、フェラーリはやはり信頼性を強化しないといけないですね。

パターンとしてスパのようなオールドコースはフェラーリが強くて、ティルケさんが設計したようなニューコースはマクラーレンが強いという傾向があるので、富士と上海はマクラーレン強し?

今日はコバライネンVSクビサのようなBMWとルノーの戦い、佐藤琢磨VSバトンのようなホンダとアグリの兄弟対決と、ルノー、スーパーアグリの頑張りがレースを面白くしています。富士SWでも見ものですね。

さて、30年ぶりの富士スピードウェイでの開催は楽しみですね!新しいティルケさん設計のコース、ライコネンも言っていましたが、誰も経験がない訳ですから各チームがどう出て来るのか楽しみですね。

あと、日本勢が(特にトヨタは上昇中だし)期待しましょう!
posted by ティフォジ at 13:34| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

ベルギーGP公式予選

ベルギー東部、リエージュ州にあり、古くから水の街として有名な所です。現在でも療養を兼ねた観光客を多く集める保養地。”スパ”は”温泉”の意味。テルム・ド・スパ、シャトー・デ・テルム、ピエール・ル・グランなど多くの温泉施設があります。

スパ・フランコルシャンサーキットは非常にタイヤに厳しい、ドライバーにとって恐ろしいですが、チャレンジングなサーキットです。

特に壁の様にそびえ立つ急勾配のオールージュ。そのオールージュなど上り区間ではリヤタイヤ、レコブなど下り区間ではフロントタイヤに負荷がかかります。また、天候が崩れることも有名です。突然シトシト雨が降り、なかなか止まないことがあります。

9月15日の公式予選は午前中から気温が高く、気温17℃、路面温度28℃、湿度50%でドライコンディション。

Q1の上位陣の結果は、1位アロンソ、2位マッサ、3位ライコネン、4位ハミルトン、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位ロズベルグ、8位コバライネンの順位でした。

alonso2007f1.jpg
F1-Live.com"Alonso"

Q1脱落者
17位ビッテル(トロロッソ)1'47"581
18位バリチェロ(ホンダ)1'47"954
19位佐藤琢磨(スーパーアグリ)1'47"980
20位スーティル(スパイカー)1'48"044
21位デビッドソン(スーパーアグリ)1'48"199
22位山本左近(スパイカー)1'49"577

Q2が始まりました。
上位陣はまずライコネンが始動。ハミルトン、アロンソ、マッサもそれに続きます。上位勢も最初からソフトタイヤを履いているクルマが多いようです。

Q2の上位陣の結果は、1位ライコネン、2位ハミルトン、3位マッサ、4位アロンソ、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位コバライネン、8位ウェーバーの順位でした。

Q2ノックアウト者
11位フィジケラ(ルノー)1'46"603
12位シューマッハ(トヨタ)1'46"618
13位クルサード(レッドブル)1'46"800
14位バトン(ホンダ)1'46"955
15位リウッツィ(トロロッソ)1'47"115
16位ブルツ(ウィリアムズ)1'47"394

Q3開始9分30秒、マッサが1分47秒038でトップタイムを出しますが、続いてライコネンがそれを塗り替え、1分46秒533でトップに立ちます。

残り4分、アロンソがリバージュでスピンしてしまいます。

残り3分、マッサとライコネン、ハミルトンがピットインします。ライコネンのクルマのリアサスペンションに問題があるのか、長くピットに留まり、メカニックがしきりに調べています。少々心配しながら、しばらくしてコースへと出て行きました。

残り2分、コース上が混雑、ハミルトンの前後はかなりトラフィックになります。

ここでチェッカーフラッグ。

ライコネン、マッサ、ハミルトンがセクタータイムを次々と更新しながら最後のアタックを行います。

マッサがセクター2,3と最速タイムを並べ、1分46秒011でトップに立ちます。

ハミルトンは1分46秒406で2番手、続いてライコネンが1分45秒994でトップに躍り出ます! アロンソは1分46秒091で3番手に入りました。

ライコネンとマッサがフロントローを独占しました!

公式予選Q3の結果は、次のとおりです。
1位ライコネン(フェラーリ)1'45"994
2位マッサ(フェラーリ)1'46"011
3位アロンソ(マクラーレン)1'46"091
4位ハミルトン(マクラーレン)1'46"406
5位クビサ(BMW)1'47"334
6位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'47"334
7位ハイドフェルド(BMW)1'47"409
8位ウェバー(レッドブル)1'47"524
9位トゥルーリ(トヨタ)1'47"798
10位コバライネン(ルノー)1'48"505

予選直後のトップ3インタビューです。

PP、キミ・ライコネン(フェラーリ)
「最後のアタックの時、リアにトラブルがあった。最後まで違和感があったけど。(トルコの影響の)首は大丈夫。スパは好きなコースだし、フェラーリはモンツァより良いコースだ。本当にフロントローで良かった。いいチャレンジになりそうだ。良いスタートが切れれば良い結果が出ると思う」

2位、フェリペ・マッサ(フェラーリ)
「ファーストラップをやる時は考えた(スピン?)。ドライバー同士の戦いが面白くなった。長いラップなので、最後良くしようとして少し失敗した。ファーストコーナーが重要と思う」

3位、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「スピンしちゃいました。最後のアタックはニュータイヤでうまくいけた。チームの雰囲気は良いよ。フェラーリが調子いいのはわかっていた。優勝は無理かもしれないけどいい順位でフィニッシュしたい」

よく、聞き取れなかったので、多少違うかもしれません。
ごめんなさい。

raikkonen2007f1.jpg
F1-Live.com"Raikkonen"

フェラーリのフロントロー独占は昨年の日本グランプリ以来です。ですから、無論今季初の1−2です。

マクラーレンはコンストラクターズがなくなってしまったので、チーム内のドライバー同士の戦いが面白いですね。

日本勢では、トヨタには期待できますね。結局、9位に終りましたけど、今週末の調子が良いので、いい結果が望めます。富士スピードウェイに向けて、トヨタも頑張っています。

最後にクビサがフリー走行でエンジン交換をしたので、スターティンググリッド10番降格になります。
posted by ティフォジ at 11:48| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

ベルギーGPフリー走行

フリー走行は好天の中で行われましたが、気温が17℃とかなり低くなりました。しかしグリップレベルは時間を追うごとに徐々に上がり、ドライバーたちは異なるエアロダイナミクスとメカニカルセットアップを試し、また同時にブリヂストンのソフトとミディアムのタイヤをテストしました。スパは天気が変わりやすいことで有名ですが、2回目のセッションも天気に恵まれました。

フリー走行2回目は、マクラーレンのドライバーがファステストラップを記録しました。フェルナンド・アロンソは1分46秒654のタイムでトップに立ち、ルイス・ハミルトンが2番手に続きました。フェラーリのフェリペ・マッサとキミ・ライコネンは3位と4位でセッションを終える事となってしまいました。

hamilton2007f1.jpg
F1-Live.com"Hamilton"

午後に行われたセッションでは序盤からマクラーレンのドライバーたちが好調なペースでファステストラップを記録し、2人は最後までこのポジションを譲ることはありませんでした。セッション序盤ではBMWのニック・ハイドフェルドとロベルト・クビサが3番手と4番手につけましたが、最終的には9位と11位でセッションを終えました。

マッサはスパで厳しい1日目を迎えました。彼は最初のセッションを2周足らずで終わり、2回目のセッションではバスストップで2度のスピンを喫してしまいました。ウィリアムズのアレクサンダー・ブルツはエンジンのパワー不足を嘆き、レッドブルのデビッド・クルサードはハイドロリック系のトラブルによりクルマを止めてしまいました。セッション終盤では山本左近が非常に良い走りを見せてくれました、最終的には17位でしたが、トップ10から1秒遅れでフィニッシュできました。

パナソニック・トヨタチームは今日、スパに戻ってきて、ベルギーGPに向けた準備を順調に進めました。トゥルーリとシューマッハはセッションをトラブルなく走り、それぞれ5位と6位となりました。今日1日でレース距離以上の距離を走り、チームはこれから、明日の予選までにさらにクルマのセットアップを改善していきます。

2006年にF1が開催されなかった間に、コースに変更が加えられましたが、スーパーアグリにとって、望んだようなスパへの復帰とはなりませんでした。

佐藤琢磨はフリー走行後
「今日はいいバランスを見つけるのに苦労してしまった。前回、1カ月くらい前にテストでここに来たときとはかなり違っていたね。ショートランでも、ロングランでも、タイヤをうまく使いこなすことができなかった。だから今夜はかなりのハードワークをこなさないといけないと思う。非常に貴重なデータを集めることができたけれど、走行がかなり制限されていて、思ったほどの周回を重ねられなかった。明日はもっといい日になるように、パフォーマンスを改善できるといいね」

sato2007gp.jpg
GPupdate"Sato"

アンソニー・デビッドソン
「難しい1日だったね。クルマには2つ極端な部分があって、適切なバランスを見つけることがまったくできなかった。本当に運転しにくいクルマだったよ(後略)」

マクラーレンのふたりにとっては嫌な週末になりそうですが、とにかくレースに集中すると言っています。
そうですよね、やはり、コース上で勝負はつけたいものですよね?

でも、それがフェラーリの設計図で作ったシャーシでないことを祈りたいです。
posted by ティフォジ at 14:07| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月14日

2007年、マクラーレン コンストラクターズポイント剥奪!

マクラーレンとフェラーリの間に巻き起こったスパイ疑惑に関して13日(木)、フランス・パリで行われた世界モータースポーツ評議会から裁定が下りました。
内容は下記のとおりです。

mc2007gp.jpg
GPupdate

FIAによる声明
世界モータースポーツ評議会(WMSC)の臨時会議が2007年9月13日にパリで開かれ、以下の内容が決定された。

・WMSCは、2007年FIAフォーミュラワン世界選手権におけるボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの全てのポイントを剥奪し、残りのシーズンもポイントを獲得できない。さらに、チームは1億ドル相当の罰金を支払い、ポイント控除の結果としてFOMの収入を失うことになる。(※1)
・しかし、例外的な状況として、FIAはチームのドライバーに対して証拠提出の見返りとして免除を行い、ドライバーのポイントにはペナルティを科さない。(※2)
・WMSCは、2008年のマクラーレンのクルマに関する全ての技術レポートを受け取り、2007年12月の会議で必要とあらばチームの2008年シーズンに対して制裁措置の決定を行う。

この決定についての全ての根拠は2007年9月14日に発表される。

※1:他のチームが今シーズンに獲得したポイントについては影響を受けない。
※2:マクラーレンのドライバーが2007年シーズンの残りのレースで優勝しても、チームの代表者が表彰台に上がることは許されない。

木曜日の公聴会とその処罰により、マクラーレンは罰金を課され、2007年のコンストラクターズ選手権から除外されることとなりました。これについてマクラーレン・メルセデス代表、ロン・デニスは次のような声明を発表しました。

dennis2007f1.jpg
F1-Live.com"Dennis"

「最も重要なことは、我々が今週末と今シーズンの残り、そして今後のシーズンもレースに参加するということである。これはまた、我々のドライバーたちが世界選手権を戦い続けることができるということでもある。しかし、今日の公聴会を終えてもなお、私は、我々がこのような形で処罰を受けるに値するようなことをしたとは認めていない」

「今日我々のドライバー、エンジニア、そして従業員からFIAに提出された証拠は、我々が漏えいした情報を利用して競争で優位に立とうとはしていなかったということを明らかに示すものだった」

「我々のドライバーが送受信したEメールや文書の多くは報道と今日の公聴会によってでっちあげられたものである。フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトン、そしてペドロ・デ・ラ・ロサは、マクラーレンがいかなるフェラーリの情報も利用しておらず、彼らもいかなる機密情報もチームに流していないとする声明を世界モータースポーツ評議会に提出した」

「140人を越える技術チームの全員が、フェラーリの情報を決して使っていないとする証言をFIAに提出した」

「我々は、フェラーリからの情報を我々の従業員が自宅に個人的に所有していたことは決して否定していない。問題は、この情報をマクラーレンが利用したかどうかだ。そしてそれは事実ではなく、そのことが今日は立証されなかった」

「マクラーレンが情報を利用しなかったかとすれば、なぜステップニーとコフランはフェラーリに関するこれらのデータを集めていたのかと、我々は繰り返し尋ねられた。コフランとステップニーが今日の公聴会に証拠を提出しなかったので我々は推察することしかできないが、すでにホンダとトヨタが認めているように、彼ら2人が他のチームへの移籍を検討していたことは分かっている」

「我々はいかなる段階においても、他のどのチームの知的所有物も利用しておらず、2008年シーズンについては何の問題もないだろう」

一方、スクーデリア・フェラーリ・マルボロは声明で次のようにコメントしました。

todd2007gp.jpg
GPupdate"Todd"

「フェラーリチームは、マクラーレンが国際スポーツ規約第151条に触れたことに対するFIAの処罰の決定について承認する。新しい証拠により、このスポーツにとって非常に深刻な偏見を抱かせる事実と行動が更に明らかとなった。フェラーリは真実が明らかとなったことに満足している」

公聴会の結果について、メルセデスベンツ・モータースポーツ副社長のノルベルト・ハウグは次のように言いました。

haug2007gp.jpg
GPupdate"Haug"

「この裁定はチームメンバー全員にとって非常にショックなことであり、多くの人々やメディア、F1の視聴者の反応が示したように、一般大衆の大部分にとっても衝撃的なことである。今後はモンツァで行ったようにサーキットで適切な回答を示すために全ての決意とともに戦い、法廷で正当性を手に入れたい」
posted by ティフォジ at 16:29| HUGO BOSS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

マクラーレンのスパイ疑惑

以前もこのたぐいの話を僕はするのがあまり好きじゃありませんと、書きました。
でも、新展開して、マクラーレンの幹部が召喚、事件の発端はアロンソにあるのではとなって来ると話は違います。また、少し書くこととします。

マクラーレンによりますとこの9日、フェラーリの申し立てより、マクラーレンの幹部に対し、スパイ疑惑に関連して調査が行われるという旨の通知が送られています。

マクラーレンは9日朝、イタリアのモデナの判事がフェラーリからの申し立てを受けて起こしたこの行動についてコメントを発表しています。この件は、FIAによって行われている審議とはまったく関係なく行われているということです。

ロン・デニスはどこかの国の宰相の様に辞任せず、マクラーレンに残る事を表明しています。

ロン・デニスは、現在のスパイスキャンダルが彼がF1に関わってきたこの30年以上の間に経験したことのないような厳しい試練であることを認めていますが、マクラーレンの指導者として残ることを誓いました。

rondennis2007gp.jpg
GPupdate"Ron Dennis"

「私に出ていってほしいと思っている人間が、身近に何人かいることと思う」
と、ロン・デニスはモンツァの報道陣に対して言いました。

「もしそれが会社の利益のために最善だと思えば、躊躇なくそうするよ。しかし、私はそれが正しいことだとは考えていない」

と、ロン・デニスは考えているようです。

でも、来季のシートに関しては、フェルナンド・アロンソを放出し、別のドライバーを考えているようです。

それはもうすでに来季の契約を済ませているチームにとっても欲しいドライバーです。
違約金を払ってでもカーナンバー1(まだ確定していませんが)を付けることは、チームのモチベーション向上だけでなく、スポンサーへの大きなアピールになること間違いなしだからです。

そうなると、全チームがアロンソを欲しいし、逆を言えば全チームのドライバーズシートが空いてしまった(現ドライバーを放出する)とも言えるのです。

まあ、少々大袈裟かもしれませんが、今季のレース同様シート獲得は大混戦になる可能性大ということです。

話が反れましたが、イタリアGPのスタンドからもこのスパイ疑惑で、ティフォジに攻撃を受けました。

フェラーリファンたちはイタリアGPで、フェラーリからのスパイ情報を受け取った疑惑にさらされ、さらに不満を抱えているフェルナンド・アロンソを監督するマクラーレンのロン・デニスを批判しました。

イタリアGPで、ある横断幕には、
「おいデニス、お前が持っているF2008(フェラーリの来期のマシンのNo)の設計図を俺にくれよ!俺の電話番号は003406812345だから電話してくれよな!」
と書かれていました。

sff2008f1.bmp
F1-Live.com"上記内容が書かれた横断幕"

さらに別の観客は、マクラーレン内に不満を持つアロンソとデニスの関係について批判した横断幕を掲げていました。

最近アロンソは、今シーズンの自らの努力にも関わらず、チーム内からはそれに見合った評価をされていないと愚痴をこぼしているのです。

その横断幕は、
「ロン、昨年のマクラーレンはハッキリ言ってオンボロだ。だけど今は勝っているじゃないか」から始まり、

「それって、アロンソのおかげなんじゃない?」
と、終っていました。

また、もうひとつの横断幕は26歳のアロンソに向けた個人的なメッセージのようでした。
「アロンソ、君はチームを勝たせるために力を貸した。だがチームは君が負ければいいと思っている。それのどこが平等なんだ?フェアプレイというものを忘れてしまったのか?」

本家ティフォジたち(だけでないイタリア人たちも)は意地が悪いことをズケズケと横断幕に書き立てます。アロンソ本人も最近はコンストラクターズタイトルよりもドライバーズチャンピオンが重要だと認めています。

これが、本当ならアロンソが現在、中盤にいるBMW、ルノー、ウィリアムズに移籍なんて事も考えられます。

どうせなら日本勢、トヨタ、ホンダ、スーパーアグリにカーナンバー1がつくのも格好が良いかもしれません。私が思うに、カーナンバー1は、時間が掛かってでも実力で獲って欲しいかな・・・。

話がバラバラになりましたけれど、ロン・デニスさんは今、非常に厳しい立場におり、苦しい決断を迫られている事は確かです。

ロン・デニスの苦渋に満ちた顔はレース中にピットで、見たいものです。(つまりフェラーリにオーバーテイクされる事)フェラーリの設計図を盗んだのがばれて、苦しくなるロン・デニスの顔なんか見ても面白くも何ともないです。

しかし、本当に設計図、盗んじゃったんでしょうか?もう、私にとってはどうでもよい話題になりつつありますが、世間はどうも許してくれないようです。もしこの盗難事件が本当ならば、せこい話ですよね。

F1ももっと本当のハイテクにならねばと思います・・・。
posted by ティフォジ at 11:58| HUGO BOSS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

ホンダがポイント獲得!

ホンダのジェンソン・バトンがイタリアGPで、フランス・マニクール以来の8位入賞をし、2ポイント目を獲得しました。

また、ルーベンス・バリチェロも10位と好調、両者がトップ10入りしたのは、残り4戦への期待が高まります。

特に、ホンダは過去にも日本GPに”鈴鹿スぺシャルエンジン”を投入して強力布陣を敷いて来た事もしばしばです。(それがあまり良い成績を残した実績は少ないですが・・・)富士スピードウェイでの活躍が期待されます。

イタリアGP後のジェンソン・バトンへのインタビュー
「今日はポイントをとれてよかったけれど、最初のスティントでアンダーステアがひどくて僕にとってはフラストレーションの溜まるレースだったよ。このサーキットでは低いフロントウイングをつけて走行するんだけれど、それだとフロントタイヤをロックしやすく、特にパラボリカではそうなんだ。右フロントタイヤにフラットスポットを作ってしまい、どの右コーナーでもグリップを失ってしまったんだ。そのせいで、ロズベルグをかわすことができなく、33周の長い最初のスティントではさらに妥協しなければならなかったよ。もっといい結果が得られるはずだったからイライラしたけれど、今週末では最高のベストを尽くすことができたし、ポイントはそのご褒美だね。チームは素晴らしい仕事をし、みんなが活気づいていたから、彼らのために再びポイントをとれたことが嬉しいよ。彼らにはその価値があるんだ」

Honda0909GP.jpg
GPupdate"HONDA"

今季のホンダの活躍からすると、バトンは冷静に次戦スパ・フランコルシャンをとらえており、そう簡単にまた、入賞できるとは考えていないようです。

「スパに対する期待には現実的にならないといけないよ。このサーキットは非常に異なったものを要求してくるし、7月に行ったテストは難しいものだったんだ。でも、改善できることを願っているよ」

そうは言いながら、バトンはスパで期待させる発言もしています。

「スパは僕のお気に入りのサーキットのひとつで、今年のカレンダーに戻ってきたことがとても嬉しいよ」

ホンダはいつも日本GPに向けて尻上がりに調整して来ます。その”いつものホンダ”を是非見せてもらいたいと思います。

一方で、残念ながら今季期待できないホンダもいます。でもご安心下さい。どうです、日本のこの秋雨前線!最近は雨が降ったり止んだりの繰り返しです。ここの間髪を縫って、雨に強いバリチェロ様にひとつ活躍してもらうなんてのは如何でしょうか?

上位食い込みの術が雨頼みというのは少々悲しいですが、どんな形にせよ、勝ちは勝ちですから、御殿場の雨、スパウェザーの雨を期待して、勝ちましょう!そういえばバトンは雨はどうだったかな?

トゥルーリ、佐藤琢磨あたりも雨が得意の方だったと思います。雨で、ファーストコーナーを事故らずに切り抜けられれば、きっと良いことがあると思います。

富士スピードウェイは1.5kmのロングストレートからのフルブレーキングですから、ここで抜きましょう。えっ?よそのチームも同じ事を考えているって?そこが、日本で鍛えて来た、琢磨、左近、ラルフって訳です。

きっと良い結果を出してくれると思います。ホンダのイタリアGPポイント獲得オメデトウ!話が、ベルギー、日本GP予想になってしまいました。あしからず・・・。

最後にお詫びの記事です。9月10日の記事でイタリアGPリザルトを書きました。4位ハミルトン(BMW)と記述しましたが、本当の結果は皆さんももうお分かりのとおり「ハイドフェルド」の間違いです。読者ならびに関係者各位には大変ご迷惑、失礼を致しました。ここに訂正と共にお詫びを申し上げます。
posted by ティフォジ at 10:27| ホンダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

ミハエルがアストゥリアス皇太子賞を受賞

ワールドチャンピオンに7度輝いたミハエル・シューマッハが、「アストゥリアス皇太子賞(スペイン皇太子賞)」の”スポーツ部門賞”を受賞しました。

Michael2006.jpg
Wikipedia"MichaelSchumacher"

この賞は、国際的に活躍したさまざまな分野の個人や組織に贈られ、ヨーロッパ及びアメリカの文化行事において、最も栄誉ある賞のひとつとして認められている賞です。

ミハエルの受賞は9月5日に主催者側から発表されました。

この賞は王位継承者であるアストゥリアス皇太子殿下によって主宰される非営利団体のアストゥリアス皇太子財団によって1980年に発足されたものです。

過去にスポーツ部門で表彰されているのは自転車ロードレースのツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成した元ロードレース選手のランス・アームストロングや、陸上・男子1500メートルの世界記録保持者、ヒシャム・エルゲルージなどが挙げられます。

昨年はバスケットボールのスペイン代表が受賞しました。
また、日本人では1999年に、宇宙飛行士の向井千秋さんが、3人の宇宙飛行士と共に「国際協力部門賞」を受賞しました。

F1界からは2005年にルノー(当時)のフェルナンド・アロンソが受賞しています。

アストゥリアス皇太子賞はスペインのフェリペ皇太子が主宰する賞で、スポーツ部門賞のほか、コミュ二ケーション及びヒューマニズム部門賞、社会科学部門賞、芸術部門賞、文学部門賞、学術・技術研究部門賞、国際協力部門賞、平和部門賞と8部門に分かれており、国際的に活躍、貢献しているとみなされた個人、機関、組織に対して毎年
贈られるものです。

受賞者は、アストゥリアス公国(スペイン)の首都、オビエドにおいて、アストゥリアス皇太子殿下により、賞状とスペインの芸術家、ジョアン・ミロによる彫像と賞金5万ユーロ(約800万円)が寄与されることになっています。

この受賞はすばらしいものですね。F1ドライバーがモータースポーツ限定ではない賞を受賞するという事はすごい事です。

この賞の話はこの辺から反れて行きます。ここからはミハエルなど資産家(もちろんすばらしいF1ドライバーでした)は、お金持ちになるとお金に執着がなくなり、今回の賞のように、名誉や寄付などが大切になって来るという話になって行きます。

ミハエルは、この賞のほかにもモータースポーツ関連では多くの受賞をしており、名誉も手に入れています。
それと彼はチャリティに熱心に取り組むようになりました。

チャリティ・サッカーなどに積極的に参加しているほか、ユネスコに毎年200万ドル程度の寄付を行うなどしています。

2004年のスマトラ島沖地震に際して1000万ドルもの寄付をした時は、普段F1の事を取り上げない日本のマスメディアにおいても話題となりました。

先日の私の記事で、フラビオ・ブリアトーレのお買い物とかそれに加わったバーニー・エクレストンの事を書きました。

F1には他にロン・デニスやフランク・ウィリアムズなどたくさんの資産家がいますが、いずれも、ミハエルのように資産が貯まって来ると、寄付とか名誉に目が行くようになるようです。

バーニーは秘密で英国政府に100万ポンド寄付したとの噂もあります。これは意図がよくわからないので政治的なものかもしれません。

BernieEcclestone2006Wi.jpg
Wikipedia"BernieEcclestone"

アメリカでは、マイクロ・ソフト社会長のビル・ゲイツでも同じです。半端じゃない寄付をします。彼は「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」を設立し、途上国の改善などに尽力しています。2005年には財団から国際団体「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に、民間としては最大規模の7億5千万ドルの寄付をしたりもしています。

それが日本人のお金持ちだと寄付が税金対策だったりします。
彼らは寄付をそんなせこいことで考えていません。彼らは本気で寄付しているのです。それに欧米の資産家の寄付は桁が違います。

F1に話を戻しますと、今回の賞はたまたまミハエルより先にアロンソが受賞しました。フェルナンドがスペイン人だったからかもしれません。お金と名誉は違うものだということがわかります。

最後にF1で名誉を手にするのが(最も)難しい賞は、「モナコ・マイスター」ではないでしょうか?

マイスターはドライビングのみで手に入れなければなりません。どんなに貢献や寄付をしても手に出来るものではありません。

こんなに手に入れるのが難しく、ワールドチャンピオンたちが欲しがる賞はないのではないでしょうか?マイスターの称号はもう、あのバーニーでさえ手に入れる事はできないのですから・・・。
posted by ティフォジ at 11:36| F1ドライバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

イタリアGPファイナル

ここモンツァでのイタリアGPは全長306.720kmで争われます。
全開率約80%近い超高速コースです。
晴天のコースは気温28℃、路面温度36℃でのスタートです。

来週の世界モータースポーツ協議会の裁定も下るということで、マクラーレンはここで実力を見せ付けておきたいものです。

上位陣でソフトを選択したのは唯一ライコネンだけです。
フォーメーションラップではタイヤに熱が入りずらいので、全車さかんにクルマを左右に振っています。

ブラックアウト!スタート!
ハミルトンがマッサに1台分以上寄せていきます!(ペナルティーじゃないの!?)マッサ、これをかわして2番手。しかし1コーナーでハミルトンが2番手に浮上し、アロンソ、ハミルトン、マッサ、ライコネンの順にシケインを通過しました。

2周目に入ったところでいきなりクルサードがクラッシュ!リプレイによると、フロントウィングがとれたためのクラッシュだと思われます。

ここでセーフティーカーが入りました。

SC0909GP.jpg
GPupdate"SaftyCar"

6周目、セーフティーカーがピットに入り、レースがリスタートします。
コントロールラインを通過し、シケインの入り口でハミルトンがアロンソに仕掛けますが、結局そのままの順位でシケインを通過。アロンソとハミルトンの、チームメイト同士のライバル意識が感じられるシーンでした。

10周目、マッサがスローダウン!そのままピットに戻り、頭からガレージへ入れてそのままリタイヤしてしまいます。ここに来てのリタイヤはフェラーリにとっては、かなり痛いです。

昨日のライコネンのトラブルといい、フェラーリは信頼性が問われています。

18周目、ハミルトンが1回目のピットイン。ミディアムタイヤを装着してコースへと戻りました。

20周目、アロンソがピットイン。やはりミディアムタイヤでコースへ。ハミルトンの前でレースに復帰しました。

25周目、ライコネンがピットイン!15秒ストップで、ワンストップ作戦であることが確定しました。ミディアムタイヤを履き、3番手でレース復帰。

現在の上位陣の順位とタイム差は、1位アロンソ、2位ハミルトン(2.3秒差)、3位ライコネン(12.8秒差)、4位ハイドフェルド(4.1秒差)、5位ロズベルグ(1.1秒差)です。

34周目に琢磨、35周目にデビッドソン始めてのピットイン。

39周目、トップアロンソと3番手ライコネンとの差がとうとう30秒以上に。ライコネンの逆転はほぼ不可能となりました。

40周目、ハミルトンがピットイン。3番手ライコネンとの差が24.8秒でしたが、ぎりぎりのところでライコネンは抜けず、3位に順位を落としてしまいます。

やった!フェラーリせめて2位フィニッシュか!

42周目、なんとハミルトンがホームストレートエンドで、白煙を上げながらのブレーキング。第1シケインの入り口でライコネンをオーバーテイク!ハミルトン2位、ライコネン3位になってしまいます。

ピットにいるメカニックたちが国際映像に映りましたが、マクラーレンは歓喜に満ち溢れ、フェラーリのメカニックはガックリと肩を落としたまま皆、下を向いていました。

46周目、クビサが1コーナーでロズベルグをオーバーテイク。これでクビサが5位に浮上。

残り5周、アロンソは次戦を考えて完全にクルージングに入っています。ハミルトン、ライコネンも順位を維持する走りです。

接近しているのはコバライネンとバトンの7位争い、ウェーバー、バリチェロ、トゥルーリの9位争いとなっていますが、ホンダ勢頑張っています。

イタリアGPリザルト
1位アロンソ(マクラーレン)1h18'37"806
2位ハミルトン(マクラーレン)+0'06"062
3位ライコネン(フェラーリ)+0'27"325
4位ハミルトン(BMW)+0'56"562
5位クビサ(BMW)+1'00"558
6位ロズベルグ(ウィリアムズ)+1'05"810
7位コバライネン(ルノー)+1'06"751
8位バトン(ホンダ)+1'12"168
9位ウェバー(レッドブル)+1'15"879
10位バリチェロ(ホンダ)+1'16"958
11位トゥルーリ(トヨタ)+1'17"736
12位フィジケラ(ルノー)+1Lap
13位ブルツ(ウィリアムズ)+1Lap
14位デビッドソン(スーパーアグリ)+1Lap
15位ラルフ(トヨタ)+1Lap
16位佐藤琢磨(スーパーアグリ)+1Lap
17位リウッツィ(トロロッソ)+1Lap
18位ビッテル(トロロッソ)+1Lap
19位スーティル(スパイカー)+1Lap
20位山本左近(スパイカー)+1Lap
DNF
21位マッサ(フェラーリ)
22位クルサード(レッドブル)

ついにフェラーリの聖地でマクラーレン1−2という辛酸を嘗めることになってしまいました。

レース直後のトップ3インタビューです。

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「ポールからチェッカーまで気持ちよかった。この勢いを維持しなければならないね。何も問題はなかったが唯一、スタートうまくいかなかった。ミラーを見たらフェリペがいたからブレーキを遅くしたら、今度はルイスが近かったので焦った。」
「フェラーリの本拠地で勝てたのは今までにないことだったのでとてもうれしい。全てのコースで勝ちたいと思っているから今日の勝利は格別だ。ドライバーズチャンピオンもコンストラクターズチャンピオンも両方取りたいと思っている。」

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
「レース序盤でトルコのときのようなバイブレーションを感じたから、ポイントを取るためにピットに入り、もう1周走ってリスクを負わない方がいいと考えたんだ。キミを抜いた時は、懸命にプッシュしたんだ。ピットストップの後でタイヤが悪くなるまで数周かかることはわかっていたし、彼はハードタイヤを履いていたから僕にはチャンスがあった。彼を抜けたのは、クルマも良かったし、チームのためにもやったという感じだね、僕の全てを出し尽くしたということだよ。」

キミ・ライコネン(フェラーリ)
「クルマは悪くはなかった。第1スティントはまずまずだったし、僕はマクラーレンよりも重かったから、彼らに引き離されるのはわかっていたよ。おそらく僕にとって最も大きな問題だったのは、ブレーキング時に首をまっすぐに保てなかったことだろう。ポディウムに上がれたからいいさ。また他のコースではフェラーリが強い所もある。」

podi0909f1.jpg
GPupdate"Podium"

このインタビューから解説の熊倉さんは「あれほどのトップドライバーになれば今日の予想はついていたと思う。今後はスパでどれだけフェラーリが持ち直すかで富士に向けてどうなるかでしょう。」でも、マクラーレンもフェラーリも富士を目標に走っているわけではありませんので、そこんとこよろしくって感じです。

富士に向けているのはトヨタとホンダとスーパーアグリですよね。今日のホンダは両者トップ10入りを果たし、バトンはポイントをあげました。それこそ、富士に向けてすばらしい走りを見せてくれたと思います。

スーパーアグリも毎度ですが、何もない状況下におかれているわりには良い結果を出している方ではないでしょうか?特にデビッドソンは最近予選でいつも琢磨を抜いています。ラルフを押さえぬいたので満足と本人も言っています。琢磨はブレーキトラブルを抱えて、ブレーキから火を噴いたようだが、何とか完走したのは賞賛に値するでしょう。

次戦はスパです。
スパはフェラーリが得意なコースなので、期待が持てます。
しかし、降雨の心配も共にありますので、フェラーリにとっては晴天を祈るしかありません。

前回はフォルツァ、フェラーリ!で、今週負けてしまいましたので、今回は「頑張れ!フェラーリ!」で、応援します。

本当に期待してます。
posted by ティフォジ at 12:50| F1第13戦 イタリア グランプリ 9/9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

イタリアGP公式予選

イタリアGPの前にニュースが飛び込みました。
2009年の日本GPは鈴鹿サーキットで行われる事が決定されました。その次からの日本GPは富士スピードウェイと交互に行うとの事です。

両方で年に2回日本で開催を望んでいた私としてはちょっと残念ですが、鈴鹿復活は楽しみです。

ニュースの続きをやると、例のスパイ疑惑事件でマクラーレンのドライバーも召喚される事になったようです。本当に犯罪色が色濃くなって残念です。スパの木曜日に明らかになるそうですので、またレポートします。

さて、このコースの特徴をブリヂストン浜島さんに解説していただきますが、フリー走行でも書きましたので、コース図付きで再び。

brig2007monz.jpg
Bridgestone"Monza Circuit"

「このサーキットはとにかく超高速。だからタイヤに厳しい、高速耐久性ということに関しては非常に厳しいサーキットと言えるでしょう。中でも特に、最終のパラボリカで左側(アウト側)のタイヤが非常に傷みます。また、シケインが非常に多く存在しているので、ブレーキングの時に細心の注意を払う必要があります。さらに、路面にはバンプが多いので、これも気を付けなければいけません。路面の粗さは中くらいです。」

Q1スタート前にフリー走行3回目でライコネンはリアサスペンションのトラブルを抱えたようで、左コーナーの「クルヴァ・デル・ヴィアローネ」で右側の側壁に衝突し、タイヤバリアに突っ込みました。

Q1の残り5分 アロンソが1分21秒718でトップタイムを更新。ハイドフェルドは1分23秒107で6番手、マッサは1分22秒309で3番手となりました。

クラッシュしたライコネンはスペアカーでコースインしました。

予選Q1の順位は、1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサ、4位ライコネン、5位クビサ、以下ハイドフェルド、ロズベルグ、バリチェロ、コバライネン、フィジケラ、ウェーバー、ビッテル、バトン、デビッドソン、トゥルーリ、ブルツとなり、ここまでがQ2進出しました。

残念ながら佐藤琢磨は前線に続きQ1で脱落してしまいました。

Q1ノックアウト
17位佐藤琢磨(スーパーアグリ)1'23"749
18位ラルフ(トヨタ)1'23"787
19位リウッツィ(トロロッソ)1'23"886
20位クルサード(レッドブル)1'24"019
21位スーティル(スパイカー)1'24"699
22位山本左近(スパイカー)1'25"084

マクラーレン速し!。
マクラーレンのブレーキは左側が大きく、右側が小さい非対称のブレーキです。初めて見ました。

フェラーリ遅し!
フェラーリはストレートスピードが全然出ません。

Q2でフィジコが脱落してしまいます。

予選Q2は、1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサ、4位ライコネン、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位ロズベルグ、8位バトン、9位トゥルーリ、10位コバライネンとなりました。

Q2ノックアウト
11位ウェバー(レッドブル)1'23"166
12位バリチェロ(ホンダ)1'23"176
13位ブルツ(ウィリアムズ)1'23"209
14位デビッドソン(スーパーアグリ)1'23"274
15位フィジケラ(ルノー)1'23"325
16位ビッテル(トロロッソ)1'23"351

Q3になりました。
ホンダのバトンが久々Q3(10位)に進出できています。
トヨタのトゥルーリも頑張ってQ3(9位)獲得しました。トゥルーリは今季最高位でした。

Q3トップ10のタイム
1位アロンソ(マクラーレン)1'21"997
2位ハミルトン(マクラーレン)1'22"034
3位マッサ(フェラーリ)1'22"549
4位ハイドフェルド(BMW)1'22"174
5位ライコネン(フェラーリ)1'23"183
6位クビサ(BMW)1'23"446
7位コバライネン(ルノー)1'24"102
8位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'24"382
9位トゥルーリ(トヨタ)1'24"555
10位バトン(ホンダ)1'25"165

BMWがライコネンの事故のせいか2強に食い込んできました。ハイドフェルドは最後のアタックでライコネンを抜きました。

ここのコースは1ストップと2ストップの差があまりないので、1ストップを選択するチーム(ドライバー)が結構いるのではないでしょうか?

ロズベルグ、トゥルーリ、バトンなどは特に重いと思われます。バトンなどはミスがあったかわかりませんがQ2比で2秒も遅いのは相当ガソリンを積んでいるのではないでしょうか。
そういう意味ではハイドフェルドに抜かれたキミも重いのかも?

alonso0907f1.jpg
F1-Live.com"F.Alonso"

予選直後のトップ3インタビュー
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「いままでQ3になると最後に新しいタイヤを履いてうまく行かず失敗したりして、久しぶりにポールポジションになれたよ。先週のここでのテストも良かったよ。トルコでの結果には満足していないからね。明日は誰よりも前でフィニッシュしたいよ。政治的なことなどもあって、この2週間よく考えたけれど、とにかくステップバイステップでクルマを良くして、あと5戦全部がファイナルだと思って、集中してやっていきたい。」

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
「1回目のアタックよりも2回目のアタックの方が良かった。ブレーキングなどのバランスがどうも良くなかった。加速していく時もタフだったし、メカニカルグリップもタフだったよ。メンタル的にも厳しいコースだね。フロントローを独占したのは5度目だし、明日もそれが維持できるように願っている。」

フェリペ・マッサ(フェラーリ)
「マクラーレンは速かったよね。僕も頑張ったけれどここではマクラーレンの戦闘力があるから、明日はサプライズを期待するよ。トップ3に入れたには満足している。トルコでは僕らが速かったけれど、トラックのレイアウトによって、僕らが速かったり、彼らが速かったりするものさ。ここでは、高速から低速にブレーキングするのと、バンプ(縁石?)に乗るのが難しいとキミとも話していた。」

マクラーレンがここフェラーリの聖地モンツァで1−2を決めた事はあのセナプロ時代でさえないらしいです。

しかし、マクラーレンは来季のシートがまだ確定していないのでふたりがポイントの食い合いをするのが見られるかもしれません。

ティフォジとしましては、圧倒的に負けるのだけは見たくありません。
明日は最後まで食らいついて欲しいです。

フォルツァ、フェラーリ!
posted by ティフォジ at 14:37| F1第13戦 イタリア グランプリ 9/9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

イタリアGPフリー走行初日

いよいよイタリアGPが始まりました。

このコースの特徴をブリヂストン浜島さんは、こう語っています。

「このサーキットはとにかく超高速。だからタイヤに厳しい、高速耐久性ということに関しては非常に厳しいサーキットと言えるでしょう。中でも特に、最終のパラボリカで左側(アウト側)のタイヤが非常に傷みます。また、シケインが非常に多く存在しているので、ブレーキングの時に細心の注意を払う必要があります。さらに、路面にはバンプが多いので、これも気を付けなければいけません。路面の粗さは中くらいです。」

9月7日
フリー走行1回目はフェラーリの1−2でした。
トップに立ったのは1分22秒446をマークしたフェラーリのキミ・ライコネン。これにチームメイトのフェリペ・マッサが1分22秒590で続きました。」

続いてフリー走行の2回目はマクラーレンの1−2でした。
火花を散らす両者の戦いは早くも始まっています。

freesato2007gp.jpg
GPupdate"Takuma Sato"

フリー走行2回目結果
1位アロンソ(マクラーレン)1'22"386
2位ハミルトン(マクラーレン)1'23"209
3位フィジケラ(ルノー)1'23"584
4位クビサ(BMW)1'23"599
5位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'23"679
6位マッサ(フェラーリ)1'23"722
7位ハイドフェルド(BMW)1'23"821
8位ライコネン(フェラーリ)1'23"922
9位コバライネン(ルノー)1'23"833
10位ブルツ(ウィリアムズ)1'23"848
11位トゥルーリ(トヨタ)1'23"881
12位ラルフ(トヨタ)1'23"919
13位バトン(ホンダ)1'24"137
14位ウェバー(レッドブル)1'24"328
15位バリチェロ(ホンダ)1'24"462
16位クルサード(レッドブル)1'24"605
17位佐藤(スーパーアグリ)1'25"328
18位ビッテル(トロロッソ)1'25"459
19位スーティル(スパイカー)1'25"531
20位リウッツィ(トロロッソ)1'25"567
21位山本(スパイカー)1'25"863
22位デビッドソン(スーパーアグリ)1'26"021

フェラーリのライコネンはトラブルで12周しか走れなかったようです。

日本勢の様子ですが・・・。
ホンダはストレートラインのスピード不足に悩まされたようです。
まだ、本当のセットアップが出来ていないのでしょう。

トヨタの二人は「今夜まだ調整する事はあるけど」予選には自信を覗かせていました。この自信はいったいどこから来るものなのかちょっと私は不安です。それともリップサービスですか?

スーパーアグリのデビッドソンは一人26秒台でしたが、メカニカルトラブルでセッションを10分間も赤旗中断させました。

主な選手のフリー走行後のインタビューです。(上位順)

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「今日はとてもうまく進んだよ。先週のテストから、僕らのパフォーマンスに関する良いアイデアを引き出すことができたんだ。先週からはコンディションが少し変化していたけど、レースに向けたセットアップを試す上で役立ったし、マシンのフィーリングには満足している。午前中のセッションではステアリングに発生した小さな問題を改善するために時間をロスしてしまったけど、それは最終的な結果には影響することはなかったね。」

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
「僕らはいつもどおりのセットアップ作業とブリヂストン・ポテンザ・タイヤの評価作業を行った。今週末の僕らの競争力がどの程度のものであるかについて理解することができたよ。マシンのフィーリングは最高だった。今日すでに良い段階を踏むことができたよ。だけど、ライバルたちが今日のフリー走行でどんなことをやっていたのかなんてわからない。だから僕らは予選の前までにさらなる改善を見出す必要があるよ。」

フェリペ・マッサ(フェラーリ)
「僕らは2つのフリー走行に異なった方法で臨んだ。午後のフリー走行ではレースペースに関する作業を行ったんだ。1周のタイムアタック時の最適なマシンバランスを探すことに関してはまだやるべきことはたくさんあるが、ロングランでは良い感じだと言うことができるよ。今日の路面は少し汚れてたけど、先週のテストよりは良かったって感じかな。」

キミ・ライコネン(フェラーリ)
「フリー走行1回目は良かったけど2回目はハイドロリックトラブルを抱えてかなりの時間を失ってしまったよ。それに最後にニュータイヤを履いて行うタイムアタックのチャンスは1回しかなかったしね。だから、僕らがいったいどのあたりの位置にいるかについては実際のところわからない。フリー走行中は他のチームがどのぐらいの燃料を積んでどのタイヤを履いて走っているかわからないしね。」

「マシンバランスは悪くはなかったけど、特に予選でのパフォーマンスを向上する必要性はある。予選ではライバルたちが特に競争力を発揮するわけだからね。だけど僕らのレースペースはいいと思うよ。モンツァはフェラーリのホームレースだし、チームもファンもハッピーになれるよう、僕はできるかぎりのことを尽くすさ。」

日本人はどうだったでしょうか?

佐藤琢磨(スーパーアグリ)
「先週のテストで完了できなかったテストプログラムをカバーしなければならなかったけれど、いくらかの進歩が見られたのでよかった。ぼくたちにとってはタフな週末になることはわかっているが、その一方で、明日の午前中にはパフォーマンスを改善することができると思っている。」

山本左近(スパイカー)
「今日は僕たちチームが先週のテスト走行後、レース上でBスペックマシンを走らせる初めての機会となった。先週のテストプログラムから今まで本当によくやってきたよ。今日もいつもの作業であるソフトとハードの2種類のタイヤ評価や予選とレースのセットアップ作業を行った。走行距離を稼ぎ明日のために準備ができたということがとても重要だね。」

frespy2007gp.jpg
GPupdate"SPYKER F1 Team"

最後にスーパーアグリ、グラハム・テーラー(スポーティングディレクター)にインタビューしました。
Q:しばらくSA07に新しい開発部品が投入されていないようですが、モンツァには期待していいですか?
テーラー:モンツァのような特徴のサーキットは、チャンピオンシップの中でも特別な存在だ。ストレートが長いため、どのチームもドラッグを低くすることに集中する。だから、自動的にモンツァの空力パッケージの開発は他とは別に行われる。モンツァでは新パーツが投入されるということだ。残念ながら、レース前のテストが悪天候だったため、作業がはかどらず、大量のデータを収集することはできなかったが、自分たちの力を最大限に発揮できるように努力するつもりだ。

やはり、予想通りマクラーレン有利で終りました。
しかし、もうちょっとフェラーリも食らいついていってほしいと、思います。

そうでないと、マクラーレン一人旅というか、2人旅になってしまいます。
超高速コースでバトルを繰り広げてほしいと思います。
いつもは余裕で日本勢を応援したりしていますが、今回はフェラーリを応援しないとフェラーリ自身に余裕がありません。
本当に頑張って下さい、スクーデリア・フェラーリ・チーム!
posted by ティフォジ at 12:16| F1第13戦 イタリア グランプリ 9/9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

来季トヨタのシートに中嶋一貴?

ドイツの「シュポルト・ビルド」紙によると、来季(2008年)のパナソニック・トヨタ・レーシングチームのシートのひとつは今季ウィリアムズチームのテスト&リザーブドライバーを務める中嶋一貴だと報じました。

nakaji2007gp.jpg
GPupdate"Kazuki Nakajima"

ウィリアムズは今季トヨタエンジンを搭載しており、それも来季のドライバー選択のひとつの要因ではないかと思われます。中嶋一貴は、ラルフ・シューマッハと入れ替わると言われています。

中嶋一貴はみなさんよくご存知の日本人初のフルタイムF1ドライバー、中嶋悟さんの息子さんです。

ラルフ・シューマッハは32歳、中嶋一貴22歳という歳の差も要因と、あるトヨタの関係者は語っています。
今季、ここまでラルフはチャンピオンシップポイント5ポイントで、あまり良いパフォーマンスも見せておりません。

先のトヨタ関係者は、
「成功を収めているハミルトンとマクラーレンの例もあり、若い才能を起用するという方針は日本のトヨタ本社の注意を引いているようだ。」
そして
「一貴は若く、日本人でもあるしね」とも、言っています。

また、年棒もあります。ラルフの年棒は年間1,900万ドル(約22億円)とも言われており、中嶋一貴との差は歴然としています。

中嶋一貴は今シーズンからF1の1つ下のカテゴリーであるGP2に参戦しており、安定した成績を残しています。

また同紙は、中嶋一貴が来期のトヨタのレースシートを争うライバルはラルフではなく、現在BMWザウバーのテストドライバーでありGP2のチャンピオンシップリーダーでもあるティモ・グロックだと予想しています。

しかし、まだあくまでも、来季シートのリストに載ったということであって、確定したわけでもなく、チームもリリースはしておりません。

私はてっきり、中嶋一貴はウィリアムズ・トヨタチームからデビューと思っていましたので、この報道には少々驚いております。

toyota2007f1.jpg
F1-Live.com"Ralf Schumacher"

トヨタチームは今までもコンサバな戦略で通してきました。
それによって多くの失敗もして来ました。ですから、失敗する可能性の強い中嶋一貴のような新人をシートに置くとは考えにくいと個人的には思います。

この報道が実現するように願いたいものです。
posted by ティフォジ at 21:28| トヨタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

レースを録画しますか? <セナの思い出から>

最近、ウチの中で、私個人用のHDD、DVDレコーダーを購入し、設置しました。
これを機に、思う事がありますので、今日はそれを書きたいと思います。

あなたはF1中継を見ている時に、その見ているレースを録画しますか?

私は録画派です。
私が録画派になった理由は簡単です。ちょくちょく友人から
「昨日のレース見れなかったんだよ、録画してある?」
と、聞かれ、人のいい私は快く

「あぁ、録画してあるよ。。」
と、言ってVHS(最近はDVD)を貸してあげる事があるからです。

何もライブで見ているのだから録画する必要はないのですが、その録画をし始めたきっかけはアイルトン・セナでした。

忘れもしない、1994年サンマリノグランプリでした。
フジテレビの中継はオープニングと共に突然、今宮純さんの泣き声から始まりました。

中継が始まった時に、セナはもうタンブレロコーナーの壁にマシンを止めて、ヘルメットがグッタリしている状態でした。

senna1994.jpg
アイルトン・セナ研究所

これからどうなるのだろう?という不安に被せて来るような今宮さんの泣き声。そして、しばらくすると事故までのVTRが流されました。

スタートダッシュを決めたその年から移籍したウィリアムズに駆るセナが、その頃新進気鋭のドライバーだった「ミハエル・シューマッハ」の”ベネトン”に追いかけられて必死に逃げて行くセナのミハエルからのオンボード映像。

その映像が何度も何度も繰り返し、流されました。

そして、長い時間が経過し、シートで見えないようにしてマシンから降ろされて、マシン脇のストレッチャーに乗せられます。

また、長い時間が経過して緊急搬送用のヘリコプターに乗せられイタリア・ボローニャ市内のマジョーレ病院に搬送されます。

最初は”あのセナが事故をした!”というだけで、ショックで、ものすごい興奮して見ていました。

前日のローランド・ラッツェンバーガーの事故死の件もあり、最悪の事も頭をよぎりましたが、まさかあのセナが死ぬなんて想像の域を超えていました。

ところが、今宮さんがもう亡くなってしまったような口調、解説なので、”やはり、セナでも死ぬのかな?”と思い始めました。

夜中でしたが、わざわざ家人を起こして、この事の重大さを伝えたのを思い出します。

いつもは夜中の中継を見ない家人も中継を見出しました。しかし、一向に進展しない応急処置(に、見えたのです)に、家人ももう睡魔には勝てず、

「録画しておいて」と言って、寝床についてしまいました。

それ以来です。私がライブでF1中継を見ているにも関わらず録画も同時にするようになったのは・・・。

AyrtonMonument1994.jpg
Wikipedia"アイルトン・セナ墓碑”

今となっては、かなり安全になったF1ですから、中継予定時間を超えて、中継したり、全くどうなるのかわからない中継が流される事もなくなったF1ですが、何故か、癖というか、録画するのが習慣みたくなってしまいました。

その上、冒頭のような友人が今でもいるものですから、録画をしてしまいます。
それでは、私は1994年から全レースの録画VTRを保管しているかといえばNOです。

以前は1年間10数レースを録画して保管していましたが、何せ庶民の小さい家ですから、何年間も保管しておく事が困難になって来て、1年間だけ撮っておき、保管するようになりました。

それも、最近は面倒になって来て、HDDに録画するようになると、DVDダビングも面倒なので、面白かったレースだけDVDに保管するようになってしまいました。

けれども、毎レース録画することだけは変わっていません。
私の録画派になった理由、大した事ではありませんが、F1の歴史に基づいて、始まったというのは、ちょっと面白いエピソードではありませんか?

そして、F1ファンなら今日のこの記事を読んで1994年5月1日のサンマリノグランプリを思い出されたことと思います。

F1の安全は100%ではありません。だから録画しているわけではありませんが、録画の威力を発揮できることがないように祈りたいと思いますし、FIAにも頑張ってもらいたいと思います。

そして今週モンツァでイタリアGPが行われます。もう、あのイモラでのサンマリノGPというのがなくなったというのも残念な事のひとつです。

こうして、F1の歴史も塗り替えられていくのでしょう。しかし、私が録画したDVDを消去してしまっても、私の心の中には今日書いた1994年の事故のように、中継を鮮明に覚えているレースもあるのです。

これからもきっと事故ではなく、心に残るレースをF1ドライバーたちは繰り広げてくれる事でしょう。それを期待します。
posted by ティフォジ at 11:12| F1第13戦 イタリア グランプリ 9/9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

イタリア探訪

今日は、今週末行われるイタリアGP(モンツァ)に合せて、イタリアという国を探訪してみたいと思います。

イタリア共和国、通称イタリアは、ヨーロッパ南部の国になります。
ヨーロッパにあるイタリア半島と、地中海に浮かぶ大きな島(サルデーニャ島、シチリア島)からなる国です。

北にあるアルプス山脈において、フランス、スイス、オーストリア、スロベニアとも国境を接し、またサンマリノ、バチカンの領土を取り囲んでもいます。
だから過去にはサンマリノグランプリというのが、イタリアのイモラで行われたりしたのですね。

人口は約6千万人弱、その内約1割が首都ローマに居ます。北部の都市ミラノに南部の都市ナポリなど有名な都市がたくさんあり、歴史深い国です。逆に、南北の格差も結構ある国になってしまっています。

イタリアGPの行われるモンツァはイタリア半島北部に位置するロンバルディア州ミラノ県にあり、人口約12万人の小都市です。

モンツァ国立公園が市の大半を占め、国立公園内にはサーキットと、王の別荘があります。

イタリアの大きな産業は農業と工業に分かれますが、やはり皆さんのよくご存知なのは自動車工業のフィアットグループですね。フェラーリだけでなくアルファロメオ、ランチア、マセラティなどです。

もうひとつ皆さんがよくご存知なのはファッション業界です。F1にも進出したベネトンを始め、アルマーニ、グッチ、フェラガモ、ブルガリ、D&Gなど枚挙に暇がないほどです。

ファッションに続いて芸術も盛んで、ダ・ヴィンチ、ヴィヴァルディなどを輩出したルネサンス発祥の地と言われています。オペラなども盛んです。

陽気なイタリア人はスポーツ大好きです。
F1を始めとするモータースポーツ。今、イタリア出身の現役F1ドライバーはジャンカルロ・フィジケラ、ヤルノ・トゥルーリ、ヴィンタントニオ・リウッツィの3人です。

過去にもイタリア人の有名F1ドライバーはたくさんいました。アルベルト・アスカリ、ミケーレ・アルボレート、リカルド・パトレーゼ、ルカ・バドエル、イヴァン・カペリなどなどです。

J[.jpg
Wikipedia"歴代フェラーリマシン"

サッカーも盛んな国で、イタリアのセリエAと言えば、世界のサッカー選手が憧れるピッチです。

主なクラブチームはACミラン、ラツィオ、インテル・ミラノ、ユヴェントス、ASローマなどで、この名前を出せば、F1と同じく世界の子供達の憧憬の的で、第二のバッジオ、トッティになりたいと夢見ています。

私は詳しくないのですが、自転車競技も盛んだそうで、世界三大ツールの一つ、ジロ・デ・イタリアを開催する、最も自転車ロードレースの盛んな国の一つだそうです。

国民性はご存知のとおり陽気な性格です。
以外に親日的な国で、第二次世界大戦の時に枢軸国として共に戦ったからという説があります。

そのせいかどうかわかりませんが、スクーデリア・フェラーリを設立したエンツォ・フェラーリ(1898〜1988享年90歳)は、本田技研の本田宗一郎と息が合い、無二の友人であったと言われています。エンツォの晩年、V12エンジンを最後まで拘ったのはフェラーリとホンダだけでした。

話がF1に行ってしまいましたところで、イタリア探訪を終りたいと思います。
posted by ティフォジ at 15:40| F1第13戦 イタリア グランプリ 9/9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

史上最大のルーキー

今日は今年(2007年)に、快進撃を続けるルーキーでありワールドチャンピオン候補であるイギリス人ドライバー”ルイス・ハミルトン”にフィーチャーして彼の今までの経歴と、今期の予想をして行きたいと思います。

ハミルトン(1985年1月7日)は、イギリス・ハートフォードシャー州スティーブニジという所の出身で、1993年、8歳の時にカートを始めました。

この時の彼の感想は
「初めてカートに乗った時はラジコンより刺激的だったね!」

10歳の時にイギリスカートチャンピオンを獲得したのを皮切りに、幾つかのタイトルを獲得、これがロン・デニスの目に留まり、1997年に早くもマクラーレンチームと契約を交わしました。

2000年にはヨーロッパカートチャンピオンを初めとする主だった国際タイトルを総なめにし、もてぎワールドカップでも優勝。カートを卒業したのが弱冠15歳でした。

2001年にフォーミュラルノーに参戦。2003年にチャンピオン。
2004年からF3ユーロシリーズに参戦。2005年にチャンピオン。
2006年からGP2に参戦、通算5勝を挙げて、同選手権のタイトルを獲得しました。

そして2007年ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスからF1にデビューしました。

「F1グランプリ史上初の黒人ドライバー」「マクラーレンの秘蔵っ子」として開幕前から注目を浴びていました。

hamgp0903.jpg
GPupdate"Lewis Hamilton"

「もともとセナが好きだったから、そのセナを知るロン(デニス)から話を聞いた時は本当に嬉しかった。F1ドライバーになるという夢は達成できたけど、僕の本当の夢は、モータースポーツにコネがない家族の下に生まれた子供でも、F1ドライバーになれる、ということを伝えていくことなんだ」

2007年開幕戦のオーストラリアGPで、いきなり3位になり、後は皆さんもよくご存知のとおり、ここ第12戦までを終えて3回の優勝も含めて、ワールドチャンピオンシップ争いで1位84ポイントをあげています。

彼のすごいところは、速い事はもちろんの事、ルーキーとは思えない落ち着いた走りとそこから来る信頼性です。
彼は第10戦ニュルブルクリンク以外全戦入賞(これも予選のクラッシュが原因によるもの)している所がすごいです。

残念ながらトルコGPではタイヤ破損のよる事故はあったものの持って生まれた運なのか、タイヤが破損した場所が後半のコーナーの少ないターン9を越した所で、ピットまでマシンを運ぶ事ができたのでした。

次戦はモンツァで、マクラーレンが強いコースと言われています。無論、地元フェラーリも負けずに食らいついて来る事でしょう。しかし、彼にはここモンツァに思い入れがあります。

モンツァは彼が昨シーズンにGP2のチャンピオンシップで勝利した思い出の場所なのです。

「昨年はGP2で初めてのレースを行い、そこでチャンピオンシップに勝ったから非常に思い出深い週末だったんだ」
と、彼は言いました。

「日曜日のレースではずっとジョルジオ・パンターノと激しいバトルを繰り広げたんだ。シーズンで最も楽しかったレースの1つだったよ。今年もいいレースをして素晴らしい思い出になるといいね」

最後にモンツァに向けて彼はこうコメントしています。

「いいセットアップを得るのが楽ではないトラックだということは分かっているんだ。だから、先週のテストは非常に有効だったよ。クルマには非常に厳しく、いいラップタイムを出すには縁石を多用しなければならないんだ。このため、縁石を上手く乗り越えるために柔らかめのサスペンションパッケージを持っているから、これらを使いダメージを避けなければならないんだ。信じられないほど低いダウンフォースでクルマをスローダウンさせるのは楽ではないし、ブレーキ時のバランスが鍵になるんだ。これは僕たちがテストしたもう一方の部分だよ」

私は、個人的には彼に勝ってほしくないのですが、彼のすごさはこの彼の経歴からもわかります。
こういうルーキーが出て来てくれるからこそF1も面白さが倍増するのです。

彼はもはやルーキーの域を超えています。
何せ、チャンピオンシップポイントリーダーな訳ですから・・・。

それでもフェラーリには地元で勝ってほしいなぁ〜。
posted by ティフォジ at 15:11| F1ドライバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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