2007年10月23日

ブラジルGPファイナルU

ブラジルGPファイナルのパートUです。続編です。
レースは後半戦40周目に入りました。
ここまで頑張って来たバリチェロがピットに入ってそのままリタイヤしてしまいました。バリチェロは35才、来季もやる気まんまんです。

50周目、マッサがピットイン。スーパーソフトタイヤの新品に履き替えました。いよいよ、ライコネンは最後のプッシュ!プッシュ!ここでマッサを抜かなきゃ、チャンピオンになれない!!

FerrariTeam1021GP.jpg
GPupdate"Ferrari Team"

52周目、アロンソがピットイン。6.2秒。
53周目、ライコネンが運命のピットイン!6.4秒。ピットロードも全開で、マッサを追います!抜きました!トップに立ちました!これでワールドチャンピオンの芽が出てきました!

直後のインタビューでライコネンはこう語りました。
「チームが”チャンピオン行けるぞ!”って言ってくれた」

56周目、ハミルトンがピットイン。5.4秒。ハードタイヤを履いて出て行きました。8位のまま復帰しました。

Hamilton1021GP.jpg
GPupdate"Hamilton"

64周目、トゥルーリがピットインでハミルトンが7位。

このままチェッカーだと、1位ライコネンで110ポイント(6勝)、3位アロンソ109ポイント(4勝)、7位ハミルトン109ポイント(4勝)で、ワールドチャンピオンは、ライコネンになります。ハミルトンは5位にならないとポイントリーダーになれません。
そこまで、ふたつ上げる為には、あと21秒。

ハミルトンがプッシュしますが、追いつきません。
この結末を誰が予想したでしょうか!!

結局このままチェッカーフラッグ!
ロズベルグ自己最高位の4位です。
トゥルーリ8位はインディアナポリス以来の入賞です。
中嶋一貴がデビュー戦トップ10入りを果たしました。

表彰台では、フィンランド国歌とイタリア国歌がブラジルの空にこだまします。

podium1021GP.jpg
GPupdate"Podium"

ブラジルGP決勝リザルト

1位K・ライコネン(フェラーリ)1:28:15.270
2位F・マッサ(フェラーリ)+ 1.493
3位F・アロンソ(マクラーレン)+ 57.019
4位N・ロズベルグ(ウィリアムズ)+ 1:02.848
5位R・クビサ(BMW)+ 1:10.957
6位N・ハイドフェルド(BMW)+ 1:11.317
7位L・ハミルトン(マクラーレン)+ 1 laps
8位J・トゥルーリ(トヨタ)+ 1 laps
9位D・クルサード(レッドブル)+ 1 laps
10位中嶋 一貴(ウィリアムズ)+ 1 laps
11位R・シューマッハ(トヨタ)+ 1 laps
12位佐藤 琢磨(スーパーアグリ)+ 2 laps
13位V・リウッツィ(トロロッソ)+ 2 laps
14位A・デビッドソン(スーパーアグリ)+ 3 laps
Did not finish
15位A・スーティル(スパイカー)+ 28 laps
16位R・バリチェロ(ホンダ)+ 31 laps
17位H・コヴァライネン(ルノー)+ 36 laps
18位S・ヴェッテル(トロロッソ)+ 37 laps
19位J・バトン(ホンダ)+ 51 laps
20位M・ウェーバー(レッドブル)+ 57 laps
21位山本 左近(スパイカー)+ 69 laps
22位G・フィジケラ(ルノー)+ 69 laps

ライコネンはインタビューでこう語りました。
「ポジションとして厳しい事もあったけど、団結してチームがやって来た。フェリペもいっしょにやってくれて、スポンサーに至るまで協力してくれた」

「一言で言えないが、何もないフィンランドから何もないのにここまで登りつめて、今までもチャンピオンに近い所まで行った事もあったけれど、ダメな時もあった。今のチームが好きだし、いい雰囲気だったし、F1がこれまで以上に楽しくなった」

運が悪いと言われた頃もあったのでは?と聞かれて、
「どうだろう、自分では運がないなんて一度も言ったことはないよ。運というものはあんまり信じないしね。時には問題が起こったり、ミスをしたり、落ち込んだりするけど、今日は他ドライバーの出方も重要だったし、すべていい方向にいったんだ。今年はリードしていた時期や、うまくいかず苦しんだ時期もあった。今日は本当に全てのことがうまくいったよ。これが運のおかげかは知らないけれど、とにかく勝てたことは良かったし、それが大事さ」

kimi1021GP.jpg
GPupdate"Kimi Raikkonen"

ライコネンというドライバーは今どきにない古風(!?)なところがある豪快さを持ち合わせる人です。今どきのドライバーは、ストイックで、毎日トレーニングをかかさない人が多いですが、ライコネンは大酒飲んで、大騒ぎはするし、レースが気に入らない時はジャーナリスト達に食ってかかるし、最近もスノーモビル大会に”ジェームスハント”の偽名で出場してしまう「ちょい悪ドライバー」なのです。

そんなところが私は好きです。
本当に予想もしていなかったのにワールドチャンピオンになれてすごく良かったと思います。

来季はどうなるかなんて今はどうでもいいです。
とにかくフェラーリが勝って良かった!
おめでとうございます。スクーデリア・フェラーリ・マルボロ!
posted by ティフォジ at 00:00| F1第17戦 ブラジル グランプリ 10/21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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