2007年10月30日

10年間のエンジン凍結を決定

FIAのモータースポーツ部門である世界モータースポーツ評議会(WMSC)は24日にフランス・パリのFIA本部で、F1エンジン開発を10年間凍結するというレギュレーションを導入することを決めたと発表しました。

FIA1026GP.jpg
GPupdate.net"FIA"

報道によると、FIA会長のマックス・モズレーは、現在F1に参戦している6つの自動車メーカー(マニュファクチャラー)が代替案として提出した将来のエンジンレギュレーションの受け入れを拒否した模様なのです。

マニュファクチャラー側は、2010年から数年にわたって675馬力を発生するエンジンを4レースで使用し、エネルギー回生によって得られた力を“ブーストボタン”を設けることによって生かすことを望んでいたようです。

しかしモズレーはその案の受け入れを拒絶しました。理由としては、自動車メーカー側が1年につき1,000万ユーロ(約16億円)でカスタマーエンジンを他チームに供給するという案に賛成しなかったからということのようなのです。

FIAは24日に「2008年からは10年間にわたり、エンジン開発は基本的に凍結されることになるだろう」との声明を発表しました。

さらにその声明は
「5年後には変更が許されるが、利害関係者の満場一致での同意が得られる場合のみとし、2年間の通知期間のあとでないとならない。全面的凍結は、現行のレギュレーションに従ってエンジンの全てのパーツの開発について例外がないことを意味している」
と続いています。

上記とは関係なくFIAは、フェラーリが2008年と2009年に2つの異なったチームに対してエンジンを供給することも発表されました。そのチームとは現在もフェラーリを搭載しているスクーデリア・トロ・ロッソとスパイカー(2008年からはフォース・インディア)のことです。

このような長期間、かつ強引なエンジン凍結は多くのマニュファクチャラーから批判が出ると予想されます。

一方、FIA側から見れば、元々カスタマーエンジンの供給額で売られた喧嘩を買って出たといったところなのでしょう。

エンジンの貸借額で、チームコストを変えようとする縛り方が、マニュファクチャラー達に火を点けてしまったようなのですが、私のような一ファンの目から見たら、チーム間格差が少なくなる可能性を秘めているレギュレーションの改訂はレースが面白くなるので歓迎です。

HondaRA807E.jpg
SuperAguri.com"HONDA RA807E"

ここから茶飲み話になっちゃいますが・・・。
しかし、フェラーリファンの目から見るとフェラーリが危うくなるのでドキドキします。考えてみれば、GP2から始まって2つのチームもしかり、フェラーリはこのレギュレーション改訂に順応できるように触手を伸ばしているともいえるのでしょうか。

メルセデス、BMW、ルノー、トヨタ、ホンダとで供給合戦が勃発するかもしれませんね。それとも逆になるべく動かさないようになっちゃうのかもしれませんね。

とにかく、もしかするとグルーブドタイヤ以来の大改革になるのかもしれませんね。各チームはタイヤも結局は関係ないくらいのシャーシ改造をして来るのでエンジンも同じかな??
posted by ティフォジ at 09:15| F1マシン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。