2007年05月22日

シンガポールGPパートU

先述もしたシンガポールグランプリは2008年のカレンダーにのることがバーニーと正式に契約されたそうです。

まだ、言われているナイトレースになることなどは決定していませんが、ナイトレースになれば欧米でのテレビ視聴時間帯が良くなり、今の試算では全世界で約5万人の人が見るポテンシャルがあることになります。(シンガポールの貿易産業担当国務大臣、S.イスワランさんのコメント)

バーニーにとってはナイトレースでないと、視聴率に関わるので、多分、ここは譲らないでしょう。

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(近畿日本ツーリスト)

さらにシンガポールの経済効果としては、チケット販売や、グッズ販売、スポンサー契約などは約1億5千万ドルの収益をもたらしますし、アジア以外の国々から観戦に訪れる約8万人の観客により、約1億ドルの試算が出ています。

ドライバー達には前回もインタビューしましたが、概ね良好です。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)をはじめとするドライバーたちが気にしているのは、唯一ナイトレースの安全性の確保が、気になるところの様です。

シンガポールGPは、モナコGPと同じく市街地公道コースになるので、シンガポールにある現代的な摩天楼や、逆に植民地時代の建物、
さらにマリーナのあるウオーターフロントを見渡すことができるので、シンガポールの認知が少なくとも世界で5万人の人達にアピール
でき、観光にも一役買うことが出来る訳です。

これからもアジア・太平洋地域でのF1開催は増えることはあっても、減る事はないと言われています。
2010年までには少なくとも6戦がその地域で開催されます。その6つとは日本、オーストラリア、マレーシア、中国、韓国、そしてシンガポールになります。

バーニーは「インドとも話しているんだ。」と、言っているそうです。

元々、巨大なタバコ広告をアジア地域で確保しようというのが、F1のアジア進出の第一歩でした。
ところが、経済的に大躍進を遂げるアジア地域はタバコ広告など吹き飛ばしてしまうほどのチカラがありました。

プライベーターが減り、ワークスチームが増えた今のF1はレースで勝つことは企業のイメージアップにつながり、販売市場への影響が見込まれることになります。

そして、どんどん裕福になるアジアの国々を自動車メーカーは、見過ごすことは出来ないのです。
一方、欧州でのレースは今までドイツとイタリアでは年間2回の開催をしていましたが、ドイツでは、ニュルブルクリンクとホッケンハイムで1年ごとの開催になる予定ですし、イモラ・サーキットで開催されてきたサンマリノGPは今年からカレンダーに外れています。

自動車メーカーだけではなく、プロモーター、そしてマーケッター達は市民がますます裕福になっていくアジアにさらなるビジネスチャンスがあることに気づいてきているようで、アジアでのF1熱は自動車販売に留まらない様相を呈しています。
posted by ティフォジ at 09:48| F1第16戦 中国 グランプリ 10/7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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