2007年06月27日

盛上らずフェラーリ60周年

ポデイウムには登るものの、マッサ、キミの1−2でポディウムというのが見られないフェラーリです。

結果、7戦を終えてコンストラクターズチャンピオンシップで、35点もの差を1位のマクラーレンにあけられています。

フェラーリも今年60周年を迎え、おめでたい年であります。
先般、本拠地マラネロでフェラーリ60周年の式典がありました。

マスコミ各社は低迷するフェラーリに手厳しい質問を浴びせかけました。

昨年までのエンジニアリングディレクターのロス・ブラウンにここでドライバーをミハエル・シューマッハに換えたらどうか?
との質問に彼は、今のフェラーリをキミ・ライコネンとフェリペ・マッサ両ドライバーの責任とするのは間違っているというのです。

「ひとりのドライバーがエンジニアに何かを伝えたところで、クルマは速くならない。そんな考えは妄想だよ」

「ドライバーの役目としては、データの解釈が合っているかどうか、エンジニアにクルマのインプレを伝えるのが関の山さ」

シューマッハに対する手厳しい批評で知られる1982年F1世界チャンピオン、ケケ・ロズベルグは、次のようなコメントをしています。

「フェラーリにとってシューマッハなど、今はガレージの飾りに
過ぎないね」

当の7冠王ミハエルは、この日7度目の王座を獲得したF2004を久しぶりにドライブをしました。

今回のフェラーリ60周年は、10年前の50周年に比べて大きな違いがあると、ミハエルは語りました。

「当時僕は現役のドライバーで、次のレースのことしか考えていなかった。だが今日は、この素晴らしい瞬間をフェラーリと分かち合えるよ」

式典に出席したジャン・トッドは、次のように語りました。

「私たちがドライバーを替えることはない。フェリペ・マッサとキミ・ライコネンはフェラーリの現在および未来を担う2人であり、今われわれに課せられた使命は彼らに速いマシンを与えることだ」

「フランスとイギリス両GPでパフォーマンスは上向くだろうか?それは分からない。モナコ、カナダ、そしてインディアナポリスが残念な成績に終わったのは言い逃れできない。しかし、先ごろシルバーストーンで行ったテストではポジティブな結果もみられた。したがって希望は失っていない」

式典にはトッドのほかに、ニキ・ラウダ、ルネ・アルヌー、ジョディ・シェクター、ジャン・アレジ、ゲルハルト・ベルガー、エディ・アーバインといったフェラーリと縁のある元ドライバーたちが姿を見せていました。もちろんミハエルも
そのひとりであります。

silver01.jpg
f1-Live.com

現役フェラーリドライバーももちろんですが、ここまでバーレーンとスペインGPで優勝しているマッサもまた、シルバーストーンのテストに気をよくしています。

「すごく満足しているよ。乗ったとたん、クルマが良い方向に変わったと気づいたんだ。だからフランスGPには期待している」

キミもマッサと同じ意見ですが、今からマクラーレンに追いつけるかどうかは楽観視していません。

「シルバーストーンテストの結果、僕らは勢いを取り戻しつつある。マシンもすごく良くなったよ。でもこれでマクラーレンと肩を並べられるかどうかは分からない。今後どう展開するか様子見だね。」

おめでたい60周年式典ですが、いまひとつ盛り上がらずに、終ってしまった感の否めないものとなってしまいました。
posted by ティフォジ at 15:49| フェラーリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。