2007年07月14日

今年で終わりだったアメリカGP

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F1-Live.com"U.S.GP"

2000年から今年までインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われてきたアメリカGPが、2008年には開催されないことが決まったようです。

ここ最近、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのCEOのトニー・ジョージと、FOM会長のバーニー・エクレストンの間で行われた交渉の結果、F1レースを開催しないという方向で合意に達したのです。

トニー・ジョージ氏は
「これまでに数回行われた交渉の結果、バーニー・エクレストンと私は2008年以降インディアナポリスでF1を開催することが難しいという意見を持った。しかし、われわれは近い将来に再びF1を開催する可能性がなくなったわけではないという結論に達している。これまでインディアナポリスでアメリカGPを開催することができていたことは喜びであり、100年もの歴史を誇るインディアナポリス・モーター・スピードウェイで再びF1を開催する可能性は残されていることだろう」
とコメントしました。

今年2007年のアメリカGPではルーキーのルイス・ハミルトンが勝利を飾った。過去の優勝者は次のとおりです。

アメリカGP(インディアナポリス)優勝者
1959年〜1991年は除く
2000年M・シューマッハ
2001年M・ハッキネン
2002年R・バリチェロ
2003年M・シューマッハ
2004年M・シューマッハ
2005年M・シューマッハ
2006年M・シューマッハ
2007年R・ハミルトン

振り返ればこのたった8年間でいろいろな波乱のあったアメリカGPでした。

2004年のレースでは、B・A・Rホンダの佐藤琢磨が、1990年日本GPの鈴木亜久里以来日本人として14年ぶりの表彰台(3位)を獲得しました。

2005年のレースは、ミシュランタイヤのトラブルに端を発し、ミシュランタイヤ装着全7チーム14台がフォーメーションラップのみで自主リタイアするという異常事態に発展しました。

きっかけは、フリー走行中に起きたラルフ・シューマッハのクラッシュでした。
原因調査の末、インディアナポリス最大の特徴であるオーバル部分を走行する際、想定しなかった負荷がタイヤに掛かる事が判明しました。

ミシュラン側はオーバル通過のスピードを抑えるためのシケイン増設案をFIAに提案しましたが、コースレイアウト変更は認められませんでした。

残りたった6台でのレースはミハエル・シューマッハが制しましたが、これはシューマッハ自身にとってだけでなく、フェラーリにとってもブリジストンタイヤにとっても、このシーズン唯一の勝利になりました。

また、入賞する機会すら少なかったジョーダン、ミナルディの両チームが3位から6位を獲得することができました。

この事件はミシュランとFIAの間に大きな亀裂を生む事となり、ミシュランのF1撤退(2006年)に少なからぬ影響を与えました。
またレース主催者とFIAにも亀裂が発生し、インディアナポリスでのF1開催が長く存続するかは不透明な情勢でした。

2007年7月12日にFIAのバーニー・エクレストン副会長とインディアナポリス・モータースピードウェイのトニー・ジョージ社長が共同声明を発表し2008年のF1グランプリの開催を断念する旨を表明しました。

また、アメリカ合衆国の他の都市での開催もないことが同時に発表されたため、2008年度はアメリカでのF1グランプリの開催はなくなる事になりました。
したがって、アメリカGPというものが2008年はない事になったのです。

ワールドチャンピオンシップというからにはアメリカ合衆国が入っていないと何か寂しい感じがしますよね。

前回、アメリカGPがなくなってから再び復活するまで8年間かかりました。
今度は8年も掛からずに復活する事を望みます。
posted by ティフォジ at 20:26| F1第7戦 アメリカ グランプリ 6/17 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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