2007年07月16日

レッドブルのカラーリング

先のイギリスGPでレッドブルF1チームは、”ファン・カー”と名乗り、レッドブルの慈善事業の一環として、車体に応募者ひとり10ポンドで顔写真がカラーリング(?)されていました。

red0707.jpg
GPupdate"RedBull"

最初、見た時は、「レッドブルのカラーリング装置に異常でもあったのか?」と、思いましたが、理由を聞き、シャーシを近くから見て納得しました。

レッドブルチームはよくこういった奇抜な事をやります。
2005年のモナコGPでは映画広告の為に、スタッフが皆、スターウォーズの格好をし、ひとりはその中のダースベイダーの格好までしていました。

2006年のモナコGPではピットに大きな”スーパーマン”の広告を貼り付け、その時の表彰台に上がったクルサードには、赤いマントを着させて立たせるといった熱の入れようでした。

でも、いままではカンヌ国際映画祭の直後にモナコGPが行われるという事もあり、映画宣伝のいわば、スポンサー集めの一環と言っても過言でないと思われる興行でしたが、今回は慈善事業で、それも一般から集めるという形で公募したところが違うと思います。

F1もこのような形が大事になって来るのではないでしょうか?
植樹をしたり、排出ガス規制ガソリンにして行ったりとレースやクルマに直接的な取り組みも大事ですが、レッドブルの取り組みのような、全く違う形での取り組みも大事な時期に来ているのではないでしょうか。

F1は(1部を除き)タバコ広告を止めました。
これも違った形の取り組みのひとつかもしれません。
日本人はこういった慈善事業などの意識が希薄です。欧米では寄付行為などは当然の事として行われています。

あのミハエル・シューマッハも稼いだお金ばかりが、目立ちます
が、寄付行為も数多く行って来ております。セレブと言われる人達の間では寄付などというのは、当然のこと(税金対策などとも揶揄されがちですが)なのです。

ホンダのカラーリングはアースカラーです。(個人的には格好は良くないと思いますが・・・)これも、”ホンダはエコに積極的に取り組みます”という意思表示です。

これからのF1チームはホンダを手本にしたら良いと思います。スポンサーの字の大きさや、テレビに映る時間ばかり気にした契約は止めて、これからは全チームが、そのチームのコンセプトに賛同する会社が協賛する形にしたら良いと思います。

そして、チームはそのコンセプトを現すカラーリングをするという風にするのです。

そうすれば、シャーシにゴテゴテとスポンサーの字や色が、塗られているという事もなくなり、クルマもすっきりするのではないでしょうか。

かつてF1は国別対抗戦。いわゆるクルマのワールドカップだった訳です。その頃は当然、スポンサーなどひとつもなく国別のカラーが施されていたそうです。ドイツはシルバー、イタリアは赤、日本は出場していませんでしたが白と決まっていたそうです。

そんな日がいつか来ると良いなあと思うこの頃なのでした。でも、タバコ広告ぐらいであんなにもめて、何年もかかるんですから、そうなるには膨大なお金と時間が掛かりそうですね。

タバコはダメだと決まっているのに、まだシャーシ載せる某私の大ファンの会社が、まだ粘るぐらいですから、前途は多難です・・・。
posted by ティフォジ at 00:00| F1マシン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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