2007年09月10日

イタリアGPファイナル

ここモンツァでのイタリアGPは全長306.720kmで争われます。
全開率約80%近い超高速コースです。
晴天のコースは気温28℃、路面温度36℃でのスタートです。

来週の世界モータースポーツ協議会の裁定も下るということで、マクラーレンはここで実力を見せ付けておきたいものです。

上位陣でソフトを選択したのは唯一ライコネンだけです。
フォーメーションラップではタイヤに熱が入りずらいので、全車さかんにクルマを左右に振っています。

ブラックアウト!スタート!
ハミルトンがマッサに1台分以上寄せていきます!(ペナルティーじゃないの!?)マッサ、これをかわして2番手。しかし1コーナーでハミルトンが2番手に浮上し、アロンソ、ハミルトン、マッサ、ライコネンの順にシケインを通過しました。

2周目に入ったところでいきなりクルサードがクラッシュ!リプレイによると、フロントウィングがとれたためのクラッシュだと思われます。

ここでセーフティーカーが入りました。

SC0909GP.jpg
GPupdate"SaftyCar"

6周目、セーフティーカーがピットに入り、レースがリスタートします。
コントロールラインを通過し、シケインの入り口でハミルトンがアロンソに仕掛けますが、結局そのままの順位でシケインを通過。アロンソとハミルトンの、チームメイト同士のライバル意識が感じられるシーンでした。

10周目、マッサがスローダウン!そのままピットに戻り、頭からガレージへ入れてそのままリタイヤしてしまいます。ここに来てのリタイヤはフェラーリにとっては、かなり痛いです。

昨日のライコネンのトラブルといい、フェラーリは信頼性が問われています。

18周目、ハミルトンが1回目のピットイン。ミディアムタイヤを装着してコースへと戻りました。

20周目、アロンソがピットイン。やはりミディアムタイヤでコースへ。ハミルトンの前でレースに復帰しました。

25周目、ライコネンがピットイン!15秒ストップで、ワンストップ作戦であることが確定しました。ミディアムタイヤを履き、3番手でレース復帰。

現在の上位陣の順位とタイム差は、1位アロンソ、2位ハミルトン(2.3秒差)、3位ライコネン(12.8秒差)、4位ハイドフェルド(4.1秒差)、5位ロズベルグ(1.1秒差)です。

34周目に琢磨、35周目にデビッドソン始めてのピットイン。

39周目、トップアロンソと3番手ライコネンとの差がとうとう30秒以上に。ライコネンの逆転はほぼ不可能となりました。

40周目、ハミルトンがピットイン。3番手ライコネンとの差が24.8秒でしたが、ぎりぎりのところでライコネンは抜けず、3位に順位を落としてしまいます。

やった!フェラーリせめて2位フィニッシュか!

42周目、なんとハミルトンがホームストレートエンドで、白煙を上げながらのブレーキング。第1シケインの入り口でライコネンをオーバーテイク!ハミルトン2位、ライコネン3位になってしまいます。

ピットにいるメカニックたちが国際映像に映りましたが、マクラーレンは歓喜に満ち溢れ、フェラーリのメカニックはガックリと肩を落としたまま皆、下を向いていました。

46周目、クビサが1コーナーでロズベルグをオーバーテイク。これでクビサが5位に浮上。

残り5周、アロンソは次戦を考えて完全にクルージングに入っています。ハミルトン、ライコネンも順位を維持する走りです。

接近しているのはコバライネンとバトンの7位争い、ウェーバー、バリチェロ、トゥルーリの9位争いとなっていますが、ホンダ勢頑張っています。

イタリアGPリザルト
1位アロンソ(マクラーレン)1h18'37"806
2位ハミルトン(マクラーレン)+0'06"062
3位ライコネン(フェラーリ)+0'27"325
4位ハミルトン(BMW)+0'56"562
5位クビサ(BMW)+1'00"558
6位ロズベルグ(ウィリアムズ)+1'05"810
7位コバライネン(ルノー)+1'06"751
8位バトン(ホンダ)+1'12"168
9位ウェバー(レッドブル)+1'15"879
10位バリチェロ(ホンダ)+1'16"958
11位トゥルーリ(トヨタ)+1'17"736
12位フィジケラ(ルノー)+1Lap
13位ブルツ(ウィリアムズ)+1Lap
14位デビッドソン(スーパーアグリ)+1Lap
15位ラルフ(トヨタ)+1Lap
16位佐藤琢磨(スーパーアグリ)+1Lap
17位リウッツィ(トロロッソ)+1Lap
18位ビッテル(トロロッソ)+1Lap
19位スーティル(スパイカー)+1Lap
20位山本左近(スパイカー)+1Lap
DNF
21位マッサ(フェラーリ)
22位クルサード(レッドブル)

ついにフェラーリの聖地でマクラーレン1−2という辛酸を嘗めることになってしまいました。

レース直後のトップ3インタビューです。

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「ポールからチェッカーまで気持ちよかった。この勢いを維持しなければならないね。何も問題はなかったが唯一、スタートうまくいかなかった。ミラーを見たらフェリペがいたからブレーキを遅くしたら、今度はルイスが近かったので焦った。」
「フェラーリの本拠地で勝てたのは今までにないことだったのでとてもうれしい。全てのコースで勝ちたいと思っているから今日の勝利は格別だ。ドライバーズチャンピオンもコンストラクターズチャンピオンも両方取りたいと思っている。」

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
「レース序盤でトルコのときのようなバイブレーションを感じたから、ポイントを取るためにピットに入り、もう1周走ってリスクを負わない方がいいと考えたんだ。キミを抜いた時は、懸命にプッシュしたんだ。ピットストップの後でタイヤが悪くなるまで数周かかることはわかっていたし、彼はハードタイヤを履いていたから僕にはチャンスがあった。彼を抜けたのは、クルマも良かったし、チームのためにもやったという感じだね、僕の全てを出し尽くしたということだよ。」

キミ・ライコネン(フェラーリ)
「クルマは悪くはなかった。第1スティントはまずまずだったし、僕はマクラーレンよりも重かったから、彼らに引き離されるのはわかっていたよ。おそらく僕にとって最も大きな問題だったのは、ブレーキング時に首をまっすぐに保てなかったことだろう。ポディウムに上がれたからいいさ。また他のコースではフェラーリが強い所もある。」

podi0909f1.jpg
GPupdate"Podium"

このインタビューから解説の熊倉さんは「あれほどのトップドライバーになれば今日の予想はついていたと思う。今後はスパでどれだけフェラーリが持ち直すかで富士に向けてどうなるかでしょう。」でも、マクラーレンもフェラーリも富士を目標に走っているわけではありませんので、そこんとこよろしくって感じです。

富士に向けているのはトヨタとホンダとスーパーアグリですよね。今日のホンダは両者トップ10入りを果たし、バトンはポイントをあげました。それこそ、富士に向けてすばらしい走りを見せてくれたと思います。

スーパーアグリも毎度ですが、何もない状況下におかれているわりには良い結果を出している方ではないでしょうか?特にデビッドソンは最近予選でいつも琢磨を抜いています。ラルフを押さえぬいたので満足と本人も言っています。琢磨はブレーキトラブルを抱えて、ブレーキから火を噴いたようだが、何とか完走したのは賞賛に値するでしょう。

次戦はスパです。
スパはフェラーリが得意なコースなので、期待が持てます。
しかし、降雨の心配も共にありますので、フェラーリにとっては晴天を祈るしかありません。

前回はフォルツァ、フェラーリ!で、今週負けてしまいましたので、今回は「頑張れ!フェラーリ!」で、応援します。

本当に期待してます。
posted by ティフォジ at 12:50| F1第13戦 イタリア グランプリ 9/9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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