2007年10月04日

富士スピードウェイはつらかった〜。

30年ぶりの富士スピードウェイでのF1開催は、30年前より設備も充実させ、30年前の倍以上の観客をすばやく、快適に輸送するというのが、課題でした。

そこでライドオン方式という最寄の駅または駐車場から観客をシャトルバスで大量輸送するという方法で、観客に不自由させないというコセンプトが産み出されました。

procession0930GP.jpg
GPupdate"Procession"

シャトルバスによる観客の輸送は、新聞ネタにもなってしまいましたが、29日の予選後にスピードウェイ敷地内の道路が陥没し、約2万人が2〜3時間の足止めを余儀なくされました。これは主催者側の発表数字なので、実際はもっと多くの人が不自由したのではではないかと言われています。

シャトルバス乗り場には長蛇の列ができ、雨の降る寒い中を2時間、ひどい場合は5時間ちかくもバスを待つ観客がいたと伝えられています。

決勝当日は、やはりバスが遅れてしまって、85人の観客がレーススタートに間に合わなかったと報道されました。これも主催者発表なので、実際はこれ以上の観客に影響が及んだと思われます。

サーキットから一番近い須走駐車場行きのバス(西ゲートを利用)は通常ですと片道15分、往復でも30分程度しかかかりませんが、バスが来るのは2時間に1本くらいだったそうです。

駐車場へ行くまでの道が渋滞しているわけでもなく、陥没したという道路を通るわけでもないのにバスが遅れてしまったのは、運転手さんの話によると西ゲートを利用してサーキットに観客を迎えに来るバスはゲート入り口手前で1時間ちかく、待たされたからだと言っていました。

西ゲート入り口は、関係車両の出入りが優先になっているため、シャトルバスは後回しになり、待たされたのだそうです。

foggy0930GP.jpg
GPupdate"Foggy"

決勝レース前には、やはり大渋滞が起こり、バスは降車エリアまでたどり着けずにいました。バスから降りられない観客は、レースを心待ちにするあまり、ゲート手前でバスを降りて走ってサーキットに向かったそうです。

決勝レース終了後には、前日の渋滞を避けるべく多くの観客がレース終了と同時にシャトルバス乗り場に殺到しました。しかし、状況は改善されるどころか更に悪くなりました。

決勝レースが終わってから5時間半が経過した午後9時の時点でも、西ゲートのバス乗り場では100人以上の観客が凍えるような寒さの中でバスの到着を待っている姿が見られました。

最後ダメ押しだったのは観客席の問題です。主催者である富士スピードウェイは、30日に会見を開き、1コーナー手前の指定席Cの観客7千人に対してチケット代の一部を払い戻すことを発表しました。

指定席Cでは観客から「スタンドの勾配が緩すぎてコースが見えない」との苦情が相次ぎ、チケット代6万5千円のうち指定席分の5万円を払い戻すことを決定しました。主催者が払う払い戻し金の合計は3億5千万円にも及ぶそうです。

Cseat0930GP.jpg
GPupdate"Seat C"

2009年より日本GPは富士と鈴鹿との交互開催となります。鈴鹿の復活を喜ぶファンが大勢いた一方で、富士スピードウェイが今回の問題により非常に苦しい状況に立たされたのは言うまでもないでしょう。
posted by ティフォジ at 11:57| F1第15戦 日本 グランプリ 9/30 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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