2007年10月15日

A1GP、2008年からはフェラーリ・エンジンを使用

フェラーリはA1GPシリーズと、2008年シーズンからエンジン供給をする契約を結んだことを、イタリア・マラネロにおいて発表しました。

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F1-Live.com"A1GP"

A1グランプリは、モータースポーツの国別対抗戦です。「モータースポーツにおけるワールドカップ」という位置づけとして2005年よりスタートし、他の多くのレースと異なり、秋開幕・春閉幕という形で開催されています。

ドバイが提唱し、主催者側は3年以内に利益を上げる事を目指しており、またレースの全世界視聴者は6億人を見こんでいます。その一方で「環境対策の風潮に逆行している」「アラブの産油国が楽しむためのレースだ」という冷ややかに見る国もあり、今後の先行きを疑問視する声もあるが、決勝レースの模様をインターネットで無料配信するなどの思い切った試みで、それまでフォーミュラカーレースへの参戦実績が全く無かった国々を中心に、徐々にではあるが新たな客層を開拓しつつあります。

さらにフェラーリは、次世代のA1GPシリーズのシャシーデザインと製造のコンサルタントも行う予定です。現在は、ザイテックエンジンが3.4リッターのV8エンジンを作っていました。

A1GP会長のトニー・ティシェイラは「国際的レベルに達しているフェラーリのような組織とパートナーシップを結ぶことで、A1GPが正式に世界で最も重要なモータースポーツ・シリーズの1つに位置づけられるだろう」と語りました。

また
「フェラーリは巨大な価値を我々のA1GPブランドに与えてくれるだろう。我々が考える中でシリーズを成長させるのにこれ以上のパートナーは存在しない。我々は、このパートナーシップが与えてくれるチャンスについて、これから数週間コマーシャル・パートナーとの話し合いを予定しているフェラーリとのパートナーシップには、2008年1月から全てのA1GP商品にフェラーリの名称と“Powered by Ferrari”のフレーズを使う独占ライセンスも含まれる」
とも語っている。

これについてフェラーリはこうコメントしました。
「フェラーリは、“モータースポーツ界のワールドカップ”であるA1GPとの技術的協力において合意に達したことをここに公表する。この合意は、エンジン供給と2014年のシリーズに参戦するマシンのシャシーデザインに関するコンサルタントを対象とするものである。また、2009年からテストを始めるA1GPのセカンドシリーズ、A2GPにも適用するものとなっている」

A1GP会長のトニー・ティシェイラ氏は、2008年よりフェラーリのエンジン供給に合意したあとでF1チームの買収に興味があることを明らかにしました。

「状況を見ながら売りに出されるかもしれない2〜3チームと話し合っている」と、ティシェイラ氏はロイターに語りました。「適正な価格で道理にかなう契約があり、F1でトップ10に入れるのならば契約を結ぶつもりだ。最下位になるのなら契約はしないだろう。トロロッソはそのチームの1つだ」

彼はスパイカーにも興味を示していたが、同チームはビジャイ・マルヤ氏とミシェル・モル氏により買収されてしまいました。

A1GP1013GP.jpg
GPupdate"A1GP"

フェラーリも手広く仕事をしていますね。
本業がおろそかにならないことを祈ります。
posted by ティフォジ at 19:09| フェラーリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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