2007年07月23日

ヨーロッパGPファイナル

ニュルウェザーと言われる山の天気、F1では、ニュルブルクリンク、スパ・フランコルシャン、富士スピードウェイの3コースが、組んでウェットウェザーサーキットチームを作ろうという話があるくらいだそうです。

その雨が、太波乱をここまで呼んだのは歴史上でも珍しいレースであったのではないでしょうか。

現地時間14時(日本時間21時)からのレース。レギュレーションではレース開始3分前までに出走するタイヤを決定しなければなりません。各チームほとんどが使うのが難しいソフトタイヤを選びました。これは雨になると言われている天気予報を想定しての選択です。現在は気温21℃、路面温度30℃、湿度44%です。

フォーメーションラップで早くも雨がポツリポツリとして来ました。
そして波乱の幕開けのスタート!スタート直前から雨!そして、前が見えなくなるほどの豪雨となりました。

あちらこちらで接触の嵐!
全車、1LAPの終わりにはピットイン!その中でピットロードでスリップして、ライコネンがピットインに失敗(それ程の雨)もう1LAPするハメになりました。

1コーナー先で雨に強くないドライバーはプールのようなコースから脱落、グラベルへ1台、2台、合計6台が一斉にスリップして来ました。これは接触ではなく、自分でスリップして来たのです。

当然、ここはSC(セイフティーカー)の投入です。コース上はプールの様ですから、スタンダードウェットタイヤを履いたクルマは次々といろんなコーナーでスリップ。今度はみんな後半にピットに入って来たクルマはエクストリームウェットタイヤに履き替えます。

gprain0722.jpg
GPupdate"rain"

それでもバケツをひっくり返したというより、ナイアガラの滝のような雨にSCもストップ。4周目にやっと赤旗中断が宣告されました。

今年のレギュレーションから赤旗中断をしても計時は進み、2時間で、必ず終了する事が決まっています。(ところが、結局今回のレースは2時間を越えてもフルレースディスタンスを走りました。どうなってんのFIA?)約15分ぐらいの中断。

現在の表示上の順位は、1位ビンケルホック、2位マッサ、
3位アロンソ、4位ウェバー、5位クルサード、
6位コバライネン、7位ライコネン、8位ブルツ、
9位バリチェロ、10位フィジケラ、11位クビサ、
12位シューマッハ、13位佐藤琢磨、14位トゥルーリ、
15位ハイドフェルド、16位デビッドソン、17位ハミルトン
となっています。

バトン、スーティル、ロズベルグ、スピード、リウッツィがリタイアしてしまいました。

中断すると何故か打ち合わせていたかのように雨が止みました。そして、薄日が差し始めます。やがて晴天へ。これぞニュルウェザーです。

現地時間14時35分に再開のFIAからの表示が出ましたが、各チームの天気予報はその時間から雨の再開です。

SC先導の下、レースが再開されました。ピットレーンもオープンになります。6周目。デビッドソンはエキストリームからスタンダードウェットへ履き替える中、ハミルトンがドライタイヤへ履き替えます!失うもののないハミルトンは勝負に出ました!

7周目にやっとSCがピットへ。再スタートGO!

コース上は抜きつ抜かれつの大混乱で順位がどうなっているのかわかりません。ドライバーも「自分が今何位なのか?」という無線がスタッフと交わされます。

8周目。順位は、マッサ、アロンソ、クルサード、ウェバー、コバライネン、ライコネン、ブルツ、ビンケルホック、バリチェロ、フィジケラ、クビサ、シューマッハ、佐藤琢磨、ハイドフェルド、トゥルーリ、デビッドソン、ハミルトンの順になっています。(ビデオを何回も何回も巻き戻して確認しました)

11周目くらいから、各車がドライタイヤに履き替え始めます。でも、ハミルトンのタイムを見るとドライは微妙です。

20周目シューマッハとハイドフェルドが接触。シューマッハだけがリタイアとなります。同じ周回で、原因不明ですが、佐藤琢磨がグラベルでストップしています。リタイアです。

30周前後になると、残り最後の燃料を積みに各車ピットインが始まりました。

27周目にルノーのコバライネンが給油しますが、フルコースディスタンス分の給油ではなく、2時間ルール分の給油をしました。しかし、30周目に入って来たルノーのフィジケラはフルコースディスタンス分を給油をします。同一チーム内でも混乱が生じています。

またまた、重いクルマと軽いクルマとでオーバーテイクショーが始まりました。特にハミルトンの鬼神の走りはものすごいものがあります。

35周目、なんと我らがライコネンがストップしました!急にスローダウンしては、またスピードが戻ったりしながらピットまでようやく到着しますが、そのままリタイアします。ライコネンはどうもこのニュルブルクリンクとは相性が悪いようで、いつもマクラーレン時代からリタイアし通しです。

35周後の順位は、マッサ、アロンソ、ウェバー、ブルツ、コバライネン、クルサード、クビサ、ハイドフェルドが入賞圏内を走っています。

ここでFIAから「7分後に雨」という予報が流されます。

残り10周でルノーのコバライネンが残りのディスタンス分の給油と何と!スタンダードウェットタイヤを履きます。「ギャンブルだ!」と無線でさかんに言っています。

次の周回で本当に雨が降り出します。また、上位陣からピットインショーの始まりです。

ウェットタイヤの最初2周くらいが速いマクラーレンのアロンソが、その短いチャンスを使って、マッサを抜きにかかります。

残り5周目。アロンソがマッサをコース上でオーバーテイクしました。ライコネンのリタイアに引き続きティフォジの私としては、がっかりです↓

これが最後のショータイムでした。このままチェッカーフラッグを受けます。

1位アロンソ(マクラーレン)2hr6'26"358
2位マッサ(フェラーリ)+0'08"155
3位ウェバー(レッドブル)+1'05"674
4位ブルツ(ウィリアムズ)+1'05"937
5位クルサード(レッドブル)+1'13"656
6位ハイドフェルド(BMW)+1'20"298
7位クビサ(BMW)+1'22"415
8位コバライネン(ルノー)1LAP
9位ハミルトン(マクラーレン)1LAP
10位フィジケラ(ルノー)1LAP
11位バリチェロ(ホンダ)1LAP
12位デビッドソン(スーパーアグリ)1LAP
13位トゥルーリ(トヨタ)1LAP

9台がリタイアとなりました。
レース後パルクフェルメでアロンソが自分のクルマの脇に付いた大きな傷を指差し、”これはないよな”といった感じで、指を左右に振る場面が映し出されました。その後、体重測定のところでマッサが猛抗議。何故かは後のインタビューで明らかになります。

表彰台には珍しくロン・デニスがマクラーレンのコンストラクターズとして上がりました。そこのプレゼンターに現れたのは何とミハエル・シューマッハというのが笑えました。ロンは”あっち行け”とばかりにミハエルに手を振って追い出そうとしていました。

podium22.jpg
GPupdate"Podium"

レッドブルのピットではお客様にあの映画監督タランティーノが来ていました。レッドブルは映画がらみの事があると成績が良いですかね??

レース直後のインタビュー
アロンソ
「エキサイティングなレースでした。最初の3周は大変な事だった。最後の雨の6ラップで助けられたし、その頃はウチの方がパフォーマンスが上だった。マッサとは、その間で2回接触した。」

マッサ
「スタートは良かった。アロンソを抜いたし、雨でキミがピットに入って来なかったのでトップになれた。」
○クルマから出た時つまらなそうな感じだったが?と聞かれ
「フェルナンド(アロンソ)から”故意にぶつけただろ”と言われてビックリしたから。」

ウェバー
「スタートでBMWと接触して、クルマをコントロールするので必死だった。最後もまた雨が降ってきて”マサカ!”と思った。とにかく、ポイントを稼がなきゃと思って必死に走った。」


フェラーリとマクラーレンの接触について二人のコメントです。
マッサ
「ドライではクルマは非常に調子が良かったよ。差を広げてペースをコントロールしたけれど、残念ながらそこで雨が降ってきてしまったんだ。僕はペースを失い、フェルナンドが次第に接近してきたので彼を抑えることができなかった。アロンソが僕にあんなこと(アロンソのサイドポッドにタイヤをぶつけたこと)をしただろって言ってきたからビックリしてしまい、彼に怒ってしまったんだ。もし彼がこの件について不満でも、僕の知ったことじゃないよ」

アロンソ
「レースはとても接近していて、ドライのライン、つまりレーシングラインが乾き始めていた。僕たちは2回接触していたんだ。僕たちはもう少しで2人ともリタイヤするところだったから、あとでマッサに謝ったよ。今はすべてを忘れてこの勝利を楽しみたいね。」

最後にテレビの解説に珍しく、ブリジストンの浜島さんがコメントしていたので、かいつまんでマクラーレン、フェラーリの2強について書きます。
「フェラーリが完全に復活した。前2回のフランス、イギリスは平らなコースだったが、今回は違うのに良いパフォーマンスを見せている。」
それと、2強の課題については
「フェラーリは信頼性。マクラーレンはタイヤに優しい走りが出来るようになることでしょう。ハンガリーGPでは再びスーパーソフトが出て来るので、フェラーリはどう使うのか、マクラーレンはどうもたせるのかを考えなくてはいけません。」

最後に私個人のコメント。今日のレースは雨でどのチームもドライバーも自分のポテンシャルを発揮できなかったと思います。

でも、フェラーリもマクラーレンもクルマの信頼性に問題がありました。これは雨と関係ないと思いますので、修正が必要だと思います。

ハンガリーは超低速サーキットです。こういうところはミハエルは別格としてフェラーリも弱いコースです。必死にならないと去年のようにホンダが40年ぶりの優勝などという事になります。

日本人としては大感激でしたので、再びあの君が代を聞かせてほしいですが、フェラーリファンとしては、ここで踏ん張らないとチャンピオンシップポイントでどんどんマクラーレンに置いていかれます。

次はフェラーリ1−2フィニッシュを見せて欲しいし、そうでないと後半戦が危なくなって来てしまうと思います。
posted by ティフォジ at 19:54| F1第10戦 ドイツ グランプリ 7/22 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月22日

ヨーロッパGP公式予選

今回のグランプリはドイツGPでなく、ヨーロッパGPというらしいので、今後そう呼びます。

ニュルクブルクリンク予選は気温22℃、路面温度35℃から始まりました。
このコースはフューエルエフェクトが大きいコースなので、各チームがどのくらい燃料を積んでくるのか、見どころのひとつです。

やはりシューマッハ兄弟地元ということで、特にまだ赤い帽子が目立ちました。
今日はミハエルも来ています。ドイツ人ドライバーが5人も出走するレースです。

さてQ1の始まりです。
フリー走行でもフェラーリがセットアップが早くから決まっていましたから、フェラーリ有利かと思いましたが、さすが2強は混戦に持って行きました。

Q1上位成績
1位アロンソ(マクラーレン)
2位マッサ(フェラーリ)
3位ライコネン(フェラーリ)
4位ハミルトン(マクラーレン)
5位ハイドフェルド(BMW)

脱落組は下記のとおりです。
今回、初めてのビンケルホックはフリーまではそこそこでしたが、実際の公式予選となると実が出てしまいました。

ホンダのバトンが今季2回目のQ1脱落です。
ベテランのクルサードも脱落してしまいました。
スーパーアグリは2人ともQ2に進出しました。
琢磨はカナダ以来のQ2進出です。

17位バトン(ホンダ)1'32"983
18位スピード(トロロッソ)1'33"038
19位リゥッツイ(トロロッソ)1'33"148
20位クルサード(レッドブル)1'33"151
21位スーティル(スパイカー)1'34"500
22位ビンケルホック(スパイカー)1'35"940

Q2に入るとルノーのフィジケラに試練が待ち構えています。
好調だったトゥルーリ(トヨタ)が縁石に乗ってしまいスリップしてしまいますが、ギリギリ10位でQ3に抜け出ます。
マクラーレンのアロンソがクルマを降りるなり、頭を振りました。やはり、調子が今ひとつなのでしょうか?
一方でフェラーリのマッサは1分30秒台を叩き出しました。

Q2上位陣
1位マッサ(フェラーリ)1'30"912
2位アロンソ(マクラーレン)
3位ハミルトン(マクラーレン)
4位ライコネン(フェラーリ)
5位クビサ(BMW)

確実に2強の次にBMWが付いて来ています。

Q2脱落組

11位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'31"978
12位ブルツ(ウィリアムズ)1'31"996
13位フィジケラ(ルノー)1'32"010
14位バリチェロ(ホンダ)1'32"221
15位デビッドソン(スーパーアグリ)1'32"451
16位佐藤琢磨(スーパーアグリ)1'32"838

Q3に入るとマッサが真っ先にコースインしました。
マッサはハードタイヤ、ライコネンはソフトタイヤで出走しました。

そして上位陣の成績
1位アロンソ(マクラーレン)
2位ライコネン(フェラーリ)
3位ハイドフェルド(BMW)
4位マッサ(フェラーリ)
5位ハミルトン(マクラーレン)
6位クビサ(BMW)

その時、ハミルトンが2回目のアタックで右フロントタイヤ付近の部品が自然に飛び散り、ハミルトンはコントロールを失いました。そのままタイヤウォールに激突して、セッションは赤旗中断となりました。

hami07212.jpg
f1-Live.com"Hamilton

ハミルトンの怪我はなさそうでしたが、大事をとってアンビューランスで、病院へ行きました。
ハミルトンのクルマの撤去や、タイヤバリアの修復、クルマは事故調査の為にパルクフェルメに搬送されましたので、15〜20分の中断となりました。

時計の残り時間は5分13秒なので、各車は1発勝負になる事になりました。

そして、再スタート!コース上は大混雑となりながらも、みなさんそれなり(燃料を積んでいる割には)のタイムを出しました。

Q3最終結果
1位ライコネン(フェラーリ)1'31"450
2位アロンソ(マクラーレン)1'31"741
3位マッサ(フェラーリ)1'31"778
4位ハイドフェルド(BMW)1'31"840
5位クビサ(BMW)1'32"123(+0'00"673)
///////////////////////////////////////
6位ウェバー(レッドブル)1'32"476
7位コバライネン(ルノー)1'32"478
8位トゥルーリ(トヨタ)1'32"501
9位シューマッハ(トヨタ)1'32"570
10位ハミルトン(マクラーレン)1'33"833

アロンソはQ3良いアタックをしていましたが、セクター2でドライビングミスをしてしまいポールを逃したようになりました。それでも2位だったところを見ますと、アロンソは多分戦略として、どうしてもP.P.を取りたかったのでしょう。

きっとアロンソは燃料が軽いと思われます。それで、ポールの燃料たっぷりのライコネンが前にいますから、重いキミに付き合わされる可能性があります。

でもライコネンにも悪いお知らせがあります。ライコネンは自身13回目の輝かしいポールポジションを獲得しましたが、このニュルブルクリンクは逆転率の高い(つまりポールからの優勝が少ない)コースだそうです。

最後に予選直後のTOP3のインタビューです。

1位キミ・ライコネン
「最後の5分を待つのと、1回しかチャンスがなかったので、集中した。しかし、ポールポジションは取れると思っていた。明日はマクラーレンが1台になったので、楽になった。」

2位フェルナンド・アロンソ
「(チームメートに)事故があっても自分の集中を高めるしかないと思っていた。Q3のセカンド(最終)アタックでセクター2のSSでクルマがコントロールできなくなってグラベルに突っ込んだ。その時点でP.P.はあきらめた。ミスったので5位くらいかと思ったが、2位だったので、十分結果には満足している。」

3位フェリペ・マッサ
「航空機事故がブラジルであったので、自分でも何かできないかとヘルメット等に黒いものを貼り付けた。
Q1もQ2も良かったので自信があった。赤旗で集中力が欠けてしまい、最後はベストラップにはならなかった。」

マクラーレンは今晩徹夜で事故の原因究明をしなければならない。
いろんな面でマクラーレンはきつくなったのではないでしょうか?

チャンピオンシップポイント、シャーシの信頼性の追及、稀代のルーキーの代わり(すぐに復帰できれば良いが)を探す??
ポイントはアロンソが稼いでくれれば良いことですが、前年度ワールドチャンピオンは、今まで快進撃という訳でもないので、ここニュルブルクリンクでもそう簡単に優勝という訳にも行かないでしょう。

明日になったら、また天候も大きな要因になって来ます。
posted by ティフォジ at 14:52| F1第10戦 ドイツ グランプリ 7/22 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

ドイツGPフリー走行

第10戦ドイツGPのフリー走行初日が、ドイツのニュルブルクリンクで行われました。

ニュルブルクリンクグランプリコース
コース全長:5.148km
周回数60周で行われます。

ブリジストンの浜島さんがこのコースの解説をしています。
「ここはハンドリングとブレーキングが非常に重要なコースです。ニードルシケインの手前がパッシングポイントになるでしょう。

アロンソとライコネンはここのブレーキングが上手です。ニュルブルクリンクではタイヤを傷めると厳しくなります。

一昨年のライコネンは、タイヤにフラットスポットを作ってしまい、勝利を逃しました。気候は暖かいでしょうが、やはり天候が心配です。」

フリー走行初日は、早朝コースを覆っていた霧が晴れ、午前10時のフリー走行1回目の開始時には、気温21℃、路面温度26℃、湿度85%のコンディションでした。

フリー走行2回目が開始される午後2時までには雨はやみ、路面には所々濡れた部分が残った状態でセッションがスタートしました。チームは路面コンディションが回復するのを待つ約30分間は、溝付きのウェット用タイヤで走行しました。セッションが進むに連れ路面状況は向上しました。


フリー走行1回目の結果です。

1位ハミルトン(マクラーレン)1'32"515
2位ライコネン(フェラーリ)1'32"751
3位アロンソ(マクラーレン)1'32"932
4位ハイドフェルド(BMW)1'32"975
5位クビサ(BMW)1'33"205(+0'00"690)

やはり2強対決の様相を呈しているのと、5位までがコンマ7秒差に入っています。

kimi0720.bmp
F1-Live.com"Kimi"


フリー走行2回目

1位ライコネン(フェラーリ)1'33"339
2位ハミルトン(マクラーレン)1'33"478
3位マッサ(フェラーリ)1'33"590
4位アロンソ(マクラーレン)1'33"637
5位シューマッハ(トヨタ)1'33"668
6位トゥルーリ(トヨタ)1'33"746
7位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'33"845
8位バトン(ホンダ)1'33"880
9位ハイドフェルド(BMW)1'34"146
10位クビサ(BMW)1'34"221
11位ウェバー(レッドブル)1'34"235
12位ウルツ(ウィリアムズ)1'34"264(+0'0"925)
////////////////////////////////////////////
13位佐藤琢磨(スーパーアグリ)1'34"357
14位バリチェロ(ホンダ)1'34"411
15位フィジケラ(ルノー)1'34"431
16位コバライネン(ルノー)1'34"446
17位クルサード(レッドブル)1'34"504
18位デビッドソン(スーパーアグリ)1'34"554
19位スピード(トロロッソ)1'35"320
20位リゥッツイ(トロロッソ)1'35"653
21位スーティル(スパイカー)1'36"527
22位ビンケルホック(スパイカー)1'37"319

何故琢磨の前で斜線を引いたかといいますと、この上位12人が1秒以内にいるという混戦模様だからです。


初日が終った時点での私が気になるドライバーのコメントです。

キミ・ライコネン
「比較的満足している。僕たちがこのサーキットで純粋にコンペティティブだということが証明できたし、ライバルと比べて実際にどの位置にいるのか理解するためには予選を待たなくてはいけない。

クルマのハンドリングの面ではまだ改善の余地があると思う。それでもここに持ち込んだ2種類のタイヤにはいい感じだった。天気のおかげで2度目のセッションは少し複雑になったね。特に風がひどかった。でもこの問題はみんなにとって同じ条件だ。」

佐藤琢磨
「午後は雨になることが分かっていたので、午前中のセッションに集中して作業を行った。通常、午前中はコースが汚れているので、これは珍しいことだ。

マシンのパフォーマンスはまあまあよかったし、通常の金曜日のタイヤの比較のための走行を行うにはバランスも十分よかった。明日もさらにいい走行が行えることを願っている」
琢磨は、フリー走行1回目成績、16位(1'34"708)

ラルフ・シューマッハ
「午前・午後の両セッション共にうまく行った。今年も地元のファンの前で走ることができるのを喜ぶと共に、今日、成し得た作業と、特にラップタイムには満足している。

明日の目標は、再び予選の最終第3セッションへと進出することだ。
そうすれば決勝レースで、ポイント獲得圏で戦えるチャンスが得られる。予選前にも作業を続けるが、私は期待出来ると感じている。」
ラルフは、フリー走行1回目成績、7位(1'33"825)


キミは成績が良かったのにあまり満足していないようです。

逆にトヨタのラルフは良い成績に満足している様子です。
ラルフにとって実家の近くのコースであり、トヨタにとってもニュルはトヨタのファクトリーのあるドイツ・ケルンは約1時間ぐらいのご近所さんです。トヨタもチカラを入れて来るでしょう。

琢磨はまあまあの感触をつかんだという感じでした。

ドイツの山中にある為、アップダウンが多いコースです。
前半は中低速、後半は長いストレートで組み立てられていて、その最後がパッシングポイントです。

だから浜島さんもタイヤに優しいドライビングが出来ないとダメですと、おっしゃっているのです。
マシンとドライバーが一体となって結果を出す。
でも、山ですから天候が悪くなるともうレースはグシャグシャになってしまいます。

まずは良いスタートを切って、常に上位に居る事が肝心ですから予選の結果が楽しみです。
posted by ティフォジ at 15:48| F1第10戦 ドイツ グランプリ 7/22 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

トヨタ、ラルフの来季とドイツGPへのコメント

今シーズンのラルフ・シューマッハはこれまでに1ポイントしか獲得できていません。

トヨタチームも今シーズン前半の不振が影響してか、今もまだラルフに対する契約オプションを行使していません。

TF107マシンはどのサーキットでもチームが期待したほどの強さがなく、ラルフにとってはいいパフォーマンスを見せるのが困難になっています。

そんな状況で迎えたイギリスGPでは一転して善戦しました。
巷では、来季シートが危ないとみて張り切ったのでは、とする見方をしています。
そんな噂をラルフは、否定してこうコメントしました。

「そんな、バカバカしい。マニクールとシルバーストーンで調子が良かったのは、僕らのマシンがサーキットに合っていたからさ。」

彼の兄で元ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハは、ラルフが今シーズンの不調の原因を自ら理解していると言っています。

「レースの仕方を忘れたわけではないよ。」
と、ミハエルはドイツの専門誌にコメントしました。

「ラルフは自らの問題についてよく理解しているんだ。僕たちはカナダGPの間によく話し合ったんだよ。ラルフには僕がその件についてどのように考えているかはっきりと伝えたよ。」

MR0718.jpg
GPupdate

ラルフは来季のシートに自信を見せています。ラルフにとって、トヨタだけが来季の選択肢ではなさそうなのです。ホンダやルノー、トロ・ロッソもその内に入っているようです。

「チーム内に何人か、僕に反対する人間がいるみたいだ。でも大事なのは、決定権を握る人が僕のことをどう考えているかだね。」

そんな自信をみせているラルフはこの週末に向けての抱負をこうコメントしています。

「ニュルブルクリンクは、チームにとっての地元サーキットというだけでなく、私が生まれ育った場所からとても近いサーキットでもある。

好材料としては、イギリスGPでは予選で6番手という好ポジションに付けることが出来たし、レース中のラップタイムも良かった。このことは、我々の“TF107”が確実な進化を遂げており、より上位のグリッドに付けられるということを示している。

チームはこの進化のために懸命な努力を続けており、私のホームGPの一つである、今週末のヨーロッパGPにおいて、ポイント圏内でのフィニッシュを果たせれば素晴らしいことだろう。」

コメントとしてはつきなみではあるが、もう来季のシートを決めて行かなければならない時期ですので、このコメントにはラルフがグッドパフォーマンスを見せる並々ならぬ決意が込められていることは確かです。
posted by ティフォジ at 15:47| F1第10戦 ドイツ グランプリ 7/22 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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