2007年09月19日

マクラーレンのふたり、 スパのスタートで再燃!?

ベルギーGPスタートでのことです。ルイス・ハミルトンの方がチームメイトのフェルナンド・アロンソよりもわずかにいいスタートを切ったかもしれません。

このスタートについて両者は次のように語っていました。

mc0916GP.jpg
GPupdate"Mclaren"

フェルナンド・アロンソ
「スタートではできるだけ内側のラインを走っていたんだ。残念ながらルイスはワイドに走ってしまったね。左側にはスペースがなかったけれど、ランオフエリアがたくさんあったことはわかっていたよ。最初のスティントではルイスよりも1周早くピットに入ったから僕のクルマは少し速いことはわかっていたよ。チャンピオンシップの終わりまで接戦となるだろうから、ファンのみんなも楽しめると思うよ」

ルイス・ハミルトン
「いいスタートを切って最初のコーナーで抜くチャンスがあると思ったけれど、フェルナンドがインサイドのラインをキープしたために僕は膨らんで走らなければならなかったんだ。最初は「ああ、ありがとう」って思ったけれど、あれはフェアだったとは言えない。厳しい動きだったね。僕たち2人があのコーナーを正々堂々と走れるだけの十分な余地があったはずだ。いつもみんながアンフェアなことをすると文句を言っている人が僕を外へ押し出したんだと感じている。ランオフエリアがあったからレースを続けることができてラッキーだったよ。チャンピオンシップを争っているとこういうことも起こるんだ
と思ったよ。ポイントを得られたけれど、それが一番なんだ。フェルナンドと僕の差は2ポイントに縮まってしまったけれど、残りの3レースではドライバーズチャンピオンシップをとるために全力を尽くすだけさ」

ハミルトンはアロンソの動きが気に入らなかったようです。しかし、マクラーレン代表であるロン・デニスによれば、これはレースの一環でしかないと言っています。

ベルギーGPのオープニングラップで起こったこの小さな事件についてロン・デニスは次のように語りました。

「フェルナンドとルイスのような素晴らしいドライバー2人がチャンピオンシップを争っていると、スタートで今日のような行動が見られることも考える必要がある。これは2人が非常に激しく競争していることから起こったことなんだ」

「偉大なチャンピオンシップで我々のドライバー2人がトップで争っているのだから、私は残る3レースをとても楽しみにしているよ。チームは彼らに最後の1周まで戦う機会を与えた。我々は懸命に働き、今シーズンここまでのレースで、クルマについては100パーセントの信頼性を示してきた。だからチームのみんながシーズンの残りのレースを楽しみにしているんだよ」

1ポイントも落とせない両者の戦いですが、フェラーリファンとしては、このようにふたりがポイントを食い合ってくれるととても面白くなります。

ferrari2007f1.jpg
F1-Live.com"Scuderia Ferrari"

コンストラクターズチャンピオンシップは決めたフェラーリですから、ドライバーズチャンピオンシップも決めたいものです。”棚ぼたポイント”では、フェアじゃないじゃないかと言われましても、もうあと3つしかないポイント争いですからどんな形にしたってポイントが欲しいところです。
「勝ちたいんや!」なのです。

「フォルツァ!フォルツァ!フォルツァ!フェラーリ!」
posted by ティフォジ at 10:25| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

ベルギーGPファイナル

2007年F1第14戦ベルギーGPは、2年ぶりに帰って来ました。16日(日曜)の決勝レースは、コースコンディションが、気温21℃、路面温度33℃、湿度54%、スパにしては珍しく快晴のドライとなっています。
天気はこのまま持つのでしょうか?

スタート直前にフィジケラはピットスタートを選びました。デビッドソンもピットスタートを選びました。

タイヤ選択は、ほとんどのクルマがハードタイヤを選んでいる中、スパイカーだけがソフトタイヤを選びました。

パレードラップ後、20台のマシンがグリッドにつくと、マッサのマシンから白煙があがっていますが、そのままシグナルスタート!

ブラックアウト!
ライコネンが順調にスタートをきり、トップで1コーナーを制しました。マッサも無事にスタートを切り、2番手。ハミルトンがアロンソに押し出されるように1コーナーでコースアウトしますがすぐにコースに戻りました。この後のアロンソとのバトルが見ものです。

1周目のトップ10の順位は、1位ライコネン、2位マッサ、3位アロンソ、4位ハミルトン、5位ロズベルグ、6位コバライネン、7位ウェバー、8位ハイドフェルド、9位シューマッハ、10位クルサードです。

spa0916GP.jpg
GPupdate"Spa-Francorchamps"

やはり、フィジケラはピットに戻りリタイアとなってしまいます。

8周目、ビッテルはピットに戻り、ガレージに突っ込み、リタイア。

15周目、1回目の上位陣のタイヤ交換が始まります。ライコネンが9秒3。アロンソが9秒5のピット。2人ともハードタイヤに交換しました。

16周目、マッサが8秒5。ハミルトンが9秒6のピット。みんな、9秒台前半は、約12〜3周程度の給油です。

コース管理者から「レース中に雨が降ることはない」という、スパとしては珍しい情報が流されます。

残り13周、上位陣が2回目のタイヤ交換が始まります。ライコネンが6秒8。ソフトタイヤに交換しました。

残り12周、マッサがピットイン。ハミルトンの後ろでコースに戻りました。

残り11周、アロンソが5秒8。ソフトタイヤに交換しました。

残り7周、ハミルトンが6秒3。アロンソの後ろでコースに戻りました。
バトンがガレージにクルマを突っ込みリタイアします。リアから白煙があがっています。

残り5周、クビサとコバライネンの8位ポイント争いです。その差はコンマ2秒。

ここでチェッカー!
ライコネンが2004年、2005年に続いて3連覇しました。2位にはマッサが入り、フェラーリが1ー2フィニッシュ。3位アロンソ、4位ハミルトンとなり、2人のチャンピオンシップでのポイント差は2に縮まりました。

最後までコバライネンを追いかけていたクビサは結局抜くことができませんでした。コバライネン8位で、クビサ9位でチェッカーを受けました。

リザルト
1位ライコネン、2位マッサ、3位アロンソ、4位ハミルトン、5位ハイドフェルド、6位ロズベルグ、7位ウェバー、8位コバライネン、9位クビサ、10位シューマッハ、11位トゥルーリ、12位リウッツィ、13位バリチェロ、14位スーティル、15位佐藤琢磨、16位デビッドソン、17位山本左近

レース直後のトップ3インタビュー

キミ・ライコネン(フェラーリ)
「何度か追い越す時にダウンフォースが悪かった。首は完璧とは言えないけど大丈夫。1−2フィニッシュで良かった。モンツァと違って、ベルギーは強いとわかっていた。コースによって強い弱いがあるのは来年への課題だ。日本GPではフェラーリは厳しいと聞いている。ドライバーズポイントはまだギブアップしていない。何があるかわからないし、うまく行ったり、うまく行かないこともあるから」

フェリペ・マッサ(フェラーリ)
「スタートは良かった。いいラインに入れた。2ndスティントは良かった。3rdスティントはソフトタイヤにして完璧だった。クルマは安定していた。マクラーレンへの防御は特に考えていなかった」

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「1stコーナー、タイヤがロックしたので、ルイスがワイドになってしまった。あきらめないで最後まで走った。(クルマが)1stスティントでは速いと思っていたが、フェラーリはもっと速かった。1stストップの後は全然ダメだった。トルコよりは良かったけどね。以外に最後のスティントが良かった。あと3戦マクラーレンに合ったコースもあるはずだからあきらめていないヨ」

podium0916GP.jpg
GPupdate"Podium Of BelgianGP"

とにかくライコネンが異常に速いレースでした。

マッサやハミルトンが言っているように以外にソフトタイヤが良かったようです。二人以外にももっと早くソフトに変えていれば、もっと速いラップが刻めたかもしれませんね。「でもしか」はありませんから仕方ありませんね。

フェラーリは今シーズン信頼性でマクラーレンに負けて来ました。マクラーレンは逆に信頼性で勝って来ました。これは今までのパターンとまったく逆になっています。あと3戦、フェラーリはやはり信頼性を強化しないといけないですね。

パターンとしてスパのようなオールドコースはフェラーリが強くて、ティルケさんが設計したようなニューコースはマクラーレンが強いという傾向があるので、富士と上海はマクラーレン強し?

今日はコバライネンVSクビサのようなBMWとルノーの戦い、佐藤琢磨VSバトンのようなホンダとアグリの兄弟対決と、ルノー、スーパーアグリの頑張りがレースを面白くしています。富士SWでも見ものですね。

さて、30年ぶりの富士スピードウェイでの開催は楽しみですね!新しいティルケさん設計のコース、ライコネンも言っていましたが、誰も経験がない訳ですから各チームがどう出て来るのか楽しみですね。

あと、日本勢が(特にトヨタは上昇中だし)期待しましょう!
posted by ティフォジ at 13:34| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

ベルギーGP公式予選

ベルギー東部、リエージュ州にあり、古くから水の街として有名な所です。現在でも療養を兼ねた観光客を多く集める保養地。”スパ”は”温泉”の意味。テルム・ド・スパ、シャトー・デ・テルム、ピエール・ル・グランなど多くの温泉施設があります。

スパ・フランコルシャンサーキットは非常にタイヤに厳しい、ドライバーにとって恐ろしいですが、チャレンジングなサーキットです。

特に壁の様にそびえ立つ急勾配のオールージュ。そのオールージュなど上り区間ではリヤタイヤ、レコブなど下り区間ではフロントタイヤに負荷がかかります。また、天候が崩れることも有名です。突然シトシト雨が降り、なかなか止まないことがあります。

9月15日の公式予選は午前中から気温が高く、気温17℃、路面温度28℃、湿度50%でドライコンディション。

Q1の上位陣の結果は、1位アロンソ、2位マッサ、3位ライコネン、4位ハミルトン、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位ロズベルグ、8位コバライネンの順位でした。

alonso2007f1.jpg
F1-Live.com"Alonso"

Q1脱落者
17位ビッテル(トロロッソ)1'47"581
18位バリチェロ(ホンダ)1'47"954
19位佐藤琢磨(スーパーアグリ)1'47"980
20位スーティル(スパイカー)1'48"044
21位デビッドソン(スーパーアグリ)1'48"199
22位山本左近(スパイカー)1'49"577

Q2が始まりました。
上位陣はまずライコネンが始動。ハミルトン、アロンソ、マッサもそれに続きます。上位勢も最初からソフトタイヤを履いているクルマが多いようです。

Q2の上位陣の結果は、1位ライコネン、2位ハミルトン、3位マッサ、4位アロンソ、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位コバライネン、8位ウェーバーの順位でした。

Q2ノックアウト者
11位フィジケラ(ルノー)1'46"603
12位シューマッハ(トヨタ)1'46"618
13位クルサード(レッドブル)1'46"800
14位バトン(ホンダ)1'46"955
15位リウッツィ(トロロッソ)1'47"115
16位ブルツ(ウィリアムズ)1'47"394

Q3開始9分30秒、マッサが1分47秒038でトップタイムを出しますが、続いてライコネンがそれを塗り替え、1分46秒533でトップに立ちます。

残り4分、アロンソがリバージュでスピンしてしまいます。

残り3分、マッサとライコネン、ハミルトンがピットインします。ライコネンのクルマのリアサスペンションに問題があるのか、長くピットに留まり、メカニックがしきりに調べています。少々心配しながら、しばらくしてコースへと出て行きました。

残り2分、コース上が混雑、ハミルトンの前後はかなりトラフィックになります。

ここでチェッカーフラッグ。

ライコネン、マッサ、ハミルトンがセクタータイムを次々と更新しながら最後のアタックを行います。

マッサがセクター2,3と最速タイムを並べ、1分46秒011でトップに立ちます。

ハミルトンは1分46秒406で2番手、続いてライコネンが1分45秒994でトップに躍り出ます! アロンソは1分46秒091で3番手に入りました。

ライコネンとマッサがフロントローを独占しました!

公式予選Q3の結果は、次のとおりです。
1位ライコネン(フェラーリ)1'45"994
2位マッサ(フェラーリ)1'46"011
3位アロンソ(マクラーレン)1'46"091
4位ハミルトン(マクラーレン)1'46"406
5位クビサ(BMW)1'47"334
6位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'47"334
7位ハイドフェルド(BMW)1'47"409
8位ウェバー(レッドブル)1'47"524
9位トゥルーリ(トヨタ)1'47"798
10位コバライネン(ルノー)1'48"505

予選直後のトップ3インタビューです。

PP、キミ・ライコネン(フェラーリ)
「最後のアタックの時、リアにトラブルがあった。最後まで違和感があったけど。(トルコの影響の)首は大丈夫。スパは好きなコースだし、フェラーリはモンツァより良いコースだ。本当にフロントローで良かった。いいチャレンジになりそうだ。良いスタートが切れれば良い結果が出ると思う」

2位、フェリペ・マッサ(フェラーリ)
「ファーストラップをやる時は考えた(スピン?)。ドライバー同士の戦いが面白くなった。長いラップなので、最後良くしようとして少し失敗した。ファーストコーナーが重要と思う」

3位、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
「スピンしちゃいました。最後のアタックはニュータイヤでうまくいけた。チームの雰囲気は良いよ。フェラーリが調子いいのはわかっていた。優勝は無理かもしれないけどいい順位でフィニッシュしたい」

よく、聞き取れなかったので、多少違うかもしれません。
ごめんなさい。

raikkonen2007f1.jpg
F1-Live.com"Raikkonen"

フェラーリのフロントロー独占は昨年の日本グランプリ以来です。ですから、無論今季初の1−2です。

マクラーレンはコンストラクターズがなくなってしまったので、チーム内のドライバー同士の戦いが面白いですね。

日本勢では、トヨタには期待できますね。結局、9位に終りましたけど、今週末の調子が良いので、いい結果が望めます。富士スピードウェイに向けて、トヨタも頑張っています。

最後にクビサがフリー走行でエンジン交換をしたので、スターティンググリッド10番降格になります。
posted by ティフォジ at 11:48| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

ベルギーGPフリー走行

フリー走行は好天の中で行われましたが、気温が17℃とかなり低くなりました。しかしグリップレベルは時間を追うごとに徐々に上がり、ドライバーたちは異なるエアロダイナミクスとメカニカルセットアップを試し、また同時にブリヂストンのソフトとミディアムのタイヤをテストしました。スパは天気が変わりやすいことで有名ですが、2回目のセッションも天気に恵まれました。

フリー走行2回目は、マクラーレンのドライバーがファステストラップを記録しました。フェルナンド・アロンソは1分46秒654のタイムでトップに立ち、ルイス・ハミルトンが2番手に続きました。フェラーリのフェリペ・マッサとキミ・ライコネンは3位と4位でセッションを終える事となってしまいました。

hamilton2007f1.jpg
F1-Live.com"Hamilton"

午後に行われたセッションでは序盤からマクラーレンのドライバーたちが好調なペースでファステストラップを記録し、2人は最後までこのポジションを譲ることはありませんでした。セッション序盤ではBMWのニック・ハイドフェルドとロベルト・クビサが3番手と4番手につけましたが、最終的には9位と11位でセッションを終えました。

マッサはスパで厳しい1日目を迎えました。彼は最初のセッションを2周足らずで終わり、2回目のセッションではバスストップで2度のスピンを喫してしまいました。ウィリアムズのアレクサンダー・ブルツはエンジンのパワー不足を嘆き、レッドブルのデビッド・クルサードはハイドロリック系のトラブルによりクルマを止めてしまいました。セッション終盤では山本左近が非常に良い走りを見せてくれました、最終的には17位でしたが、トップ10から1秒遅れでフィニッシュできました。

パナソニック・トヨタチームは今日、スパに戻ってきて、ベルギーGPに向けた準備を順調に進めました。トゥルーリとシューマッハはセッションをトラブルなく走り、それぞれ5位と6位となりました。今日1日でレース距離以上の距離を走り、チームはこれから、明日の予選までにさらにクルマのセットアップを改善していきます。

2006年にF1が開催されなかった間に、コースに変更が加えられましたが、スーパーアグリにとって、望んだようなスパへの復帰とはなりませんでした。

佐藤琢磨はフリー走行後
「今日はいいバランスを見つけるのに苦労してしまった。前回、1カ月くらい前にテストでここに来たときとはかなり違っていたね。ショートランでも、ロングランでも、タイヤをうまく使いこなすことができなかった。だから今夜はかなりのハードワークをこなさないといけないと思う。非常に貴重なデータを集めることができたけれど、走行がかなり制限されていて、思ったほどの周回を重ねられなかった。明日はもっといい日になるように、パフォーマンスを改善できるといいね」

sato2007gp.jpg
GPupdate"Sato"

アンソニー・デビッドソン
「難しい1日だったね。クルマには2つ極端な部分があって、適切なバランスを見つけることがまったくできなかった。本当に運転しにくいクルマだったよ(後略)」

マクラーレンのふたりにとっては嫌な週末になりそうですが、とにかくレースに集中すると言っています。
そうですよね、やはり、コース上で勝負はつけたいものですよね?

でも、それがフェラーリの設計図で作ったシャーシでないことを祈りたいです。
posted by ティフォジ at 14:07| F1第14戦 ベルギー グランプリ 9/16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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