2007年10月09日

中国GPファイナルU

中国GPの2回目です。解説、インタビューを掲載します。
ライコネンがチェッカーを受けて今シーズン5勝目でした。2位はアロンソ、3位はマッサ。マッサはファイナルラップで1分37秒454のファステストラップを記録しました。

RAI-ALO1007GP.jpg
GPupdate"Kimi & Alonso"

レース直後のトップ3のインタビューです。
ライコネン
「27周目くらいで雨が降ってきた。その後のドライタイヤはきつくウェットに変えたらアンダーが出た。ドライラインが1本しかないので、オーバーテイクは無理だった。でも、チャンピオンシップに残れたのは良かった。三つ巴は1986年以来らしいけど、ブラジルは面白いレースになると思うよ。中国GP前よりは良い状態になっているからね」

アロンソ
「1stラップのマッサとのバトルは面白かったよ。ハイスピードコーナーではマッサが速くないというのがわかっていたので、オーバーテイクできた。厳しい予選セッションだったけど、(ブラジルでは)ルイスを簡単に抜かす事はできない。きっとドラマチックな事をしないと彼の前には出られないだろう」

マッサ
「ドライから雨が降ってきた時チームにタイヤ交換を頼んだが、すぐに止むからと言われた。そのうちタイヤにグレーニングが出てしまって、対処した。トップ3に入れたのは自分にとってもチームにとっても良かった」

ドライバーズチャンピオンシップは、リタイアのハミルトンが107ポイントのままになってしまいましたから、2位のアロンソは103ポイント、優勝のライコネンは100ポイントとなり、ワールドチャンピオン決定は最終戦のブラジルGPに持ち越されました。面白いインテルラゴスになりそうですね!

このところ大健闘のベッテルは4位に入りました。

日本勢では・・・。
デビッドソンは折角14位スタートだったのに兄弟のホンダ、バリチェロと接触してリタイアしたのは残念です。

Barri-David1007GP.jpg
GPupdate"Barrichello & Davidson"

バトン5位は今期最高位じゃないでしょうか。頑張りましたね。ホンダもこの勢いで最後ブラジルで有終の美を飾って欲しいし、来季につなげて欲しいですね。

今週末好調だったラルフは本当に残念でした。好調だっただけにちょっと無理をしてしまったのでしょう。ラルフは今期限りで引退を表明しました。それもあったのでしょうかねぇ〜。ついに、F1界に”シューマッハ”という名前が本当にいなくなります。

28周目にハミルトンはドライで頑張っていましたが、もうドライラインはなく、ライコネンがオーバーテイクしました。これはチームかハミルトンの判断ミスでしょう。

このように雨、ドライとめまぐるしく変わるレースはひとつの判断ミスやひとつのドライビングミスが命取りになります。ここがルーキーの片鱗を見せてしまったのではないでしょうか?もっとも彼をルーキーと思っている人はいないかもしれませんが・・・。

マクラーレンのボス、マーティン・ウィトマーシュは、後に「後から振り返ってみれば、少なくとも1周は多く彼をコースに留めすぎてしまったと思うあのときは天気が非常に変わりやすく、我々はリスクを冒さないように、そしてキミを抑えられるようにと考えていた。しかし、結局1周遅すぎたんだよ。天気予報は1周ごとに変わっていたから、タイヤ選択を誤りたくなかったんだ」と、コメントしていますが、後の祭りです。

中国GPリザルト
1位ライコネン(フェラーリ)1h37'58"395
2位アロンソ(マクラーレン)+0'09"806
3位マッサ(フェラーリ)+0'12"891
4位ベッテル(トロロッソ)+0'53"509
5位バトン(ホンダ)+1'08"666
6位リウッツィ(トロロッソ)+1'13"673
7位ハイドフェルド(BMW)+1'14"224
8位クルサード(レッドブル)+1'20"750
9位コバライネン(ルノー)+1'21"186
10位ウェバー(レッドブル)+1'24"685
11位フィジケラ(ルノー)+1'26"683
12位ブルツ(ウィリアムズ)+1LAP
13位トゥルーリ(トヨタ)+1LAP
14位佐藤琢磨(スーパーアグリ)+1LAP
15位バリチェロ(ホンダ)+1LAP
16位ロズベルグ(ウィリアムズ)+2LAPS
17位山本左近(スパイカー)+3LAPS
18位クビサ(BMW)Ret.;33L
19位ハミルトン(マクラーレン)Ret.;30L
20位シューマッハ(トヨタ)Ret.;25L
21位スーティル(スパイカー)Ret.;24L
22位デビッドソン(スーパーアグリ)Ret.;11L


KeanuReeves1007GP.jpg
GPupdate"KeanuReeves"

ホンダのブースにキアヌ・リーブスさんが応援にいらっしゃっていたんですね。全然知りませんでした。

ホンダさんもそれなりの結果を残せて良かったですね。

さて、インテルラゴスは最近流行のティルケさん設計じゃないオールドコースですから、一般にはフェラーリ有利なコースと言えるんじゃないですか?

12コーナーから先は踏みっぱなしの高速コーナーと、第二セクターのインフィールドコーナーの組み合わせ、走行ラインを少しでもはずせばスリップするという迫力のあるコースです。

中高速コースはアルバートパークやインディアナポリス、シルバーストーンと似た感じのコースなのではないでしょうか。但し、左回りという珍しいコース特性を持っています。4.309kmという短い周回。またまた出て来る不安定な天候とドラマを生みそうなコースです。

面白い中にも首の皮一枚残っているライコネンに期待したいです。
毎度の言葉で締め括ります”フォルツァ!フェラーリ!”

posted by ティフォジ at 09:48| F1第16戦 中国 グランプリ 10/7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

中国GPファイナルT

雨の上海インターナショナルサーキットになりました。

レース直前のコンディションは、気温29℃、路面温度42℃、湿度65%、天候は曇りで14時に雨が降るとの予報がでているようです。

上海はライコネンの女性ファンが多いようです。フラッグ持った女性がたくさんいます。

KimiFAN1007GP.jpg
GPupdate"Kimi-FAN"

曇りで路面は濡れていますが、先週の日本GPのセーフティーカースタートまでひどい状態ではないようです。

それでもフォーメーションラップではウォータースクリーンが、すごい状態ですが、みんなスタンダードウェットタイヤを履いています。

ベッテルは予選での走行妨害により5グリッド降格のペナルティで、17番グリッドからのスタートとなりました。

シグナルがブラックアウトし、レーススタート!
ハミルトンとライコネンは順調なスタートを切りました。1コーナーでアロンソがアウト側からマッサをオーバーテイクしようとしましたがなかなか抜けません。2コーナーで少し接触したように見えました。アロンソが瞬間前に出ましたが再びマッサは前をキープします。

後方ではラルフがスピンを喫しています。今日のラルフは調子が良いですが、後々、結局またスピンしてリタイアしてしまいます。

チャンピオンシップを争う3人の1回目のピットインです。15周目にハミルトンがピットイン。交換したタイヤはスタンダードウェットのままで、16秒の給油とはもしかすると3ストップ作戦でしょうか?

ここいらでライコネンがファステストラップを連発します。アロンソが次の18周目にピットインしました。

ライコネンがピットインしたのは19周目。トップ4全員が1回目のピットストップを終えたところでの順位は、1位ハミルトン、2位ライコネン、3位マッサ、4位アロンソで変わりません。

21周目、路面はレコードラインが乾き始めました。しかし、あと10分後に再び雨が降るとの予報が出ました。ウェバーが23周目に最初のドライタイヤを履きます。

26周目に波乱があります。まず、アロンソがマッサをオーバーテイクします。マッサは直後にピットインし、ドライタイヤに交換しました。ここでハミルトンが突如ペースダウンし、ライコネンがコンマ8秒差まで迫ってきました!

28周目、ライコネンはハミルトンの真後ろにつけ、ライコネンはハミルトンをオーバーテイクしトップに立ちました!

30周目、ハミルトンに不幸が襲い掛かります。タイヤは限界にきて、徐々にペースダウンし、アロンソが真後ろに迫ってきました。ピット入ろうとしましたが、ピットレーン入り口のグラベルにはまってしまいました。マーシャルにマシンを押してくれと頼みましたが動きません。ハミルトンは、ここでリタイアしてしまいます。こんなハミルトンの姿を見るのは初めてじゃないでしょうか?ビックリです!

Hamilton1007GP.jpg
GPupdate"Hamilton"

ライコネンがソフトのドライタイヤに交換しました。アロンソはハードのドライタイヤに交換しました。今週末調子の良かったライコネンを追いつけるかアロンソ?

35周目、1位ライコネン、2位アロンソ、3位マッサ、4位バトン、5位ベッテル、6位リウッツィ、7位ブルツ、8位フィジケラ、9位ハイドフェルド、10位クルサード、11位ウェバー、12位コバライネン、13位トゥルーリ、14位佐藤琢磨、15位バリチェロ、16位ロズベルグ、17位山本左近です。
クビサ、ハミルトン、スーティル、ラルフ、デビッドソンがリタイア組です。

ここからはトップ達のファステスト争いになりました。

ここでレース終了!

podium-shanghai1007F1.jpg
F1-Live.com"Podium-Shaghai"

解説など続きは明日のヴァージョンUで掲載します。
posted by ティフォジ at 12:20| F1第16戦 中国 グランプリ 10/7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

中国GP公式予選

台風15号が来ます!こんな事は私の記憶ではありません。
スタートしないのでしょうか?
また、セフティーカースタートで20周もするのでしょうか?
はたまた、ウォータースクリーンの中、スタンディングスタートをやるのでしょうか?
チャンピオンシップ決定がかかっているだけに、明日のスタートが楽しみです。

富士で1/3がSCだったのには賛否両論あったそうです。

明日が信じられないくらい、晴天の公式予選が始まりました
Q1
気温30℃、路面温度46℃、湿度62%、ドライ、台風の影響でかなり強い風が吹いています。

明日は確実に雨が降り、暴風雨の中での決勝レースとなることがほぼ確定しています。そんななか、各チームはセッティング、タイヤ使用状況をどのようにしてくるかが注目です。

富士SWのようにSCスタートになったら1stスティントを長くしておきたい。みんなバックストレートエンドのトラップの時速が300km程度という事はダウンフォースをつけ気味なのでしょう。

Massa1006GP.jpg
GPupdate"Massa"

フリー走行3回目ではライコネンが、ハイドロリック系のトラブルでランオフエリアにクルマを止めました。金曜日調子が良かっただけに残念です。エンジン交換という情報はありません。ライコネンはQ1一番に飛び出しチェックランを行って
いました。

公式予選Q1の結果は、1位ライコネン、2位マッサ、3位ハミルトン、4位アロンソ、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位クルサード、8位ベッテル、9位リウッツィ、10位バトン、11位シューマッハ、12位ロズベルグ、13位ウェバー、14位デビッドソン、15位トゥルーリ、16位コバライネン。

Q1ノックアウト者とタイム
17位ロズベルグ(ウィリアムズ)1'37"483
18位フィジケラ(ルノー)1'37"290
19位ブルツ(ウィリアムズ)1'37"456
20位佐藤琢磨(スーパーアグリ)1'38"218
21位スーティル(スパイカー)1'38"668
22位山本左近(スパイカー)1'39"336

Q2
セッション開始直前のコンディションは、気温30℃、路面温度43℃、湿度64%です。

Q2の結果は1位ライコネン、2位マッサ、3位アロンソ、4位ハミルトン、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位クルサード、8位ウェーバー、9位シューマッハ、10位バトン。

Q2ノックアウト者とタイム
11位リゥツィ(トロロッソ)1'36"862
12位ベッテル(トロロッソ)1'36"891
13位トゥルーリ(トヨタ)1'36"959
14位コバライネン(ルノー)1'36"991
15位デビッドソン(スーパーアグリ)1'37"247
16位バリチェロ(ホンダ)1'37"251

バトンがQ3に残りました。

シューマッハが残りました。一方でトゥルーリがノックアウト。トゥルーリは「無茶苦茶アンダーが出ている」とコメントしているのに対してラルフは「いい感じ」と言っています。

富士のポディウムに上がった、コバライネンもノックアウト。

いよいよ3〜4mの風が吹く中、Q3が開始されました。
セッション開始直前のコンディションは、気温30℃、路面温度44℃、湿度64%です。

ピットレーンにはハミルトン、アロンソ、ライコネンのチャンピオン争いをしている3人が並んで飛び出して行きました。

フェラーリ陣営はライコネンをチャンピオンにしようとしています。マッサは「ライコネンのサポートに回る」と言っていたそうです。ライコネンが優勝してもマッサが2位にならないと意味がないからです。

ハミルトンは明日、先頭を走る必要はありませんから、2列目くらいから事故さえしなければいいのです。燃料を多く積んでコンサバな走りに徹すればいいのです。見てるほうはつまんないですけれどね。

逆にアロンソはギャンブルに出ないといけません。少し軽くしてポールポジション狙いで来るかもしれません。

マッサの位置が注目です。フューエルエフェクトが大きいので、マッサは積んでいないかもしれません。

公式予選結果
1位ハミルトン(マクラーレン)1'35"908
2位ライコネン(フェラーリ)1'36"044
3位マッサ(フェラーリ)1'36"221
4位アロンソ(マクラーレン)1'36"576
5位クルサ−ド(レッドブル)1'37"619
6位シューマッハ(トヨタ)1'38"013
7位ウェバー(レッドブル)1'38"153
8位ハイドフェルド(BMW)1'38"455
9位クビサ(BMW)1'38"472
10位バトン(ホンダ)1'39"285

qualify1006GP.jpg
GPupdate

フェラーリは普通でしたが、アロンソのセクタータイムが第1、3は普通でしたが、第2セクターが異常に遅かったそうです。何か考えているかもしれません。もしかしたら単にミスしただけなのかもしれませんが・・・。

トップ3の直後のインタビューです。
ハミルトン
「今週末はローラーコースターみたいだった。ペナルティーがかかると言われたが、結局剥奪はないと言われた。初めての上海でアロンソより悪いかと思った。フェラーリとは、コーナーだと遅いが、トータルのラップだとマクラーレンが速かった。最後のギリギリでポールポジションが取れたが、それまではうまく安定しなかった。雨が降っても富士の経験があるので大丈夫。いつもどおりに走れば大事な日(ワールドチャンピオン)になる」

ライコネン
「ハイドローリックの不具合は今朝出たけれど、レースには自信がある。明日の雨?富士でもそうだったから大丈夫」

マッサ
「ストラテジーを考えて、フロントローになりたかったが、ラップがまとまらなかった。でもトップ3で良かった。明日は雨でもドライでも変わらない。タイヤのフィーリングが、1回目はうまく行ったが、最後はうまく行かなかった」

hamilton1006F1.jpg
GPupdate"Hamilton"

明日は天候次第でしょうが、通常のレースだったら、ハミルトンが勝ってチャンピオンになるのか、違う形でチャンピオンを決めるのかが注目ですよね。

どうせ決めるなら中途半端ではなく勝ってチャンピオンを決めてほしいですよね。

それでも、一縷の望みを残している、フェラーリ頑張れ!!!!!
posted by ティフォジ at 09:39| F1第16戦 中国 グランプリ 10/7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月06日

中国GPフリー走行1、2回目

まずお知らせがあります。ルイス・ハミルトンは、先週の日本GPでセーフティーカーの後ろでとった行動についてペナルティを受けるかもという話がありましたがそれはなしになりました。

これで、ハミルトンのチャンピオン決定が上海で決まりそうですね。などとティフォジの私がウキウキ書いてちゃいけませんね。

日本GPでは、べッテルがウェバーのマシン後方に衝突する事故が起きたのですが、両ドライバーによると、ハミルトンが急激にスローダウンしたために事故が起きたと訴えました。結局、ハミルトンではなく、ベッテルが中国GPで10グリッド降格のペナルティを受けることになりました。

中国GPは先週の大波乱になった日本GPに上乗せして、「決勝日は台風」の天気予報が出ており、大変な事になりそうです!

ウィリアムズのテストドライバーの中嶋一貴は、金曜日の1回目のフリー走行でF1に戻って来ました。2回目の走行では従来どおりブルツが走りました。

スパイカーが買収されました。スパイカーを50パーセント所有するミシェル・モルは、F1でのこのチームの将来を担うことを楽しみにしているとコメントしました。

オランダ人のモルは、インドの実業家ヴィジャイ・マルヤとともにスパイカーF1チームを買収しており、チームがこれからF1でさらに上を目指せると確信しているともコメントしています。

spyker1005GP2.jpg
GPupdate"Spyker"

チームは50パーセントオランダ、50パーセントインドのチームになります。チームの売却額は8千8百万ユーロとなっている

さて、フリー走行1回目の上海のコンディションは晴れて暖かくなりました。セッションが終わる頃には気温30℃、路面温度45℃となりました。

フリー走行1回目の順位
1位ライコネン、2位アロンソ、3位マッサ、4位ハミルトン、5位ロズベルグ、6位クビサ、7位トゥルーリ、8位フィジケラ、9位中嶋一貴、10位ハイドフェルド、11位コバライネン、12位シューマッハ、13位クルサード、14位バトン、15位バリチェロ、16位佐藤琢磨、17位リウッツィ、18位ウェバー、19位デビッドソン、20位ベッテル、21位山本左近、22位スーティル。

でした。
午後のフリー走行2回目のコンディションは午前とほぼ変わらず、気温30℃、路面温度47℃となりました。上位4人のタイム差はコンマ2秒の内に入っている混戦です。

フリー走行2回目順位
1位ライコネン、2位アロンソ、3位マッサ、4位ハミルトン、5位トゥルーリ、6位ウェバー、7位シューマッハ、8位クルサード、9位ロズベルグ、10位フィジケラ、11位コバライネン、12位バトン、13位バリチェロ、14位クビサ、15位ハイドフェルド、16位ブルツ、17位デビッドソン、18位リウッツィ、19位スーティル、20位佐藤琢磨、21位ベッテル、22位山本左近。

フェラーリチームは好スタートを切りました。ライコネンは1、2回目とも最速タイムを叩き出しました。

ライコネンはフリー走行が終ってこうコメントしました。

「いい1日だったよ。金曜日の結果はそれ相応に考えなければならないし、一番のライバルがどこにいるのかわからないけれどね。クルマはすぐにバランスがよくなったけれど、ハンドリングには改善の余地があるよ。ここのトラックはとても滑りやすいけれど、エスケープゾーンがたくさんあるからミスをしてもドライバーに高くつくことはないんだ。明日はとても接近した戦いになるだろうね」

free1005GP1.jpg
GPupdate"FERRARI"

今週末ずっとトップはライコネンでした。台風の影響によってすごい風が吹いている中、安定しているのはダウンフォースをつけているからではないでしょうか?

いずれにせよ毎度「フォルツァ!フェラーリ!」
まだまだチャンピオンシップも終った訳ではありませんから!

posted by ティフォジ at 22:09| F1第16戦 中国 グランプリ 10/7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

シンガポールGPパートU

先述もしたシンガポールグランプリは2008年のカレンダーにのることがバーニーと正式に契約されたそうです。

まだ、言われているナイトレースになることなどは決定していませんが、ナイトレースになれば欧米でのテレビ視聴時間帯が良くなり、今の試算では全世界で約5万人の人が見るポテンシャルがあることになります。(シンガポールの貿易産業担当国務大臣、S.イスワランさんのコメント)

バーニーにとってはナイトレースでないと、視聴率に関わるので、多分、ここは譲らないでしょう。

singapore.jpg
(近畿日本ツーリスト)

さらにシンガポールの経済効果としては、チケット販売や、グッズ販売、スポンサー契約などは約1億5千万ドルの収益をもたらしますし、アジア以外の国々から観戦に訪れる約8万人の観客により、約1億ドルの試算が出ています。

ドライバー達には前回もインタビューしましたが、概ね良好です。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)をはじめとするドライバーたちが気にしているのは、唯一ナイトレースの安全性の確保が、気になるところの様です。

シンガポールGPは、モナコGPと同じく市街地公道コースになるので、シンガポールにある現代的な摩天楼や、逆に植民地時代の建物、
さらにマリーナのあるウオーターフロントを見渡すことができるので、シンガポールの認知が少なくとも世界で5万人の人達にアピール
でき、観光にも一役買うことが出来る訳です。

これからもアジア・太平洋地域でのF1開催は増えることはあっても、減る事はないと言われています。
2010年までには少なくとも6戦がその地域で開催されます。その6つとは日本、オーストラリア、マレーシア、中国、韓国、そしてシンガポールになります。

バーニーは「インドとも話しているんだ。」と、言っているそうです。

元々、巨大なタバコ広告をアジア地域で確保しようというのが、F1のアジア進出の第一歩でした。
ところが、経済的に大躍進を遂げるアジア地域はタバコ広告など吹き飛ばしてしまうほどのチカラがありました。

プライベーターが減り、ワークスチームが増えた今のF1はレースで勝つことは企業のイメージアップにつながり、販売市場への影響が見込まれることになります。

そして、どんどん裕福になるアジアの国々を自動車メーカーは、見過ごすことは出来ないのです。
一方、欧州でのレースは今までドイツとイタリアでは年間2回の開催をしていましたが、ドイツでは、ニュルブルクリンクとホッケンハイムで1年ごとの開催になる予定ですし、イモラ・サーキットで開催されてきたサンマリノGPは今年からカレンダーに外れています。

自動車メーカーだけではなく、プロモーター、そしてマーケッター達は市民がますます裕福になっていくアジアにさらなるビジネスチャンスがあることに気づいてきているようで、アジアでのF1熱は自動車販売に留まらない様相を呈しています。
posted by ティフォジ at 09:48| F1第16戦 中国 グランプリ 10/7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

上海モーターショー

上海は毎年「中国グランプリ」が行われる、中国最大の商業・金融・工業都市です。
中国には失礼ですが今まで自転車の国というイメージでした。が、近年、自動車産業が盛んになり、富裕層の人達が自動車を持つというのが当たり前の様になって来たようです。

10億人とも言われる中国市場ですから、自動車関連各社のチカラの入れ様は並々ならぬものがあります。
その広告宣伝の先駆けがフォーミュラワン進出でもある訳です。
また、モーターショーも行われるようになりました。

上海国際汽車工業展覧会(上海モーターショー)が、この4月20〜28日まで開催されています。
今年の上海モーターショーは、20の国と地域から1300以上の会社が展示して、一般向けに約50万人の入場者数を見込む大イベントとなりました。

business.jpg
(中国情報局ニュース)”上海モーターショー 2007”

『主な展示会社』は、上海の「新聞辰報」で、報じられた中では、

<ベントレー>
3台販売予定だったものが完売。下記のとおり。
1台販売:648万元(約9900万円)企業家が購入。
2台販売:300万元(約4600万円)上海の富豪が購入。
中国では高級車と言えば「ベントレー」で2006年は前年比2倍の127台を販売。

<ダイムラークライスラー>
「マイバッハ」:900万元(約1億3800万円)父親へのプレゼント用に購入。

<フェラーリ>4台販売、<ポルシェ>8台販売。

同紙によると、買い手のついた高級車の価格は、
200万〜1000万元(約3100万円〜1億5300万円)

ショーの展示車は販売の対象とならないのが通常だが、中国では展示車そのものが人気だ。偽物にすり替えられる危険性が少ないためで、購入者はエンジン番号などを必ず控えていくという。

同紙から離れて、
日本の<ホンダ>は次のような展示をしたそうです。
「アキュラMDX」:67万元、「RL」:68万元、「TL]:43万元、「アキュラ・アドバンスド・スポーツカー・コンセプト」、「SH−AWD」のスケルトンモデル。
ホンダは、欧米車との違いを「販売目標台数というよりも、まずはホンダの上級ブランドとしてのアキュラのブランド構築の時期。欧州車のような伝統ではなく技術による先進性をイメージしてもらいたい」と、独自性をコメントしたそうです。

以上までを見ると高級車ばかりが目立ちますが、次のような記事もありました。

「産経新聞」では、21日に次のような報道をしていました。
<モーターショーの主役はエコカー>
(略)マイカーブームとともに悪化している排ガス問題を意識してか、会場にはハイブリッド車や燃料電池車、水素エンジン車など多数展示された。

「読売新聞」23日には次のような報道がありました。
<モーターショーの海賊版>
上海モーターショーの会場と同じ浦東地区で、名前や会期が酷似した展示会が間もなく開幕する。 モーターショーと間違えて、この展示会に出展を申し込んでしまった部品メーカーもあり、モーターショーの主催者などは注意を呼びかけている。

同じく23日に「共同通信」から似たような報道がありました。
<模倣品ぞくぞく>
上海モーターショーで、日本や欧州の人気車のデザインを模倣したとみられる中国車が多数展示されていることが23日、分かった。中国で知的財産権侵害の改善が遅々として進んでいないことが浮き彫りになった格好。海馬汽車は、マツダの「アクセラ」そっくりの乗用車を展示。マツダ社員は「海馬が新型車を展示することは聞いていたが、これほど似ているとは思わなかった」と絶句。

以上の様に中国は、WTO加盟後の問題をまだまだ引きずっている感は否めません。
しかし、それにメゲテいてはこの膨大な市場に食い込んで行けません。
自動車関連各社も必死だと思います。

「上海グランプリ」は、今年2007年は10月14日〜16日決勝の予定で、”上海インターナショナルサーキット”で開催されます。

昨年もでしたが、まだまだ中国の方々に自動車レースは浸透しておらず、空席もあるようですが、これからダイムラー・クライスラー、ルノー、フェラーリ、ホンダ、BMW、トヨタなどが、中国に名を刻んで行くには、中国グランプリに出場し、優勝する事が肝心です。

F1のブランドイメージとモーターショーのブランドイメージは違ったものかもしれませんが、広告宣伝という意味では同じです。
こんなに高級車が売れるモーターショーがあるならば、F1に参戦しているメーカーも販売台数が伸びるはずです。
前回に引き続き市販車販売の話になってしまいましたが、F1と市販車販売は密接な関係にあると思います。

いずれは強敵として、中国の自動車メーカーが参戦して来る日もやってくるかもしれません。但し、銀色の車体にオレンジの字で「フォ〜ダフォン」とか書いた怪しいチームじゃない事を祈りますが・・・。
posted by ティフォジ at 14:14| F1第16戦 中国 グランプリ 10/7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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