2007年10月27日

F1初のナイトレース決定

今まで何度かこの記事でも取り上げてきましたが、いよいよ本当にナイトレースというものを行う事になりました。

FIAは「シンガポールでF1史上初のナイトレースを開催する」と、正式に発表しました。

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F1-Live.com"今年6月に実施されたナイトレース試験"

シンガポールGP代表のコリン・シンはこうコメントしました。
「歴史を作る準備はできている。信頼性のある照明テストを2つ行い、良い結果を得られた。これにより、F1史上初のナイトレースの成功に自信をもった」

シンガポールGP Pte Ltdは、FIAがシンガポールモータースポーツ委員会にナイトレース開催を許可したと発表したのです。

「我々に与えられた使命のひとつは、シンガポールを世界のF1ファンに魅せることであり、それにはレース開始が夕方なのは非常に効果的だ。地平線も美しく見えるだろう」
と、シン氏は続けました。

F1シンガポールGPの開会式は来年の9月28日に、摩天楼が見渡せるマリナ・ベイ・エリアの公道サーキットで行われます。

マレーシア、中国、日本がサーキットで開催しているのに対し、アジア圏での公道F1レースはシンガポールが初めてになります。

シンガポールのF1施設の工事は、新しく設営されるピットビルの竣工式とともに、8月31日に開始される予定です。

水辺の近くにできるシンガポールのピットは、12チーム36台分のクルマを収納することができる予定です。

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F1-Live.com"上記と同じくインディアナポリスで実施されたもの"

レース関係者は、全長5.05km(3.13マイル)と、結構長い周回コースで、高速コーナーとテクニカルセクションを含み、オーバーテイクできるポイントも多くあるだろうと話しているそうです。

posted by ティフォジ at 06:42| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

スパイカーの名称変更が承認される

スパイカーF1チームの新しいオーナーたちは、チームが2008年シーズンより「フォースインディア」に名称変更することが認められて一息ついたようです。

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GPupdate"Spyker F1 Team"

スパイカーの共同経営者モルはフォースインディアという名称の変更についてこう語りました。
「ヨーロッパの企業にとっては、我々との取引は面白いものになるだろうね。インドのマーケットは非常に大きく、そこではF1が大人気になって我々のチームが大きな注目を集めるだろうから、ヨーロッパ企業の商業的関心は今後インドに向かうはずだ」

いままではオランダのオレンジカラーでしたが、来季からカラーも変わるそうです。

ロゴには、インド国旗の色に染まった“F”の文字と、インドの世界を表す“1”があしらわれている(合わせて“F1”となる)そうです。

FIAは水曜日の午後に「スパイカーのフォースインディアへの名称変更の要求は受け入れられた」と語り、これを認めました。

新オーナーのヴィジャイ・マルヤと共同オーナーになるミシェル・モルは、名称変更が承認されれば、ただちに11月のテストより新しい名称を使用することを今週初めにGPUpdate.netに対して語っていました。

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GPupdate.net"Yamamoto Sakon"

チームは、新しい名称がインドでの知名度を上げようと考えている企業のビジネスやスポンサー活動における興味を引くことを期待しているのです。

フォースインディアの来季シートに今年に引き続き山本左近が座れる事を大きく期待しながらこの記事を締め括りたいと思います。
posted by ティフォジ at 00:00| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

F1界の資産家がお買い物

F1のアメリカンドリーム。
F1界でお金持ちに仲間入りした人と言えば、最近ではミハエル・シューマッハさんですよね。

ミハエルがもうすぐスイスに豪邸を完成させます。だから、ミハエルは今シーズン、グランプリに顔を出している暇もありません。ところで、「引越しそば」もさぞかし豪華なのでしょうね〜。

何せ、近隣住民から附近の景観が悪くなると反対運動を起こされたそうで、それをなだめるのには相当苦労するでしょうから、並大抵の引越しそばでは済まされないと思われるからです。

しかし、附近の景観が悪くなる邸宅ってどんな高層マンション(!?)なのでしょうか。

1家族が住むには広すぎて部屋を使い切れないなんてことはないのでしょうか?
そんな心配をする時点で私は貧乏人なのだなとつくづく思います。

しかし、向こう(欧米)のお金持ちは、レベルが日本とはワンランクいや、桁が違いますよね。

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GPupdata"Michel"

F1界でお金持ちと言えば、もちろんバーニー・エクレストンさんです。
バーニーは先日、またまたF1界のお金持ちのひとりであるルノーF1チームのフラビオ・ブリアトーレの”お買い物”に一役かったそうです。

2人はイギリス、チャンピオンシップリーグのクラブチーム、”クィーンズ・パーク・レンジャーズ”の株式の過半数を購入する取引に合意したと英国BBCが報じています。

フラビオは、このチームの会長ジャンニ・パラディーニとは3ヶ月前から交渉を続けており、今回、大株主のアントニオ・カリエンド氏と彼の後援者たちは、彼らが所有する株式を売却することに同意しました。

チームは1,700万ポンドの負債を抱えており、総額では2,200万ポンドくらいの投資と見られます。

このお買い物の中心人物は「フラビオ」であり、バーニーは今回パートナーという形で加わったとみられます。
彼はこのクラブとイギリスのサッカー競技の将来を財政的に保証するために新しいファンドの投入を計画するグループを率いているそうです。

個人の投資の話にしては「ファンドグループ」など話がデカ過ぎてついて行けないという感じですよね。

そもそもサッカーチームを八百屋で大根でも買うように買われちゃたまりませんよね。

フラビオはベネトンを買った時もベネトンフォーミュラワンチームを買収し、ミハエル・シューマッハを呼び寄せてワールドチャンピオンにしたのは、周知の事実です。

彼のすごいところはこれだけでなく、米国ベネトン社をわずか数店舗から千店舗弱にまで拡大させたことです。

お金持ちというのは、ただの資産家でなく、ビジネスマンとしての資質が、グローバルでありボーダーレスであるという所にあります。

バーニー・エクレストンの成功話はF1界では、あまりにも有名で書くのもバカバカしすぎるので今日はあえて書きませんが、今回のフラビオの買収は単なるお買い物ではなく、QPRをプレミアリーグ(よりビッグにさせる)に行かせる事だけでなく、イギリスサッカー界を隆盛させる事も視野に入れたものであるという事が言いたかったのです。

無論、チーム(QPR)側もイギリスサッカー界もそれを期待しているようです。
海外旅行で飛行機の席をファーストクラスに変えた事ぐらいで、リッチな気分になっている自分が何だかものすごく小さく感じられますよね。嫌になって来てしまいます。

でも、バーニーもフラビオもミハエルもそういう小さい、小市民が、観戦に来てくれているから自分があるという事もわかってもらいたいですよね。
無理か・・・。
posted by ティフォジ at 13:33| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

プロ野球とF1中継

昔はオヤジがビール片手に枝豆をつまみながらプロ野球中継を見ていましたよね〜。

先日、プロ野球のチケットが偶然手に入ったので、子供を連れてナイターを何十年ぶり(?)に見に行きました。

いいものですね。私が最後に見た生ナイターはまだON時代でした。
唯一、苦言を呈したいのはあの”私設応援団”なるものの応援です。お気に入りのチームの帽子を被り、ゆっくりとビール片手にナイターを楽しみたかった私にとっては騒音の何ものでもなかったです。

私設応援団の皆さんゴメンなさい。皆さんが一生懸命なのは十分にわかるのですが、私はあの昔の静かな野球場に「カーン」と響く打球音が懐かしかったのです。

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Wikipedia"SeibuDome"

そんな事が言いたかったのではありません。私が言いたかったのは「こんな風にF1も市民に根付いたらいいなあ」と感じた事なのです。

考えてみればお気に入りのチームの帽子やユニフォームを着て、サーキット(球場?)に駆けつける事は今でも行われている事なのです。
サーキットでも太鼓は叩かずともチアホーンを鳴らしたり、女性が黄色い声援で好きな選手を迎え入れる。そうなれば、プロ野球に変わる、否、変わらなくても準ずる新しいスポーツとしてオジサン達の夕方の楽しみになるのではないでしょうか?

何故ならないのでしょう。
日本での開催がないから?放映時間帯が遅いから?
富士スピードウェイと鈴鹿サーキットの2回開催くらいされれば十分な開催数になるのではないでしょうか?

伝統のチーム対決、ジャイアンツ(フェラーリ)対タイガース(マクラーレン)。中堅のヤクルト(BMW)対、匠みな横浜(ルノー)が挑む。地元密着型チームの広島、中日(ホンダ、トヨタの日本勢)。ちょっと横文字が並ぶのがオジサンにはつらいところだが、これからのオジサンは横文字にも強くなければいけません。

中継のフジテレビさんも少し平易に横文字を少なくする努力をするとか、日本GPのスポンサーをやっているのだからパシフィックGPはよそさんに譲って、独占中継を止めて行くというのもひとつの案ではないでしょうか?

日本を始めとする時差の少ないアジア等は夕方のゴールデンタイムに放送されれば、オジサンがビール片手にF1を待ちわびるようになるでしょう。
ヨーロッパラウンドは生中継で21:00から放映する、又はアジア開催の多くなったF1もヨーロッパ時間からシフトしてもう少しスタート時間を早めるとか考えたらどうでしょう?

それがダメならF1中継の前に開催国の旅番組を組むのです。
今、流行の旅番組もセットならその国のお酒やおつまみをオジサンも堪能できる事でしょう。
何だか昭和30〜40年代のテレビ全盛期に戻るような話ですが、それぐらい思い切って改革しないといつまでもF1は一部のマニアのスポーツで、大衆に根付かないのではないでしょうか。
OL達がオヤジ化している昨今、これはチャンスなのではないでしょうか?

今や各スポーツが大衆に根付かせようと努力しています。
若い歌手を試合前に歌わせて、さながらコンサート会場で、試合をしてるようなスポーツ。
有名芸能人をキャスターにして視聴率稼ぎをしているスポーツ。
などなど色々な努力はしていますが、やはりスポーツ自身の面白みを根付かせて行きたいものです。

F1はその真っ向勝負に耐えられるだけの資質のあるスポーツだと思います。
日本人が出ていないと言うけれど、ホンダもトヨタも活躍し、多くの日本人がF1には関わっています。
逆に2時間の試合中に数分間しか日本人が出てこないメジャーリーグが何故あれだけ受けているのでしょう?
イチロー同様に佐藤琢磨や山本左近が国民が皆知っているスポーツ選手になってもおかしくないはずです。

それにはもっと日本人が活躍してトップ3インタビューの常連くらいにならなければならないでしょう。
佐藤琢磨がジョーダンでトップ3インタビューに出て母国語(日本語)でコメントした頃はやはりF1人気もセナがいた頃くらいに高まりつつありました。その先が続かなかったのがF1の難しいところですが、それを待ち望んでいるオジサンとオジサン予備軍は日本で何十万、否、何百万人といると思います。

先日、私はF1を日本に根付かせる為には子供の内から教育しなければならないと書きましたが、その子供達がF1ドライバーになるまで待てないオジサン達もたくさん居るという事です。

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GPupdate

2011年地上デジタル放送になるのに合せて、F1国際映像も視聴者の意見を聴きながら放送できるようになりますし、裏番組で先述の旅番組とかF1の技術的番組、初心者向けの番組と多彩に同時放送ができます。

夕方になるとビール片手にシシカバブー、飲茶、パエリア、パスタを、用意したオジサンがテレビの前に、真っ赤なフェラーリのシャツやシルバーアローメルセデスのシャツを着込んでスタンバイしている姿が目に浮かびます。
スタートと共に乾杯!ノンビリとレースを見ています。

爆音と共に夜空に打ち上がる綺麗な花火を見つめながらナイターレースを見ているなんてぇのは風流なオジサンのスポーツにF1がなった証拠です。
元々ヨーロッパ貴族のスポーツなどと高尚な事を言ったところで今ではヨーロッパでも昔の毎晩プロ野球を見ていたオヤジと同じ感覚なんですから。
こんな風景が現実化できたらと思います。

自動車生産世界一の企業のある国(日本)と自動車販売台数世界一になるであろう中国を見据えて、どこの地域がF1のメインになりつつあるのか考えてみても良いのではないでしょうか・・・。
バーニー・エクレストンさん。。。
posted by ティフォジ at 00:00| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月21日

下位チームだって頑張っているんだ! 〜パートU〜

下位チームだって頑張っているんだぞ第二弾です。
というと、現在のコンストラクターズランキング最下位のスパイカーの事を思い浮かべるかもしれませんが、そうではありません。

カー・ナンバーが最下位のチーム、そうイギリス・リーフィールドにファクトリーを構え、ホンダエンジンを積む我らが日本チームスーパーアグリの事です。

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GPupdate"Aguri Suzuki"

スーパーアグリは、日本人元F1ドライバーである鈴木亜久里代表によって運営されていますが、最近メインスポンサーのSSユナイテッドがスポンサー料の支払いを完了していないことが明らかになり、資金難に陥っていると報道されました。

「資金難で、開発もおぼつかない状況なのですか?」
と、亜久里代表に直撃取材してみると、
「資金によるね」と意味深な発言をしました。

「私自身忙しく努力し、スタッフたちも一生懸命働いてくれている。今は来年の予定を立てているところだよ」と語る亜久里代表はさらに、「もちろん、チームは成長していく必要がある。どのぐらい成長
しているのかなんてことはうまく言えないが、チームに所属する全員が忙しく働いてくれているんだ」とコメントしました。

また「F1はとても難しく、われわれは本当に小さなチームなんだ」と話していました。

このスーパーアグリの株式の一部を購入すると噂されているのが現在GP2に参戦しているカンポス・グランプリです。

このチームを運営するのはアレハンドロ・アガグと、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の元マネジャーで自身も1980年代にミナルディのF1マシンを駆ってレースに出場した経験もあるエイドリアン・カンポスだ。

この2人のスペイン人はハンガリーGPのパドックで亜久里代表と会い、株式の一部を取引することについての議論を交わした模様だ。どうやら亜久里代表は現職にとどまるという方向性で話が進んでいるようでもある。

カンポスはイギリスのモータースポーツ専門誌『オートスポーツ』に対し、F1に参戦することには興味があることを明らかにしています。

「現在、我々はGP2に集中しているが、ほかにも可能性はあるよ。来年(F1に参戦する)という話は少し時期尚早だとは思うが、先のことは誰もわからないものさ」

亜久里代表は、最近GP2のカンポスレーシングに出資したスペイン人ビジネスマンのアレハンドロ・アギャグ氏と話し合いを行っているとも話してくれました。

「チームが売却されることはないが、話し合いは行っているよ。彼(アギャグ氏)はその話し合いを行っている一人だ。私たちはアドリアン・カンポスの紹介でブダペストで初めて会ったんだよ」

ただ、SSユナイテッドが、スポンサー料の支払いを完了していないことは確かのようです。

スーパーアグリのマネージングディレクター、ダニエル・オーデットはその事実を認め、以下のようにコメントしました。

「われわれは可能な分野で資金をセーブしており、今シーズンこれまでにチャンピオンシップで獲得した4ポイントによって経済的な利益を得られることを願っている」

現在のレギュレーションでは、11チーム中上位10チームのみがテレビ放映権料などの配当金を受け取ることができることになっている。スーパーアグリは現在コンストラクターズランキング8位で、ホンダ、スパイカー、そしてトロロッソの上を行っている状況です。

さらにスーパーアグリは個人スポンサーを募集して、資金集めをしています。
SAF1個人サポーターと称して、
個人の名前入り「挑戦」「闘志」ロゴを作るというものです。
掲載料金、10,500円、応募受付人数、約3,000名。
これで資金になるのかは少々疑問ですが・・・。

プロドライブと同じく、スーパーアグリは来年のメルボルンのグリッドについているのでしょうか?

頑張れニッポン!頑張れスーパーアグリ!
posted by ティフォジ at 16:01| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月20日

下位チームだって頑張っているんだ! 〜パートT〜

19日の記事は上位チームの夏休みなどを優雅に書きました。
でも、今日は表題のとおり
”下位チームだって頑張っているんだぞ!”
ということで、最下位、つまり来年から参戦するチームの事を書きたいと思います。

F1では、レギュレーションで、12チームしか参戦できません。
今、11チームが参戦していますから、あと1チーム分の席が空いている訳です。

その12番目の席を買取ったのが、以前、ベネトンフォーミュラワン(現ルノーチーム)の代表を一時期やっていた、デビット・リチャーズが代表をしているプロドライブです。

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F1-Live.com"David Richards"

プロドライブは今年7月のイギリスGPでチーム体制を発表する予定でしたが、間に合いませんでした。

そのため、一部のF1関係者の間では、プロドライブは2008年のF1デビューを果たすことができないのではないかとの噂が広まっていました。

しかし、モータースポーツニュースのウェブサイト『motorline.cc』によると、WRC発展の立役者でもあるリチャーズはそういった噂に対して、
「われわれは当然来年のF1に参戦していることだろう」
と語り、自信を持っている模様です。

そのリチャーズは、プロドライブのF1参戦に関するさらなる情報を“近いうちに”発表できると示唆しました。マクラーレン・メルセデスとのシャシーおよびエンジンの交渉期限は今年の7月いっぱいだったわけですが、近いうちにそれらの契約が締結されることになりそうです。

時間的制約や、さまざまな問題を解決するために、プロドライブはマクラーレンの来年モデルとなるであろうMP4−23を使用し、マクラーレンと同スペックのメルセデスV8エンジンを搭載することが可能になりそうです。

またリチャーズは、2008年のドライバーズラインアップについてはまだ決定を下していないようですが、現在ウィリアムズ所属のアレキサンダー・ブルツとはすでに話をしたことを明らかにもしているそうです。ちなみにブルツには、リチャーズがベネトンの代表を務めていた時代にベネトンのマシンを駆っていた経歴があるのです。

リチャーズは
「私は彼(ブルツ)のことを非常によく知っているんだ」
と話したものの、
「だが、彼とは単に友達として話をしたに過ぎない。契約の話なんかをしたわけじゃないよ」
と語っています。

それでは誰がプロドライブのシートに座るのでしょうか?
マクラーレンのテストドライバーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサとゲイリー・パフェットが就任することが濃厚だそうです。

また、パフェットのDTMでのチームメートであるフランス系カナダ人のブルーノ・スペングラーの名前も挙がっているようです。

いずれにせよ、来年のメルボルンにプロドライブのマシンが、グリッドについている事を期待します。
posted by ティフォジ at 00:00| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

各チームの夏休みと後半戦展望

今日は上位チームの夏休みと後半戦の展望について、各チームのドライバーやチーム関係者のコメントを調べてみました。

start0708.bmp
F1-Live.com

マクラーレン・専門誌のコメント

「アロンソはチーム首脳陣に飽きられたために、チームを出て行っていいと言われたみたいだ。もっとも、ロンは2人(アロンソとハミルトン)に対してイライラしているようだけど」
とコメントしました。

このコメントが明らかになった後、アロンソ自身も自らとマクラーレンの関係が闇の中であることを明らかにしている。彼はスペインの新聞『マルカ』から“マクラーレンにとどまるつもりか?”と聞かれた際、「わからないよ」と答えています。

アロンソはシーズン中でも新天地に行く可能性があると言っています。もしアロンソがマクラーレンとの契約を破棄し、新天地を求めるとした場合、移籍先には2つの有力候補が挙がっています。

1つは古巣であり2度のワールドタイトルを獲得したルノー、もう1つはまだニック・ハイドフェルドが2008年以降の契約を正式に締結していないBMWザウバーです。

今、アロンソは自宅のあるスイスへと帰宅し、夏休みを満喫しているようです。アロンソは『スポーツ・ビルド』に対し、夏休みの予定は“妻のラクエルや友達と過ごすこと”だとコメントしました。

ルイス・ハミルトンも、イギリス・ワーキングのマクラーレン・テクノロジーセンターの近くに位置する自宅に戻ったようです。


BMWザウバー・ニックハイドフェルドのコメント

「11戦を消化したが、BMWザウバーの2人のドライバーであるハイドフェルドとロバート・クビサは、理論的に考えて現時点でドライバーズタイトル獲得の可能性がある6名のドライバーの中に含まれている。もちろん、現在のチームの競争力やパフォーマンスを考えれば、僕とクビサはマクラーレンとフェラーリが勝ちを逃がすことを期待することしかできないのもまた事実さ。」

ハイドフェルドも、パートナーであるパトリシアが最近2人目の子供を出産したこともあって、自宅で夏休みを過ごす模様です。


ルノーのCEOゴーン氏のコメント

ルノーの会長兼CEOのカルロス・ゴーン氏はビジネス誌『キャピタル』に、「今シーズンはタイトル争いをあきらめている。」と語っています。

「われわれはBMWザウバー相手に、3位争いをしているに過ぎない。」しかしゴーン氏は究極の目標は来年、チームが復活することだと主張しました。
「私はみんなに来年、再びトップに返り咲かなくてはならないと話したんだ。」


ウィリアムズのニコ・ロズベルグのコメント

「ポイントを獲得するのは以前にも増して難しくなっている。基本的に、トップ3のチームが1位から6位までを独占するし、ワールドチャンピオンのルノーはだんだん強くなってきているんだ。」とコメントしました。

ロズベルグは、彼女のヴィヴィアン(21歳)や友人たちと共に、地中海に位置するスペイン・イビサ島に父親ケケが所有するリゾートでバカンスを過ごす予定のようです。


最後に我らが、フェラーリはどうでしょうか?
フェラーリ・モンテゼモーロ社長はこうコメントしました。

モンテゼモーロ社長はみんなに最近の6戦の最高の見識を持つことと、F2007の開発とレースでのハンドリングに100%集中することを促しました。
さらに会議の終わりに、
「われわれはそれだけの能力を秘めているから、残りのレースすべてで勝つことができる。チームはそう信じなくてはいけない。」
と語った。

ハンガリーでフェラーリ監督のジャン・トッドは、
「(夏休み中は)サーキットでのテストは禁止だが、われわれはファクトリーで風洞実験や各シミュレーションを駆使して働くことになるよ。」と話していました。フェラーリに休暇はないようです。

悲喜こもごものコメントでしたが、後半戦というよりあと6戦で、各チームが劇的に逆転劇を演じられると簡単には考えていないようです。

フェラーリのようにそれを期待しているチームも少なくないが、いずれもターゲットは自分のチームのひとつ上のチームを逆転することのようです。

夏休みはドライバー達はしっかり取っているようですが、メカニック達に夏休みはないようです。
まだシーズンは終っていません。休みのないメカニック達にはこれからがキツイ山越えになります。頑張って下さい。
posted by ティフォジ at 20:41| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月17日

赤ちゃんもF1に乗る?

2007年8月17日(金)附け、朝日新聞
『ベビーカーに海外ブランド』
〜〜英・マクラーレン人気〜〜

という記事が掲載されていました。
記事には
「アルミ合金のフレーム、飛行機の操縦かんのように両手で握るハンドル、太くて大きな車輪。横浜市の港北ニュータウンでは、英国ブランドのベビーカー・マクラーレンが目立つ。」

maclaren0708.jpg
RAKUTEN

とある。
確かにマクラーレンのベビーカーというのは見た事がありました。さぞかし高価なベビーカーなのだろうなあ、などと思いながら漠然と見ていました。

マクラーレンのベビーカーは2003年から日本で発売。
現在の販売台数は非公表ですが、首都圏と関西地域で売れているといいます。

”ベビーザらす港北ニュータウン店の大崎知大ストアディレクター”は、「この3、4年で『海外のセレブが使っている』『おしゃれだ』と雑誌が特集し、海外ブランドが入ってきた。」
とコメントしています。

国内販売台数が分かる、製品安全協会によると「この10年、年間平均70万台で推移してきたベビーカーの台数が、2006年には40万台に減少した。」と、言っています。約半減したということになります。

マクラーレンベビーカーの宣伝文句に
「子供に媚びない質感の高いスタイルに惹かれてMACLARENを手にされた方は、一様にその操作性の軽さに驚かれます。
前輪に直結したハイポジションエルゴノミックハンドルは、手元の操作をダイレクトに前輪に伝えます。」
と、きますといよいよ高級感溢れるあのマクラーレンの一般車のフォルムが目に浮かんできそうです。

しかし・・・。
調べたら、このマクラーレンは”MACLAREN”なのです。
ボウッと見ていた私は今まで全然気がつきませんでした。

”MAC”なのです。あのロン・デニス率いる1966年モナコGPでデビューした”Mclaren”チームとは何の関係もなく、英国ブランドと言っても、英国ウォーキングに本拠地を置く企業とは全く関係ないのでした。

チャン・チャン。はい、おしまい・・・。

では、面白くないのでバッタ物のような物も含めて赤ちゃん製品にF1チームの名前がどれくらい出て来るのか、調べてみました。

ところが、以外とないのです。
マウンテンバイクにプジョーやBMW、ベネトンフォーミュラ1の名前が出てきました。これはどうも本物らしいです。非常に高級な価格のバイクでした。

BMWは足こぎクルマやペダルカーも出していました。ペダルカーにはルノーもありましたが、フランスのゴーン社長のルノーとは関係なさそうでした。

ペダルカーはメルセデスベンツ、アウディ、カルソニック、ミニクーパー、ワーゲンなんかもありますよね。ここは自動車メーカーの競合の場かもしれません。ただ、いずれも価格帯はノーブランド(国内?)品よりお高いようでした。

忘れてはいけません。
我らがフェラーリはどうかとフェラーリストアに行ってみました。
すると、ベビー用品ありました。

チャイルドシートです。日本円で約1万9千円でしたから、国産のチャイルドシートもピンキリで5万くらいするのも考えますとまあまあリーズナブルな価格です。品物はどうかは分かりませんが、真っ赤なシートの頭にはSFマーク、腿にあたるあたりにはFerrariのロゴが入っていました。

もうひとつは本当に赤ちゃん用のロッキングホースがありました。真っ赤なお馬さんにまたがって、未来のF1ドライバーを目指すのでしょうか?
価格は約2万5千円ですから、普通のロッキングホースよりはお高いものですね。冬彦さん用(分かる人にしか分からない人物の名前ですね。ヒントはトレンディードラマ)でしょうか?

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Ferrari Store

フェラーリストアにはありませんが、フェラーリはペダルカーも出しています。F1マシンの形をしていて4万円のと7万円です。ちょっと、お高いですがフェラーリファンのお父さん垂涎の一品ですよ。

今日はF1からかなり話が反れていますが、続けます。

少子化によって今、子供には6つのサイフがあると言われています。
ひとりの子供に両親と祖父、祖母の2件分です。
だから、子供にはふんだんなお金をかける傾向にあるのです。別に海外ブランド品でなくてもいいのではないかというものに高級ブランド品を買い与えます。

私見としては、このような高級品を買い与えるより、子供には例えばカートに乗せてあげて、小さい頃からスピード感に慣れさせる方がよほど良いように思いますが如何でしょうか。

もっとも、赤ちゃんに、いきなりカートは無理ですから、足こぎクルマ、少し大きくなったらマウンテンバイクで足腰を鍛え、佐藤琢磨のように自転車競技からF1を目指して行くというのも方法かもしれませんね。

とにかく、高級品でなくとも何でもいいから小さい頃にF1に触れて、まずはF1ファンになってもらえれば、うれしいです。

そういう意味では、マクラーレンのベビーカーもいいかもしれませんね。ご両親の趣味嗜好でもあるわけですから。本人に自覚があるかどうかわかりませんが。。。

ホンダやトヨタもサーキットを作ったり、ジェット機を作るのもよいですが、子供向けの自転車なんか作るのも将来のお客様を開拓する良い方法かもしれませんね。

どうですか?トヨタさん、ホンダさん。OEMでもいいですから自転車なんか発売してみるのも良いかもしれませんよ。その中から未来のスポンサーが現れるかもしれません。
posted by ティフォジ at 20:15| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

F1生中継と録画放送

F1中継は今、フジテレビが全部行っています。
最近はスカパー!も普及してきているので、両方見られる方も多いのではないでしょうか?

今日は、まだそうでない方の為に生中継と地上波録画放送の違いについて書きたいと思います。
地上波放送(フジテレビ系列)と生放送はCS放送でフジテレビ721が、中継しています。

地上波放送は大体予選が当日(翌日?)の25:50〜と、決勝が当日の23:50〜放送されます。一部、時差の大きいアメリカ(アメリカGP、カナダGP、ブラジルGP)などは生中継で夜中に放送されたりもします。

生中継をしているCSフジテレビ721はそのレースの始まる10分前から中継が始まります。
ですから、日本やアジアでやる時は当日の夕方、ヨーロッパは大体20:50〜、アメリカ大陸は地上波と同じに明け方ぐらいに中継がされます。

生放送は圧倒的に良いのではないかとお考えかもしれませんが、以外とデメリットもあります。

確かに生放送は早い時間に中継されるので、翌日眠いなどという事もありませんし、何と言っても、「今、やっている」という臨場感に溢れています。

CSはデジタルですから画像も綺麗ですし、不愉快だと思えば、実況や解説の音声をカットして見る事ができます。何より(有料放送ですから)ノーカットでコマーシャルなしの中継が楽しめるのが一番の良さでしょうか。

ノーカットの国際映像ですから、表彰台の映像、ファンの姿、予選、レース直後のトップ3インタビューが同時通訳で見る事ができます。

そして、今宮さん、川井さん、熊倉さん、小倉さん、時には浜島さんなどマニアック好きのする解説陣がありがたいです。

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FujiTV721

一方、地上波は地上波の良さもあります。レース終了後に放映しますから、きちんと編集された、楽しめる構成になっています。
今は山田優なども出ていますし、解説は片山右京さん、現地は近藤さんなど知名度の高い人達が出演しています。

レース後時間が経っていますので、きちんとした最終情報が報道されますし、リタイヤした選手の故障原因が何だったかがライブだと推測になりますが、地上波は正確な情報になります。

ポジション(順位)情報などが、クラッシュなどがあると混乱しますが、地上波はキチンと整理されて報道されます。ペナルティーなどもFIAの正確な見解が出されます。

新インタビュー映像が付け加えられ、予選で何が起こっていたのか、下位の選手の声や、日本人選手の声など分かりやすくなっています。

でも、忘れていけないのは、CSはフリー走行の中継もやることです。フリー走行は見ていて正直面白くないところはあるのですが、サードドライバーが見られたり、結構、今の各チームの実力がわかったりするのです。

という事で今日は、地上波とCS放送の違いを検証してみました。これからもスポンサーとしても中継先としてもフジテレビさんにはお世話になります・・・。
posted by ティフォジ at 12:16| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月12日

休暇のフェラーリとマクラーレン

今日はフェラーリとマクラーレンの注目のふたりのインタビューを中心に記事を書きたいと思います。

まずはフェラーリのライコネンですが、彼はハンガリーで優勝を飾って夏休みに入りたいと願っていましたが、結果は2位でした。

「僕の前にいるべきでなかったドライバーが1人いるとすれば、ハミルトン(マクラーレン)だ。彼と僕の差は20ポイントに広がってしまった。ずっとレースで戦って2位だった。本当にいいレースリズムがあったし、ペースも良かった。もう少し自由に走れたら、もっと強かったろうね。」

ライコネンは最終ラップの70周目に1分20秒047のファステストラップを走りました。彼はそれについてこう説明しました。

「最終ラップの前に、速いラップにしようと思って僕の前に空間を作るために少しスローダウンしたんだ。僕がどれだけのタイムを出せるか見たかったんだ。僕たちは速く走れるという確信が得られたよ!」

チャンピオンシップポイントではまだまだ遠いライコネンですが、彼は楽観的です。

「マニクールやシルバーストーンのように僕たちが優勝したところはどこでも、追いついてきた。同じようなサーキットに戻った時、僕たちはもっともっとコンペティティブになれると確信している。イスタンブールやモンツァ、そしてスパは多くの長いストレートと高速コーナーがあるから、僕たちはF2007の特徴を発揮させることができると思う。」

「フェリペ(マッサ/フェラーリ)と僕は1−2フィニッシュを達成する努力をしないといけない。6戦連続で優勝することが難しいことは分かっているけど、僕たちはやってみる必要がある。少し運があれば、リーダーに追いつけるよ。」

こうして、楽しみにしていた夏休みに突入しました。一方、マクラーレンのルイス・ハミルトンは少しライコネンのように陽気に夏休みを迎えられなかったようです。

hamrai0708.bmp
F1-Live.com

ルイスは同僚のフェリペとの確執と言われているアロンソ事件についてコメントを発表しなければメディアが許さない雰囲気になっている事を理解しています。
そしてルイスはチームが彼に代わり、以下の声明を公表することを望んでいます。

「フェルナンド(アロンソ)と僕はタイトル獲得のために非常にコンペティティブだし、お互いを尊敬している。僕たちは2人とも優勝したいと望んでいる野望に燃えるドライバーだ。しかし広く報道されているように、僕たちは仲たがいをしているわけではない。」

「僕たちは決勝当日に会話しなかったけれど、プロの関係は持ち続けている。実際、フェルナンドと僕は休暇の終わりに会う予定だ。」

「F1デビューイヤーだから個人的に、僕はプロフェッショナルでオープンな態度でいるように、最善を尽くしてきた。もちろん特に先週末もそうだけど僕はミスをしたし、これらは公になっている。僕は後悔していて、起こったことには対処してきた。しかし扇動的で事実に反することがメディアに取り上げられ、記事になってしまったことは残念に思っている。評判を傷つける可能性があるよ。この扇動的な記事があたかも事実に基づいているかのように、他の多くの人たちによって論評されている。」

マクラーレンはメディアがあまりにも彼に対する憶測記事を書くので、それを否定するのに大変です。

またフェルナンドがシーズンを終る前に移籍するのではないかという憶測記事にも否定するのに大変です。何せこちらは本人(フェルナンド)が否定しないからやっかいになっています。

それぞれ課題を残して夏休みに入りましたが、本当に深刻なのはフェラーリなのに、何故かマクラーレンの夏休みの方が深刻になってしまっているようです。
posted by ティフォジ at 18:55| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月11日

伝統あるサッカーチームを買収?する大物

イングランドが本拠の伝統のあるサッカーチーム”アーセナル”愛称は「ガナーズ(Gunners)」。
アーセナルの監督とといえばかつて名古屋グランパスエイトにいたアーセン・ベンゲルで有名ですよね。

アーセナルは2005−06年のUEFAチャンピオンズリーグで、今まで果たせなかった決勝進出を決めました。
しかし、あのロナウジーニョ擁するバルセロナに惜敗し、世界一の夢は果たせませんでした。

Emirates2007.jpg
Wikipedia"Stadium"

そのアーセナルのオーナーになりたいというF1関係者が現れました。

11日【ロンドン時事】英紙タイムス
「状況を見守る必要があるが、アーセナルを買収できるなら、買いたい。クラブをコントロールしたい。」
と、その人は語ったそうです。

もうひとつ、F1関係者で別のサッカーチームのオーナーになりたい人がいます。

そのチームは”クイーンズ・パーク・レンジャーズ”と言い1882年、セント・ジューズ (St Jude's) がクライストチャーチ・レンジャーズ (Christchurch Rangers) と合併してクイーンズ・パーク・レンジャーズが設立されました。
チーム名は多くの選手がロンドン郊外のクイーンズ・パーク地区から来ていた事に由来するのだそうです。

皆さんは、サッカーチームを買収したいと聞いてサッカー好きな年収73億円のドイツ人、そうミハエル・シューマッハを想像されたことでしょう。
間違いです。

イギリスのメディアによりますと正解はアーセナルの買収を考えているのはイギリス人のバーニー・エクレストンです。
クイーンズ・パーク・レンジャーズの買収を考えているのはイタリア人のフラビオ・ブリアトーレです。

バーニーはアーセナルに対して、アメリカ人富豪のクロエンケ氏が1部株式を取得、クラブ運営にも意欲を示していて、バーニーがクラブ買収に参入した場合、買収額は1800億円を超えるとの見方もあるらしいです。

天下のバーニー・エクレストンさんは推定資産22億ポンド(約5200億円)とも伝えられていますから、楽勝でしょう。

クイーンズ・パーク・レンジャーズの会長ジャンニ・パラディーニとフラビオ・ブリアトーレは約3000万ポンド(約70億円)で合意したと言われています。

バーニーがクイーンズ・パーク・レンジャーズの買収をしたと言う話題も出ているが、バーニーは
「それはフラヴィオだね。わたしは誰とも交渉していない。わたしがサッカーに関わるとしたら、アーセナルがまともな値段で売りに出され、自分がコントロールできる場合だけだね。」
とコメントしました。

やはり、バーニーは”クラブをコントロールしたい”ようです。
とにかく、私のような庶民には関係ない世界です。

どうしてお金持ちはこういう事に頭が回るのでしょうか?
どうしてもっとF1の振興などにお金をつぎ込もうとか思わないのでしょうか?

チープなチームに手助けをするとか(過去にした事もあるようですが)チープなサーキットにお金を貸してあげるとか。これもやっていますが、自分のコントロールの効くサーキットを買うとかばかりで、伝統のコースにお金を貸してあげるとかは絶対にしませんよね。

バーニーもフラビオもお金の使い道をもう一度考え直すべきじゃないでしょうか?
posted by ティフォジ at 20:28| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

日本的感覚と欧米の契約社会 <マクラーレン、フェラーリスパイ疑惑>

私の友人にインドネシアでバイクの部品を製造している会社の社長がいます。
彼は日本人ですが、現地の人達を雇用し、謙遜でしょうが、”ささやかに儲かっている”らしいです。

彼は先日、インドネシアの情報専門誌のロングインタビューに答えています。
「インドネシアは日本の高度成長期に重なって映るものがある。」と、彼は答えていました。

彼は日本の大学卒業後ワシントンで経営学を学びました。
帰国後、大手バイクメーカーに就職し、今の部品メーカーの親会社に再就職しました。
若い頃の彼を私は知っていますが、その頃の彼は豪放磊落、猪突猛進型で、兄貴肌のまさに高度成長期の日本の経営者のようなタイプでした。

但し、彼はインドネシアに渡ってひとつ変わった事があります。
従業員を絶対に叱らなくなった事です。
インドネシアでは、現地の人を面前で叱るのはタブーという習慣があるのもそのひとつですが、彼はそんな事で叱らなくなったのではなく、彼の心情として現地の従業員の人達には皆
「日本の会社に入って立派になったと故郷の人に言われてほしい。」
からなのだそうです。

会社は家族、定年まで面倒みますという、現代日本では全く廃れてしまった様な雰囲気がここにはまだ残っているようです。

前置きがものすごく長くなってしまいましたが、いままで私の中でタブーだったマクラーレンとフェラーリのスパイ疑惑事件。
これを避けては通れない状況まで、盛上って来てしまいました。

マクラーレンのチーフデザイナー、マイク・コフランは、4月にフェラーリの元チーフエンジニア、ナイジェル・ステップニーから技術情報を受け取ったとして、チームから職務停止処分を言い渡されました。

世界モータースポーツ評議会も”黒だけど罰しない”という中途半端な表明をして、同僚の評議会メンバーであるルイジ・マカルーソに”ユベントスがセリエBに降格になったよりも罪が軽い”と非難されるありさまです。

フェラーリは、すでにナイジェル・ステップニーに対しイタリアで法的措置を施し訴訟を起こしています。
またイギリスでは、フェラーリの780ページもの機密情報を受け取ったとされているマイク・コフランに対し訴訟を起こしているとも言われています。

F1最高権威のバーニー・エクレストンさんは、もうこの件については、これで終わりにすべきだと語っているという話もあります。

最初、私は欧米では日常茶飯事の契約書のやりあい”いつものやつか”と、見ていましたが、あの猛将ロン・デニスさんが会見で悔し涙を流したとか、フェラーリはイギリスで刑事告訴の用意があるとかの
噂や情報がいろいろと入って来ると、目を背けている訳にも行かなくなってしまいました。

それに、ホンダのニック・フライさんやルノーまで絡んでいるとなって来るといよいよこの記事を書かずに置いておけなくなりました。

私はこの手の話がきらいです。
冒頭に書いたように、”会社は家族”などという時代ではありませんし、それがグローバルスタンダードだと言われればそれで終わりですが、欧米の(少なくともF1における)従業員に対する処遇は悪いと
思います。否、悪いのだと思われます。

だから、始終このような事件が起こるのではないかと思います。
ですから、優秀なスタッフをつなぎ止めるために、最近はスタッフの給与も高騰して来たと言われています。

給与も重要ですが、それよりももっと大事な何かが欠けているのではないかと思います。
F1がどんな業界か詳細に知っている訳でもない単なる1ファンでしかすぎませんが、企業と人材というのはどこでも同じ関係やバランスにあると思います。

高度成長期の頃を回顧する映画や本が最近、増えて来ました。
あの頃は金儲けばかりで地球の事も考えない製造業など何かといままでは悪い面ばかり見てきた日本が最近は良かったものもあったのではないかと単に懐かしんでいるだけでなく見直しているのではないでしょうか?

1964.jpg
Wikipedia"新幹線"

今回の一件もこういう所にキーがあるのではないかと思います。
ロン・デニスさんも涙を流す裏では、モーターホームをペンタゴンの戦略基地みたいにして、プライベートジェットを1機とカントリーハウスを1軒、ヨットを1隻買うお金があるのですからもう少しスタッフに還元したり、より良いチームになる研究費にでも充てたらどうでしょうか?

ホンダも本田宗一郎オヤジ率いる家族経営の主たる会社だった訳ですから、もう一度見直す良いチャンスではないでしょうか?
フェラーリもその本田宗一郎とエンツォ・フェラーリは大仲良しだったのですから、もっと日本の高度成長期を研究してみても良いのではないでしょうか?

それともインドネシアにチームを移してみますか?(笑)

長いだけで、つまらない記事になりましたが、今回の一件の私見は、こういう所にありますという感想でした。
posted by ティフォジ at 19:36| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

しぶとさも実力の内?<BMWザウバー>

第10戦ヨーロッパGPで、BMWの2台はハイドフェルドが6位、クビサが7位という成績を残しました。

予選ではハイドフェルドは4位、クビサは5位からのスタートでした。
無論、表彰台圏内からのスタートととも言ってよい、好位置でした。
しかし、スタート序盤にチーム内で接触という致命的なミスを犯してしまいました。

そして、大波乱の降雨モーターショーでチームはハイドフェルドに何と6回。クビサに4回のピットインをさせます。

序盤の接触についてハイドフェルドはこう言っています。
「スタートはいつもほど良くなくて、残念なことに1コーナーと、それから2コーナーでもクビサにダート部分に押し出されたんだ。僕たちが接触したのは不運だったし、その後、クルマにダメージを負ってしまった。でもレースが中断されてラッキーだったし、僕たちはクルマを直すことができた。」

F1heidfeld2207.jpg
f1-Live.com"Accident"

レース後のリリースで、各人はこうコメントしています。

ニック・ハイドフェルド
「(前略)シューマッハとのアクシデントはすごく運がなかったね。彼はシケインからゆっくりと加速してきたんだ。最初は行き場があったけど、彼が僕の存在に気がついた時にはもう行き場がなかった。コースのウエットなところにいたから、接触を避けられなかったのは残念だった。」

ロバート・クビサ
「(前略)雨が降り出して、チームにピットインするべきか尋ねたよ。返事がなかったからそのまま走り続けたけど、間違いだったね。コンディションが変化していたからレースはおもしろかったけど、ブレーキングに重大なトラブルがおきて毎回リアが揺れ、ウエットタイヤを履いていたこともあって、クルマを止めることができなかった。ニックが最終ラップで僕を交わした時、シケインの前でクルマを止められずそれで終わりだ。クルマのスピードだけでなく、チームの反応速度やいつどのタイヤを履くべきかということもあったからチャレンジングだったよ。レース結果はもっと良くなる可能性もあったけど、今はすべてを分析する必要があるね。」

マリオ・タイセン(BMWモータースポーツディレクター)
「2度も雨が降り、何度も慌ただしいピット作業があって混乱したレースだった。われわれはトータル10回もピットストップをしたからね。ピットクルーは素晴らしい仕事をして、この状況に見事に対応することができた。6位と7位という順位はこの天候のせいではなく、オープニングラップの接触のためだと考えるのが妥当だろう。最終的にはこのせいで表彰台を逃してしまった。」

ウィリー・ランプ(テクニカルディレクター)
「予選での力強いパフォーマンスを考えると、われわれはこの結果を非常に残念に思っている。(中略)これらすべての問題があったにもかかわらず、われわれはルノーとの差を広げることができたから、コンストラクターズ選手権を考えると悪いレースというわけではないね。」

ドライバーズポイントランキングで
5位ハイドフェルド36点
6位クビサ24点
マクラーレン2人、フェラーリ2人に続く5、6位です。
ザウバーの次はルノーの2人です。今年はきれいにこのように並んでいます。実力順にきれいに並んでいるのです。

コンストラクターズも
1位マクラーレン138点
2位フェラーリ111点
3位BMW61点
4位ルノー32点
と、当然そのまま並んでいます。

正直言って、今年のシーズン前予想で、BMWはここまで良い成績を収めるとは思っていませんでした。

しかし、見事な成績ですし、今回のレースでチームクルーの実力の実力も見せ付けました。10回もピットすると、大概はミスをするものですが、それがありませんでした。

ただ、今回の様に、チームメート同士で接触するというのは少々若さを露呈してしまった感は否めません。

それでも、しぶとく1段下がっただけで、チェッカーを受けました。これは、チームの成長の証しでもあると思います。

それに今回はブリジストンも言っているように、持ってきたタイヤを全部使い果たしたレースでした。これに生き残ったのは、タイヤの使い方も上手に行われたということです。

今年のBMWは注目と以前も書きましたが、後半戦も前半のようにしぶとく走れば、見事な成績を収められるのではないでしょうか?

かつて、中嶋悟選手のしぶとい走りを見て、実況の古館伊知郎アナが、「納豆走法」と呼んでいましたが、それを思い出しました。

今年のBMWの良い所、悪い所全部見せたヨーロッパGPだったと思います。だから、もう少し上位でチェッカーを受けられたのではないかと思うのですが、今回はレッドブルが頑張ったからな〜。

次戦、ハンガロリンクでも普通に走れれば5、6位はキープできるのではないかと予想屋のオジサンは思うのでした・・・。
posted by ティフォジ at 14:53| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

フォーミュラワンは、欧米か?

2008年シーズンには次戦行われるニュルブルクリンクでのヨーロッパ(ドイツ?)GPは行われず、ホッケンハイムで、行われます。今度からニュルブルクリンクとホッケンハイムは交互に行われるそうです。

アメリカGPが来年のカレンダーから消えました。しかも、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーナーであるトニー・ジョージは、あまりに高額な契約金オファーに止めて歓迎と言ったムードです。
「インディアナポリスとインドを間違えているんじゃないか?」

さらにドライバーたちには人気のサーキットであるベルギーGPも毎年契約がフラフラの状態です。

先般行われたフランスGPも来年からは消滅するそうです。
あのアイルトン・セナが亡くなられたサンマリノGPもありません。

ヨーロッパの雰囲気漂うフォーミュラワン。
ヨーロピアンではなく、段々とオリエンタルな雰囲気漂う競技になりつつあります。

HONDA01.jpg
HONDAより

しかしながら、自動車メーカーを除いた、プライベーターは全部ヨーロッパ(イギリス)に拠点を置いていますし、メーカーもトヨタ、ホンダもヨーロッパに拠点を設けています。

ですから、F1はまだまだヨーロピアンな競技と言えるでしょう。

それでもマレーシア、バーレーン、トルコ、日本、中国と連なる上にシンガポールGP、韓国GP、インドGP、アブダビGPと、決定または噂されています。
これ以上はちょっと・・・。という感は否めません。

逆にロシアGP、ギリシャGP、ルーマニアGPと、ヨーロッパの巻き返しの噂もありますが、圧倒的にアジア地域の方が多いです。

一方で、日本人としてはあの伝統の”鈴鹿サーキット”の消滅は残念で、パシフィックGPの名称でも良いので復活してくれないだろうか?と、考えたりします。

全くもって勝手なファンなのですが、ファン心理というものは、そういったものなのだと思います。
逆にヨーロッパ、アメリカの方々も昔の様に、ヨーロッパラウンドと、言われるはっきりとしたヨーロッパ(欧米?)での連続開催を、望まれているのではないでしょうか。

F1は今でもオールドファンが使う言葉ですが「グランプリ・サーカス」と、呼ばれています。

こじんまりとした、チームがグループになって、家族の様にヨーロッパ各地を転々として回る姿を見て、そう呼んだそうです。

今やジャンボ輸送機を数機チャーターして、転戦している時代です。とても”サーカス”のレベルではありません。

「欧米か!」という漫才が流行っていますが、あの漫才に載せたらF1はチェリーパイと同じように欧米なのでしょうか?

Lotus795.jpg
「F1名車博物館」より

欧米であってもほしいし、日本で、もっと開催もしてほしい。
全く矛盾した、葛藤が私の中ではあります。
みなさんはどう思われますでしょうか?
posted by ティフォジ at 13:22| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月17日

トヨタのイギリス後、スパ

ドイツ人であるラルフ・シューマッハは、チームがこのコースで進歩を見せることを望んでいます。
それは彼自身とトヨタのホームグランプリとなる来週のニュルブルクリンクで、いい結果を出したいと考えているからです。

もっとも大きな進歩を遂げるのは自分自身であるともコメントしています。
シューマッハはシーズン前半は振るいませんでしたが、
ようやくイギリスGPでは改善の兆しが見えて来ました。

一方、ヤルノ・トゥルーリは、トヨタチームが低いポイントへのチャレンジに限定されていることを認めています。
トゥルーリは今シーズンも力強さを維持し、ここまでの9戦でQ2落ちを喫したのは1度だけです。

シルバーストンで、ラルフは普段は自分よりも速いチームメイトのトゥルーリを週末の間ずっと上回っていましたが、予選で6位を獲得したものの残念ながらレースではテクニカルトラブルでリタイヤしてしまいました。

toyota16.jpg
GPupdate"TOYOTA"

シューマッハは次のニュルに向けてこうコメントしました。
「ニュルブルクリンクはチームにとっては唯一のホームコースではない。
でも、僕はこのすぐ近くで生まれ育ったので、僕にとっては唯一のホームコースだよ。

地元のファンが熱心に応援してくれるので、ここでレースをするのはいつも大好きだったし、フォーミュラジュニアのレースで初めて優勝したのもここだったからいい思い出もあるよ。

もちろん、2003年のヨーロッパGPでも優勝していて、あれは本当に特別な瞬間だったね。

今週末もまたいい結果を出してお祝いしたいね。シルバーストンの結果は残念だったけど、僕たちは確かに進歩をしている。

ポジティブな面を見れば、僕が予選で6位になったことや、僕のレース中のラップタイムが良かったことからも、僕たちのクルマが良くなっていて、さらに上のグリッドを目指すことができることが分かるね。」

トゥルーリは、表彰台に登るのは高望みだと考えています。
先週の金曜日に33歳になったトゥルーリは、スポーツ専門誌に次のようにコメントしました。

「僕たちは現実的にならないといけないし、ポイントを獲得できると言えるようにならないといけないんだ。それが一番重要なことなんだよ。

F1ではどんなことでも起こりうるんだ。予想していないときに表彰台に上がれたりね。でも、現実的に僕たちには表彰台を目指して戦えるだけのペースがない。僕たちは残りのポイントのために戦うことしかできないんだ。

ルノーが前にいるときもあれば僕たちが前にいるときもあるし、サーキットや状況にもよるから、今の時点では判断が難しいよ。そういうのは変わりやすいからね。」

シューマッハは最後にこうコメントしました。
「チームはさらに改善を続けるために懸命に仕事をしているから、ホームレースのひとつである今週末に、その結果を目にすることができることを願っているよ。」

パスカル・バセロン: シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャーは、スパ・フランコルシャンのテストを終え、このようにコメントしました。
「スパは独特のコースであり、今週われわれが行ったテストでは、第14戦ベルギーGPで着実に戦うための準備に専念した。
不安定な天候に見舞われたが、これはスパの代表的なコンディションの範囲であり、レースウィーク中にもあり得る。

このため、われわれはこの3日間の間に遭遇したすべての天候下でデータを収集すべく非常に慎重に作業を進めた。また、サスペンションや新しい空力パーツといった、開発の広い範囲においてテストを行った。全体的に、すべてが順調に進み、ヤルノ・トゥルーリとラルフ・シューマッハも快調で、速さも示してくれており、ベルギーGPへ向けて良い準備ができたと思う。」

トヨタが現在までに獲得している9ポイントのうち、シューマッハによるものはたったの2ポイントです。

トゥルーリはこれまでのキャリアで表彰台に7回上がっていますが、最後に上がったのは2005年まで遡らなければなりません。
しかし、近い将来に再び表彰台に簡単に戻れるとは期待していません。

つまり、楽観視はしていないということです。
トゥルーリさんの方が現実的ということではなかろうかと存じます。
posted by ティフォジ at 17:05| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月12日

ホンダ初ポイント!

F1第8戦フランスGPにてホンダF1チームは念願の初ポイントを獲得しました!

という記事を書いていたのですが、書きかけで、イギリスGPに突入してしまい、お蔵入りにするのももったいない(エコの精神で)ので、掲載します。

子分格にあたる、スーパーアグリF1チームに先を越されて、今までポイントも上げられなかったホンダF1チーム、バトンがついに8位完走を果たしました。

これまでのホンダの戦績表です。

(ホンダ)(スーパーアグリ)戦績表
●●・バ・・バ・・佐・・デ・・
●●・ト・・リ・・藤・・ビ・・
●●・ン・・チ・・琢・・ッ・・
●●・・・・ェ・・磨・・ド・・
第@戦15○11○12○16○
第A戦12○11○13○16○
第B戦21×13○19×16○
第C戦12○10○08○11○
第D戦11○10○17○18○
第E戦22×12○06○11○
第F戦12○22×19×11○
第G戦08○11○16○20×
完走率75%88%75%88%

順位の後の×はリタイアを示す。

今回レース後のバトンは、この結果を素直に喜んでいました。
しかし同時に、「もっと早くソフトを使いたかったね。ミディアム→ソフト→ソフトにしていたら、もっと上に行けたと思う。」

「今回ホンダはダウンフォース増。ドラッグ減を狙い改良を重ね、新型マシンはソフトタイヤでかなりいいペースのロングランができるもので、ソフトでそれだけの違いが出せるという事はよりリヤタイヤに優しいクルマになったんだと思うね。」

と、エンジニアリングディレクターのジャッキー・エクラートは、コメントしました。
エクラートは今回の予選時に、

「確かに予選一発の速さは、まだまだだ。でもクルマは確実に良くなってるし、我々の望んでいる方向に改良は進んでいる。」

と、語っていました。

mhbatton08.jpg
Honda F1 Team




上の表を見てみても、スーパーアグリは確かにポイントを2度も上げていますが、最後尾あたりを走っている事もあり、走りにむらがありますが、ホンダにそれは見られません。

確実に実力を上げていっているのでしょう。
まだ、たった1回の入賞ですから、ジャンプアップしたとは言えませんが、確実に改善できた事は目にしました。

まだ、半分しかシーズンは終っていない訳ですから。
今後のホンダの走りに期待しましょう。

ここまでだったのですが、イギリスGPに突入しました。
シルバーストーンでのホンダの成績は

予選
14位バリチェロ
18位バトン
スーパーアグリ成績
(19位デビッドソン、21位佐藤琢磨)

9位バリチェロ
10位バトン
(14位佐藤琢磨、リタイア・デビッドソン)

エクラートの言ったとおりの進化を見せているのではないでしょうか?

次のドイツはまた入賞か!期待できるところですね。
posted by ティフォジ at 18:28| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

プライベーターチームとメーカー

F1には大きく分けてメーカーチームとプライベートチーム(プライベーターという)に分かれます。

メーカーチームとは自動車メーカーが直接運営しているチームで代表格が今年60周年を迎えたフェラーリチームを筆頭に日本勢のホンダ、トヨタ、フランスのルノーBMWザウバーなどです。

プライベーターは1966年創設の老舗マクラーレン・メルセデスや1969年創設のウイリアムズ・トヨタなどが代表格で、トロロッソ、スパイカー、レッドブルそして、近年では珍しく全く新しく昨年創設されたチーム、スーパーアグリF1チームがプライベーターと呼びます。

今でこそメーカーとプライベーターは同じくらいの数がおりますが、元々F1グランプリはフェラーリは珍しくと言うより、フェラーリ以外は全部プライベーターでした。

ですから昔はF1も今の様にメーカーが巨額の予算で参入して来るものでなくプライベーターが、グランプリ毎に自分のクルマを製作してきて参加するというフランクなものでした。

wikipediaLotus.jpg
Wikipedia"Lotus"

そのころは今の倍くらいのチームがグランプリに参加するので、予選の前に予備予選というものがあって、今の様に決勝に出るのが当たり前ではなく、決勝に出るのが今の入賞くらい、嬉しいことであったのです。

しかし、時代は移り変わり、メーカーが巨額の予算を投じてグランプリに参加するようになり、プライベーターも自分の予算や、タニマチのようなスポンサーが予算を出してくれるだけでは勝てなくなってしまいました。

ですから、マクラーレンにはメルセデスベンツが、ウイリアムズにはトヨタがトロロッソやスパイカーにはフェラーリ、レッドブルにはルノーがスーパーアグリにはホンダがエンジン供給しています。

プライベーターのストーブシーズンの課題はスポンサー探しも当然ですが、このエンジン供給してくれるメーカーがどこと組めるかで、そのシーズンが決まると言っても過言でありません。

フェラーリファンの私が言うのも何ですが、プライベーターが、このF1を面白くしていると言えます。

今あるプライベーターで、マクラーレンとウイリアムズは、伝統のプライベーターです、トロロッソはミナルディ、スパイカーはジョーダン、レッドブルはジャガーを経てスチュワートと、いずれも昔からのチームが名を変えて生き残っているチームたちです。

昨日のスーパーアグリ大特集!でも絶賛したように、これら伝統のチームたちの中から唯一、一からできたプライベーターがアグリチームです。

これが、多くのF1チーム達から愛されている要因です。
多くの消えていった、プライベーターのように消えてしまわないように、そういう意味でもスーパーアグリには頑張ってほしいものです。
posted by ティフォジ at 21:19| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

F1でナイトレースの開催

F1の2008年度カレンダーにシンガポールグランプリが、加わる事が決定したらしいです。

但し、その条件として同GPはナイトレースにて開催する事が、あるらしいです。

F1最高権威のバーニー・エクレストンはアジアでのナイトレースを推進しており、オーストラリアGPもナイトレースの可能性を考慮しないならば、開催自体が危うくなると警告しているそうです。

エクレストンは、夜にレースを開催することでヨーロッパの視聴者数を増やしたいと考えているからなのです。

マレーシアGPが行われるセパン・インターナショナルサーキット(SIC)代表のマハティール氏は、現在は2010年までの開催契約を結んでいますが、このたび新たに2015年までの契約延長を締結させようとしています。

sepangf1livecom0602.jpg
(f1-Live.com)"SepangCircuit"

マハティール氏は、マレーシアの報道機関であるベルナマに対して次のようにコメントしました。
「FIAは我々にサーキットのアップグレード作業とともに、ナイトレースの準備をするように求めている。現に、我々は全てが固まる前にどのような照明がふさわしいのかを検討しているところだ。」

FIA会長のマックス・モズレーはイタリアの専門誌に、夜間の照明に照らされたレースをモータースポーツの最高峰でデビューさせることはなさそうだと語りました。GP2またはルノー・ワールドシリーズを初開催の舞台に思い描いていると考えられます。

「ナイトレースをF1で実際に行う前に、別のカテゴリーでどうなるか見てみたいと私は考えている。」
と、コメントしました。

しかし、アメリカではチャンプカー、インディカーとNASCARなどで照明の下、多くのレースが開催されています。

インディーレーシングでは、通常レースウィークと呼ばれるレース開催期間は、金曜日から日曜日の3日間ですが、決勝レースが土曜日のナイトレースの場合は2日間になります。

NASCARでは夕方〜夜というスケジュールで開催されることも多く、実に美しいレース風景です。但し、NASCARマシンにはライトはないので、トラック上のライトだけが頼りになります。

irlnightraceoo07.jpg
(google)"NASCAR"

ナイトレースが行われているトラックの遠景が写されることがありますが、荒野のダイヤモンドのように美しく見えます。

美しいレースは良い事ですが、それでは実際チーム側は、どのように考えているのでしょうか?

マクラーレンのロン・デニス代表は、F1ナイトレース開催を支持していると表明しました。

「経済的に考えても、視聴率の高さを求めるのは当然のことだ。スタート時間をずらすことでそれが達成されるのであれば、全チームが賛成すべきだと私は思う。照明付きのナイトレースというのは想像豊かなアイデアだ」

「もちろん競争レベルとドライバーの安全を維持することも重要だ。まずは1レースやってみて、それから門戸を広げるのがいいだろう。われわれチームはナイトレースを支持するよ。」
と、ナイトレース支持のコメントをしたデニスです。

しかし実際に走る立場にあるドライバー側はどうでしょうか?
先日の記事にも書きましたが、ラルフ・シューマッハ(トヨタ)は、ドライブの安全性が確認できればナイトレースも、いいのではないかとコメントしていました。

ドライバーズチャンピオンのフェルナンド・アロンソは、ナイトレースは安全性に不安があるとして、否定的なコメントを出しています。

アジア地区の全ナイトレース化と言うならば、当然、我らが日本グランプリも対象になるのでしょう。
しかし、今のところ、エクレストンもモズレー会長も、日本GPや上海GPのナイトレースへの変更のコメントが出ておりません。

いずれにせよ、日本GPも対象になるのでしょう。
そうでなければ、オーストラリアが黙っていないでしょう。

しかし、視聴率を稼ぐために、ヨーロッパ時間に合わせて開催をするのであれば、北米、ブラジルも、アジアほどではないにせよ、時差があります。こちらもゴールデンタイムをはずしているのではないかと思います。

F1は、近年どんどんと開催地が全世界に広がって来ています。
F1は、ヨーロッパの香りがただよう欧州レースという感じが、ファンにはたまらない部分もあるのではないでしょうか?

ワールドチャンピオンシップですから、アメリカ、アジア大陸に進出するのは当たり前なのかもしれませんが、インディーがアメリカンな感じただようのと同じように、F1もヨーロピアンな感じを残してもいいんじゃないでしょうか。

F1は、どこに行きたいのでしょうか?
アジアにどんどん進出して、あげく、イギリス人が寝ている時間に、レースが行われるとライブで見られないと、ナイトレースにして行くというのは、何か安易のような気がします。

勿論、私は日本人として、アジアでの開催が増える事は、喜ばしい事ですが、よく考えてカレンダーを決めて欲しいと思います。

でも、シンガポールの1レースぐらいはナイトレースをやってみるというのも楽しみが増えて良さそうな感じもしますが・・・。
posted by ティフォジ at 15:55| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

ドライバー、チームのオリジナルカラー

ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)はモナコGPの予選土曜日に、ヘルメットカラーをブラックに変更して現れました。

どうやらこのヘルメットはハイドフェルド(BMW)がバーレーンとスペインで使用していたものと同じタイプのものらしいです。

barf1com.jpg
(f1-Live.com)"BARRICHELLO"

カラーリングが気温の上昇に伴って黒から白っぽい下地に変化するというハイテクヘルメットです。

しかし、今回モナコの予選以前の気温は低くかったので、バリチェロのヘルメットは結局、ブラックのまま変化しませんでした。

ちなみにハイドフェルドのこのタイプのヘルメットは、コメンテーターから”汚い”と評されたせいなのか、今回のモナコでは以前のヘルメットを使用していました。

バリチェロも結局、決勝では元のヘルメットに戻しました。
それなら最初から止めればよかったのにと思いました。
自分のカラーというものに愛着がなかったのでしょうか?

カラーリングへのこだわりと言えば、我らがフェラーリチームです。
F2007のカラーリングをこのモナコGPで、少し変更しました。

今回、モナコGPでフェラーリは伝統的なフェラーリカラーである深みのあるレッドを塗装したのです!

この10年間ほど、フェラーリはスポンサーであるマルボロのイメージカラーである少しオレンジがかった明るいレッドをマシンカラーとしていました。

しかし、今回久しぶりに深紅のフェラーリレッドが復活されました。

私が以前、このブログで、フェラーリのスタッフギアーのことを書きました。

その中で、私は
「最近フェラーリはピットシャツなどがフェラーリレッドではなくなって、マルボロレッドに段々近づいて行っており、どんどんオレンジかかった明るいレッドになっています。」
と、言って嘆いておりました。

マシンカラーが伝統的なフェラーリレッドに戻って行くならば、必ずやスタッフの服装関係もフェラーリレッドに戻ると、信じています。

スーツはその傾向にありますが、他のスタッフのピットシャツなどはまだマルボロレッドが若干残っています。

若干残っているというのは、フェラーリはピットシャツを今年からホワイトベースの赤ラインという形に変えました。
それなので、はっきりわからないというのが正直な感想です。

F07f1com.jpg
(f1-Live.com)"FERRARI F2007"

いずれにせよ、オリジナルカラーというものは大事にして行きたいものですね。
バリチェロさん。フェラーリさん。
posted by ティフォジ at 09:44| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

レッドブルは翼を授かるはず?

このモナコGPにそんなにチカラを入れていたチームはいません。
それはモーターホームのことを言っているのです。

レッドブルは巨大モーターホームをモナコウィークの月曜日から2日半掛かって完成したといっています。(無論、入った訳ではないのでわかりません)

このモーターホームの建物は22台のセミトレーラーで、運んだそうです。
基礎の設営は、イタリアのインペリアという町の港で行い、そこから船でモナコに運んだというお金の掛け方です。

最近、モーターホームはスポンサー集めの為に各チーム、各パーツメーカーが豪華さの競い合いのようになりつつあり、モーターホーム2台をくっつけテラスを設けたり、3階建てにしたりとその豪華さは年々過熱しています。

ドライバー専用の部屋などは当たり前で、フェラーリなどはドライバーの部屋ではなく、リビングになっています。

しかしこのレッドブルのモーターホームには、快適な時間を過ごすのに必要なすべてのものが備わっています。
広いテラス、プール、籐でできた家具、800人が一度にくつろげるオープンエアのバー等があるそうです!

red0526.bmp
(f1-Live.com)"RedBull-HQ"

レース期間中にモーターホームを訪れる客、ジャーナリスト、チーム関係者等には、あわせて2000食が振舞われますが、そのためにレッドブルはシェフ11人と給仕係14人、運搬要員とメンテナンス担当の計5人を雇い入れた他、15人のヘルパーも雇ったそうです!

この人員を運ぶために、先述の22台のセミトレーラーの他に、さらにトラックも用意したそうです。

もはや、モータースポーツの域を超えたモーターホームと言えるでしょう。

一方で、レース結果といえば、クルサードが14位でした。
トロ・ロッソのスコット・スピードが9位でした。
ウェバーとリゥツイが今回たった2人しかしなかったリタイヤ組になってしまいました。

お金は持ってるらしいレッドブルですが、皮肉ると今回は"翼を授からなかった”ようです。

私が思うにもっとお金の掛け方の勉強が必要なのではないでしょうか?
エンジンも最高のエンジンを買って来ているレッドブルとトロ・ロッソです。風洞施設もあり、この上ないスタッフに恵まれ、何故上位にいけないのでしょうか?不思議でなりません。

余ったお金をモーターホームにつぎ込むのは構いませんが、マクラーレン並みの予算を使って勝てないと、チームでありスポンサーでもあるレッドブルは、”翼を授からず”どこに飛んで行くのでしょうか?
posted by ティフォジ at 14:51| F1チーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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