2007年10月24日

ブラジルGPの視聴率はどうだった?

今年のブラジルGP決勝は、三つ巴のタイトル争いが展開されたので、テレビ視聴率も好調だったようです。

イギリスのルイス・ハミルトン(マクラーレン)はタイトルを獲得することができなかったものの、イギリス全土で約1千万人もの視聴者がテレビ中継で今シーズン最終戦を観戦し彼を応援しました。これは日曜日のその時間帯における視聴率としては、なんと49.8%に及ぶそうです。

一方のタイトル獲得の夢を断たれたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の方ですが、このレースはスペインで中継されたF1グランプリ史上、2番目に多くの視聴率だったそうです。

スペインの放送局は、ブラジルGPの中継で、61.4%という驚異的な視聴率を記録し、ピーク時にはスペインの人口4千万人の1/4以上の約1千万人がアロンソを応援していたそうです。

AllStars1021GP.jpg
GPupdate"All Stars"

ちなみに昨年の最終戦ではアロンソがミハエル・シューマッハ(フェラーリ)を破り2年連続のタイトルを獲得しましたが、その時の視聴者数は約23万人だったそうです。

またドイツでは、インテルラゴスでの最終戦の視聴者数はやはり1千1百万人にもなったそうです。視聴率で言うと、39.8%ということになります。さらにキミ・ライコネンがチェッカーフラッグを受けてタイトルを決めた後、さらに180万人もの視聴者がチャンネルを合わせたそうです。

しかしこれは、シューマッハの引退レースとなった昨年の最終戦ブラジルGPと比べると、1百万人以上も視聴者数が減少したことになるのだそうです。

やはり、日本の視聴率に比較すると格段の違いがあります。ヨーロッパでの(今年は特にイギリス、スペイン)視聴率は、驚くべき数字です。

これを見ると日本はモータースポーツ後進国と言われてしまっても致し方ないということは否めません。これで、年2回開催とはおこがましいにもほどがあると言っても過言でありません。

ヨーロッパのモータースポーツの歴史には伝統と格式があります。それが、この視聴率にも現れているのではないでしょうか?

この記事はF1ファンにとって嬉しいような、日本人にとっては少々悔しい数値データですね。日本のファンも頑張って裾野を広げていきましょう!
posted by ティフォジ at 00:00| F1第17戦 ブラジル グランプリ 10/21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

ブラジルGPファイナルU

ブラジルGPファイナルのパートUです。続編です。
レースは後半戦40周目に入りました。
ここまで頑張って来たバリチェロがピットに入ってそのままリタイヤしてしまいました。バリチェロは35才、来季もやる気まんまんです。

50周目、マッサがピットイン。スーパーソフトタイヤの新品に履き替えました。いよいよ、ライコネンは最後のプッシュ!プッシュ!ここでマッサを抜かなきゃ、チャンピオンになれない!!

FerrariTeam1021GP.jpg
GPupdate"Ferrari Team"

52周目、アロンソがピットイン。6.2秒。
53周目、ライコネンが運命のピットイン!6.4秒。ピットロードも全開で、マッサを追います!抜きました!トップに立ちました!これでワールドチャンピオンの芽が出てきました!

直後のインタビューでライコネンはこう語りました。
「チームが”チャンピオン行けるぞ!”って言ってくれた」

56周目、ハミルトンがピットイン。5.4秒。ハードタイヤを履いて出て行きました。8位のまま復帰しました。

Hamilton1021GP.jpg
GPupdate"Hamilton"

64周目、トゥルーリがピットインでハミルトンが7位。

このままチェッカーだと、1位ライコネンで110ポイント(6勝)、3位アロンソ109ポイント(4勝)、7位ハミルトン109ポイント(4勝)で、ワールドチャンピオンは、ライコネンになります。ハミルトンは5位にならないとポイントリーダーになれません。
そこまで、ふたつ上げる為には、あと21秒。

ハミルトンがプッシュしますが、追いつきません。
この結末を誰が予想したでしょうか!!

結局このままチェッカーフラッグ!
ロズベルグ自己最高位の4位です。
トゥルーリ8位はインディアナポリス以来の入賞です。
中嶋一貴がデビュー戦トップ10入りを果たしました。

表彰台では、フィンランド国歌とイタリア国歌がブラジルの空にこだまします。

podium1021GP.jpg
GPupdate"Podium"

ブラジルGP決勝リザルト

1位K・ライコネン(フェラーリ)1:28:15.270
2位F・マッサ(フェラーリ)+ 1.493
3位F・アロンソ(マクラーレン)+ 57.019
4位N・ロズベルグ(ウィリアムズ)+ 1:02.848
5位R・クビサ(BMW)+ 1:10.957
6位N・ハイドフェルド(BMW)+ 1:11.317
7位L・ハミルトン(マクラーレン)+ 1 laps
8位J・トゥルーリ(トヨタ)+ 1 laps
9位D・クルサード(レッドブル)+ 1 laps
10位中嶋 一貴(ウィリアムズ)+ 1 laps
11位R・シューマッハ(トヨタ)+ 1 laps
12位佐藤 琢磨(スーパーアグリ)+ 2 laps
13位V・リウッツィ(トロロッソ)+ 2 laps
14位A・デビッドソン(スーパーアグリ)+ 3 laps
Did not finish
15位A・スーティル(スパイカー)+ 28 laps
16位R・バリチェロ(ホンダ)+ 31 laps
17位H・コヴァライネン(ルノー)+ 36 laps
18位S・ヴェッテル(トロロッソ)+ 37 laps
19位J・バトン(ホンダ)+ 51 laps
20位M・ウェーバー(レッドブル)+ 57 laps
21位山本 左近(スパイカー)+ 69 laps
22位G・フィジケラ(ルノー)+ 69 laps

ライコネンはインタビューでこう語りました。
「ポジションとして厳しい事もあったけど、団結してチームがやって来た。フェリペもいっしょにやってくれて、スポンサーに至るまで協力してくれた」

「一言で言えないが、何もないフィンランドから何もないのにここまで登りつめて、今までもチャンピオンに近い所まで行った事もあったけれど、ダメな時もあった。今のチームが好きだし、いい雰囲気だったし、F1がこれまで以上に楽しくなった」

運が悪いと言われた頃もあったのでは?と聞かれて、
「どうだろう、自分では運がないなんて一度も言ったことはないよ。運というものはあんまり信じないしね。時には問題が起こったり、ミスをしたり、落ち込んだりするけど、今日は他ドライバーの出方も重要だったし、すべていい方向にいったんだ。今年はリードしていた時期や、うまくいかず苦しんだ時期もあった。今日は本当に全てのことがうまくいったよ。これが運のおかげかは知らないけれど、とにかく勝てたことは良かったし、それが大事さ」

kimi1021GP.jpg
GPupdate"Kimi Raikkonen"

ライコネンというドライバーは今どきにない古風(!?)なところがある豪快さを持ち合わせる人です。今どきのドライバーは、ストイックで、毎日トレーニングをかかさない人が多いですが、ライコネンは大酒飲んで、大騒ぎはするし、レースが気に入らない時はジャーナリスト達に食ってかかるし、最近もスノーモビル大会に”ジェームスハント”の偽名で出場してしまう「ちょい悪ドライバー」なのです。

そんなところが私は好きです。
本当に予想もしていなかったのにワールドチャンピオンになれてすごく良かったと思います。

来季はどうなるかなんて今はどうでもいいです。
とにかくフェラーリが勝って良かった!
おめでとうございます。スクーデリア・フェラーリ・マルボロ!
posted by ティフォジ at 00:00| F1第17戦 ブラジル グランプリ 10/21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

ブラジルGPファイナルT

インテルラゴスは真夏の陽気になりました。気温36℃路面温度53℃という灼熱の中で22人のドライバーたちは戦う事となりました。ドライバー達は頭にタオルを被って、その上から水をかけて、頭を冷やし、本戦に備えています。

しかし、最終戦です。泣いても笑ってもこれでワールドチャンピオンは決まってしまうのです。
初参戦の中嶋一貴は以外に冷静に「昨日はふたつのミスを犯してしまったので、Q1で脱落してしまった」と自分を分析していました。

スタート直前情報として、コヴァライネンだけがスーパーソフトタイヤでスタートを切る模様です。10周くらいでピットに戻って来るつもりでしょうか?スーティルが、エレメント交換をしてピットスタートとなっています。

いよいよここまで16回やって来たスタート。最後の17回目を切ることになります。

ブラックアウト!
スタートです。マッサの次にライコネンがピタリとつきました。アロンソが前に出ますがハミルトンが強引にアウトから仕掛けました!それによってハミルトンコースオフ。ここに来てルーキーの若さを露呈してしまうのでしょうか?

Start1021GP.jpg
GPupdate"Start!"

2周目、山本左近の後ろから、コースオフから復帰したフィジケラが接触。お互いかなりのダメージを受けます。(審議対象に・・・)フィジコはそのままリタイヤしてしまいます。

同じく、バリチェロがジャンプスタートで審議対象に・・・。地元GPなのに・・・。(ドライブスルーペナルティ)

8周目、ハミルトンが突如のスローダウン!車載カメラにギアパドルをパチパチやるが、”エラー”の表示が出ているのが、映し出される。しかし、しばらくすると正常に戻って、戦線復帰をします。18番手。

レッドブルのウェバーがコース上でストップ。コンストラクターズポイントでウィリアムズと争っているので、厳しい展開になってしまいました。

13周目、中嶋が琢磨を抜いて、12位へ浮上。14周目、今度は琢磨が一貴を抜き返します。15周目、中嶋が再度琢磨を抜き返します。抜きつ抜かれつの大接戦!

20周目、マッサがピットイン。上位陣、1回目のピットインが始まります。
21周目、ライコネンがピットイン。9.1秒の給油は相当長そうなスティントを想像させます。
22周目、アロンソがピットイン。8.7秒。ハミルトンもピットイン。

23周目、ターン1でスーティルがデビッドソンのインに入るも接触。

DavVSur1021GP.jpg
GPupdate"スーティルvsデビッドソン"

25周目、琢磨ピットイン。スーパーソフトタイヤを履くのに、9.1秒の給油をします。SSタイヤでも長いスティント持つのか?と各チームが琢磨に注目します。

31周目、中嶋がピットイン。定位置に止まれずに、メカニックを轢いてしまいます。

Nakajima1021GP.jpg
GPupdate"中嶋一貴ピット定位置に止まれず"

「スーパーソフトタイヤは長持ちしないし、使いづらい」との評判は完全に打ち消され、結構長持ちすることがわかって来ました。ブリヂストンの浜島さんも胸をなで下ろしていることでしょう。

36周目、ハミルトンがピットインで6.5秒は3ストッパーを意味しているのでしょうか?

コヴァライネンが2コーナーでお尻からクラッシュ。

ところで、スパイカーは来季チーム名を“フォース・インディア”と改名することをインテルラゴスで発表しました。いままではオランダのオレンジカラーでしたが、来季からカラーも変わるそうです。

ロゴには、インド国旗の色に染まった“F”の文字と、インドの世界を表す“1”があしらわれている(合わせて“F1”となる)そうです。

ここまでの順位
1位マッサ、2位ライコネン、3位アロンソ、4位ハイドフェルド、5位ロズベルグ、6位クビサ、7位トゥルーリ、8位ハミルトン、9位クルサード、10位中嶋、11位シューマッハ、12位佐藤、13位リウッツィ、14位デビッドソン。
posted by ティフォジ at 00:00| F1第17戦 ブラジル グランプリ 10/21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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